横浜中華街の【大三元酒家】は安くて美味しいものを店内で食べたいときにオススメ!!

2017年3月7日

横浜媽祖廟

こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。

横浜中華街にある「大三元酒家」というお店に行ってきましたので、レポートしていきます!

中華街ではいろいろなお店で食べましたが、最終的には

  • ちょっと高くても美味しいものを食べたいなら「聘珍樓
  • 普段使いくらいの価格で美味しく食べたいなら「大三元酒家

というところで落ち着きました。

もちろん、料理ごとに美味しいお店は中華街の中にたくさんあるのです。

が、点心を中心に炒め物・揚げ物まで何を食べても美味しいお店で、かつ価格も良心的ということで結局このお店に戻ってきてしまうんです。

今回はあまりにも美味しくて写真を撮るのを忘れてしまい、料理写真がちょっと残念な感じですが、大三元酒家のお料理をレポートしていきます!

 

 

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1. 大三元酒家へのアクセス

最寄り駅はみなとみらい線の「元町・中華街駅」ですが、もちろん根岸線の「石川町駅」からもアクセスできます。

石川町からの場合は、せっかくなら元町商店街を抜けていくルートがオススメ。南口を出て左手に向かい、元町商店街へ。真っすぐ歩いて右手にABCマートがある交差点を左折して、また真っ直ぐ。しばらく行くと左手にお店が見えてきます。

横浜中華街大三元酒家の外観

元町・中華街駅からの場合は、2番出口を出て後方へ。

セブンイレブンがある角を右に曲がって突き当りを少し左に進んだところ、右手にお店があります。

お店の左隣には「横浜媽祖廟」がありますのでわかりやすいですよ。

横浜媽祖廟

 

 

2. お店の雰囲気と席数、営業時間

お店はちょっと古びた感じで、昔ながらの街中華といった風情

混雑していないときは1階に案内されるのですが、こちらは4~8人くらいのテーブルが6~7卓。

これだけ見るとちょっと小さいお店にも見えるのですが、実は上にもフロアがあります。

そちらは大きめの宴会にも対応できるフロアですので、実はなかなかの大箱

そこそこ混雑していても、入店を断られることはまずありません。

 

雰囲気は、現在のおかみさんはとっても物腰柔らかで優しげ。それでいて、キビキビと動いてミスもないので安心できます。

それ以外の方だと、日本語がおぼつかない場合があったりぶっきらぼうだったりもしますが、基本的に皆さん優しいので嫌な感じの方に当たったことはありません。

インテリアは街中華っぽくて雰囲気が良いとは決して言えませんので、気合を入れたデートにはオススメできませんが、むしろ普段使いにはコレくらいのほうが落ち着きます。

 

決まった定休日はなく、営業時間は11時~22時まで。

日本の暦では動いていませんので、逆に言えば盆暮れ正月も元気に営業されています。最近は川崎大師での初詣帰りにこちらに寄るのが、僕の中では定番になりつつあります。

平日ランチは650円弱の価格帯で定食があって、ご飯はなんとおひつで出てきます。安くて美味しくてガッツリ。

 

料理は上海料理を標榜されていますが、それだけではなくて広東料理も混ざっていますし、日本の中華料理屋に多い何でもありのメニュー構成

味もかなり日本人に向けてローカライズされていますので、食べやすくて美味しいです。

 

 

3. 肉まん

このお店、店頭では食べ歩き用の点心を販売しています。もちろん、店内で食事のついでに頂くこともできます。

店頭で販売されているのは、肉まん、あんまん、チャーシューまん、ちまき

肉まんは大310円中260円の2種類があります。

大はそれだけでお腹いっぱいになってしまいそうなサイズですのでご注意を。

 

今回は、店内で中を注文。それでも直径15 cm以上はゆうにありそうなサイズ。

皮はふっくらふわふわで、しっかりとした甘みのあるタイプ。

餡はプリッとしてサックリ噛み切れる豚メインのもの。くさみは全く無いですし、スパイス類の香りもほとんどありません。醤油ベースの味付けで、日本人には馴染み深い味わい。

それでいて、プリップリの餡とホワホワ甘めの皮とのバランスも良くて、時々当たるたけのこの歯ごたえも楽しい。

派手さはないですが美味しい一品に仕上がっています。

 

 

4. 小籠包

大ぶりの小籠包が4個で600円という良心価格。

こちらはしっかりとした量のスープが中に仕込まれていて、スープも旨味のしっかりとしたものでとっても美味しい。

餡はやはりプリッとしていますし癖はありません。皮はモッチリ柔らか。

この小籠包だけでも食べる価値のある一品

 

 

5. 海老ニラ焼きまんじゅう

直径10 cm弱のサイズのものが2つで400円

パリッとサクッと焼かれた皮の中に、エビカツの餡のような、プリプリの海老・海老すり身とニラが仕込まれています。

サクサクぷりぷりと食感が楽しいですし、ニラのおかげでパンチもあって中華らしい一品に仕上がっています。

個人的には、行けば必ず注文する必食の品

 

 

6. ワンタン

横浜中華街大三元酒家のワンタン

写真は食べかけですみません…。

大振りのらーめん丼に、なみなみとスープが入ってその中にワンタン8個で500円

中華麺を入れてワンタンメンにしても650円です。

 

ツルッツルの雲を呑むような皮に、プリッとした餡。やはり癖がなくて日本人好みに仕上がっていますが、ベースのレベルがかなり高い。

スープも美味しくて、鶏ガラベースに干し貝柱などの旨味を感じる塩スープ。

ベースのスープがコレだけ美味しいと麺類を頼んでも美味しいので、夜でも麺類を1つだけ頼んで帰る、という方も結構いらっしゃいます。さらに点心をいくつか頼んでちょっと一杯、なんて形にしたらもう幸せすぎますね。

 



 

7. 青椒肉絲

横浜中華街大三元酒家の青椒肉絲

チンジャオロース1,400円

1,000円超えのお皿ですが、量もハンパないのでコスパはなかなか。2人でこれを一皿食べようと思うと、正直飽きてしまうくらいの量があります。

豚肉はプリッとした食感もありつつ柔らか。ピーマンは存在感のある切り方でシャキシャキの炒め上がり。竹の子もまたコリッとした食感があって、見事な炒め具合です。

ちょっと味付けが濃いのが気になりますが、4人以上で一皿を分けて食べれば丁度良いくらいの味付けなんだと思います。

 

 

8. 白菜のクリーム煮

横浜中華街大三元酒家の白菜のクリーム煮

今度はほぼ完食しかけですみません。

1,200円。これは広東系ですよね。

細長く切られた白菜が、クリーミーでいて鶏ガラの旨味もつまったソースで煮てあります。

上には彩りのハムも乗っています。

これまたボリューミーな一皿ですが、とっても美味しいので箸がついつい進んでしまいます。

 

 

9. チャーハン

横浜中華街大三元酒家のチャーハン

今度は半分食べちゃっています…。

650円

これも4人で食べて丁度良いくらいの量があります。

パラッパラの炒め具合で、たまごはややふっくら。チャーシューはしっかりとした歯ごたえの状態で入っています。こちらも醤油系の味付けで、日本人の味覚にあわせてあってとっても美味しい!

 

 

2人でこれだけ食べましたので、お腹はもうはちきれんばかり。

好きなものを適当に頼んで、お腹パンパンまで食べて5,000円ちょっと。

1人税込み2,500円くらいですから、そこらのオーダー式バイキングで食べるよりも安上がりなのに、圧倒的な美味しさ。

食べ放題のところに行くと、点心はたいてい買ってきたものなのですが、こちらは自家製。出来が断然違います。

メニューも、やはり何を食べてもハズレないです。

 

フカヒレの姿煮とか北京ダックとか、いわゆる高級食材を頂くのであれば、奮発して「聘珍樓」に行くべきだと思うのですが、いわゆる中華料理と言って思い浮かぶものが食べたいときには、値段的にも味的にも、そしてボリューム的にも間違いなくオススメできるお店です。

 

 

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