ボストン観光は何日必要? ボストン主要観光地の所要時間
こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。
今回は、旅行記番外編、ボストン観光の基本情報をお届けします。
ボストン観光に必要な日数を知りたい、市内の交通手段を知りたいという方に、役立つ情報をお届けしますよ!
その他、ボストン旅行についての情報は以下をご覧ください。
観光に必要な日数
ボストンは日本人にとってメジャーな観光地は言い難い街。
ニューヨークなど近隣の街を訪れる方が、ついでに寄るようなことがほとんどではないかと思います。
そうなってくると、気になるのが観光に必要な日数。できるだけボストン観光を圧縮して、他の観光地にも時間を回したいところですよね。
そこで、各観光スポットに必要な時間をご紹介していきます。これらの観光スポットを組み合わせて、必要な日数を計算してみてください!
アメリカ建国の歴史をたどる
ボストンは、移民が最初に訪れ、アメリカ独立戦争の舞台にもなった街です。
歴史の浅いアメリカ合衆国という国の中では最も歴史ある街の1つで、建国史に名を連ねる偉人たちや、建国史に関係する古い建造物などを見て回ることができます。
ただ、日本人にはあまり馴染みのないアメリカ建国史。下調べをしておかないと、「何が何やら」となりかねませんので、予習をオススメします。地球の歩き方を読んでおくだけで、大分違いますよ!
さてさて、ボストンは小さな町ですので、アメリカ建国史を見て回るのは比較的短時間で済みます。
アメリカ建国史にまつわる遺跡、建物、人物像などを巡る道順は、「フリーダムトレイル」としてセッティングされていて、道路に埋め込まれたガイド線に沿って歩くだけで見て回ることができます。
こちらがガイド線。この上を歩いていけば、有名な観光どころを一気にまわることができます!
フリーダムトレイル上にあるのは、
- 偉人の像
- 偉人のお墓
- 建国史にまつわる教会、議会など
- 独立戦争で活躍した軍艦
- ボストン最古のホテル
- ボストン最古のレストラン
などなどです。いわゆる「史跡」に該当するのは、このフリーダムトレイルを歩けばほぼ制覇。
そんな凄いトレイルですが、総延長は約4 km。歩くだけならわずか1時間の距離にまとまっています!
途中の教会、議場、偉人の家、軍艦などには入ることができます。また、トレイル上にはお土産物屋さんもありますし、途中休憩もされるでしょう。まったり楽しみながら歩けば、およそ半日といったところです。
フリーダムトレイルの詳細は、旅行記で写真とともに紹介していますので、ご参照ください。
他に史跡といえるのは、トリニティ教会くらいでしょうか。
こちらは、地下鉄Green LineのCopley駅を出ると見えますので、Copley PlaceやPrudential Centerなどへお買い物に行く際に、ついでに見るくらいで良いと思います。
美術館めぐり
ボストンやニューヨークは、美術館も有名なことはご存知の方も多いと思います。
先日も、東京国立博物館でボストン美術館の日本美術展をやっていましたしね。
ボストンには、有名な美術館が2館あります。
1つは、ボストン美術館。
こちらは、東洋美術の収集で有名。アメリカ美術や印象派にも力を入れています。
やはり日本人としては、国外で最高と言われるボストン美術館の日本コレクションを見ておきたいところ。
とっても広くて、歩くだけでも疲れてしまうような美術館ですので、半日は見ておきたいところ。
もう1つは、イザベラスチュワートガードナー美術館。
ボストン美術館のすぐ近くにありますので、一緒に訪問してしまいましょう!
こちらは個人収集家の美術館なので、ボストン美術館と比べると規模は小さめ。
ヴェネツィア風の建物、ルネッサンス期の美術品が主な見どころ。
ルネッサンス期の美術品にどの程度興味があるか次第だとは思いますが、それほど強い興味がなければ、2~3時間でサッと見てしまえると思います。
詳細はレポート記事をご覧くださいね。
大学めぐり(ハーバードとMIT)
ボストンのすぐ近くには、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)があります。
どちらも観光することができまして、ボストン観光においては主要な見どころの1つとなっています。
ただ、東大の安田講堂のように、大学を象徴するような建物はありませんし、キャンパスは周辺の街から明確には区切られておらず、どこからどこまでが大学かわかりにくいような感じですので、大学街の雰囲気を味わうといった楽しみ方になるかと思います。
主な見どころは、それぞれの大学の購買部。どちらも結構な広さがあり、趣向を凝らした様々な大学グッズが手に入ります。トンチの効いた面白いものも多いので、大学観光に行くなら購買部は必訪です!
雰囲気を味わい、購買部を回るだけなら数時間あれば十分。
ただし、ハーバードには美術館と博物館、MITには博物館があります。全部回ろうと思うと、半日を超える時間がかかってきます。
更に、どちらも学生がガイドをするキャンパスツアーがあります。これにも参加するなら、丸1日がかりになるでしょう。
ジョン・F・ケネディの足跡をたどる
ボストンにはジョン・F・ケネディの生家と大きな博物館があります。
あまりJFKの足跡をどうしても辿りたい、という方は多くないかもしれませんが、どちらも回ると半日程度の規模です。
アクティブに楽しむ
さすがに、ボストンで体を動かすようなアクティビティはあまりないと思います。
お子様がいらっしゃる場合には、水族館や科学館がありますので、市内で見るならそのどちらかになると思います。が、どちらも古めかしい作りですので、日本で水族館や科学館を回ったほうが楽しめるかも。どちらも、半日は必要ないと思います。
郊外で遊ぶなら、シックス・フラッグス・ニューイングランドがあります。アメリカで有名な遊園地チェーンのシックス・フラッグスの運営で、絶叫マシンの本場アメリカならではの、コースター類やその他ライドを取り揃えています。こちらに行くなら1日がかり。レンタカーで行って、夕方どこかでショッピングをして帰ってくる、というルートがオススメ。冬期は休業ですのでご注意を。
他に、ホエールウォッチングなどもあります。こちらは半日。
市内をめぐるツアーに参加する
市内をめぐり、水にも突入する、やたらとハイテンションなアナウンスが楽しい「ダックツアー」は半日かからない程度。
市内の名所を自転車でめぐるUrban Adventoursのツアーも半日かかりません。
乗り降り自由のトロリーで巡るトロリーツアーは、乗っているだけなら1時間半。名所で降りて観光するなら半日見ておいたほうが良いでしょう。
ショッピングを楽しむ
市内にあるショッピングセンターは、屋内で接続されている「Prudential Center」と「Copley Place」を回れば十分。と言いますか、他に大きなショッピングセンターが無いのです。2つ合わせるとかなり広いので、どちらも回るなら歩くだけで1時間程度。ブランド大好きな方なら半日がかりになると思います。
2つのショッピングセンターの周辺にもお買物スポットが広がっていて、これらもあわせて半日程度で楽しむのが良いのではないでしょうか。
また、Green LineのPark St.周辺にあるDowntownでは、Macy’sという比較的安価なデパートや、格安ファッションのPRIMARKなど、お手頃価格のショッピングを楽しむことができます。こちらは数時間程度。
郊外にはアウトレットモールもあります。市内からツアーで出かけるなら、半日かかります。
州内の遠方に出かける
ボストン市は観光資源に乏しいですので、日程に余裕があるなら遠方に出かける、という選択肢もあります。
例えば、ケープコッドは東京ディズニーシーにこの地域をモチーフにしたエリアがあることでも有名。ツアーで往復すると、1日がかりになります。
スポーツや音楽を楽しむ
これらは、それぞれの試合時間、演奏時間に依存します。
日本人選手では松坂大輔がかつて在籍したことでもおなじみMLBボストン・レッドソックスの本拠地、「グリーンモンスター」や「バンビーノの呪い」、で知られる野球場「フェンウェイ・パーク」では野球観戦ができます。野球ですので、試合時間は3時間前後~。試合開催日でなくても、見学ツアーは開催されています。
バスケットボールなら、NBAボストン・セルティックスのホームTDガーデン。
同じくTDガーデンは、アイスホッケーのNHLボストン・ブルーインズのホームでもあります。
他に、郊外にはアメフトNFLのニューイングランド・ペイトリオッツ、サッカーMLSのニューイングランド・レボリューションのホームとなるグラウンドもあります。
音楽鑑賞なら、かつて小澤征爾が音楽監督を努めた名門ボストン交響楽団のシンフォニーホール。基本的に公演は夜ですので、時間的な束縛は弱いはず。
以上で大体、ボストン観光の主要なポイントを列挙できたかと思います。
観光に必要な日数は掴めてきましたでしょうか。
特に「ここをじっくり見たい」というところがなければ、健脚の方ならフリーダムトレイル+大学めぐりで1日、美術館めぐりとショッピングで1日の丸2日を当てれば十分ではないかと思います。体力に自信がなければ、+1日見たほうが良いでしょう。
今回は、ボストン観光の所要時間を、主要な観光地ごとにご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
観光のイメージを少しでも掴んで頂けて、日程プランニングの手助けができましたなら幸いです。
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ボストン旅行記は以下の記事から始まります。
実際の観光編はフリーダムトレイルについての記事からです。
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