海外旅行での便秘を防ごう! ― 体調の心配なく海外旅行を楽しむために

2016年12月30日

stomachache2

 

こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。

海外旅行に行くと、慣れない土地での緊張や、野菜の少ない食生活で便秘になってしまいがちです。

便秘になってしまうと、肌が荒れたり、お腹に張った感じがあったり、なんとなくだるかったりといった症状が出て、海外旅行を存分に楽しめなくなってしまう可能性があります。

そこで、あらかじめ便秘の対策を打ってから海外旅行に出かけましょう!

ここでは便秘の原因ごとに、対策を3つに分けてご紹介しています。

しっかり原因を押さえて、的確な対策を講じれば、海外旅行でも便秘になることはないはず!

 

海外旅行に言った際のいろいろな不調が便秘に起因している可能性がある、というお話は以前の記事でご紹介しています。あわせてご覧ください。

 

 

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対策1|まずは、精神的な障壁を取り除こう!

海外旅行における、トイレの精神的な障壁

いきなり精神論かよ、なんのこっちゃ? といった感じかもしれませんが、便秘の原因として精神面って結構重要なんです。

例えば、痔の合併症として便秘になる方って結構多いんです。

たとえ軽度の痔であったとしても、「痛い」という恐怖心が便意を抑えてしまって、便秘になってしまうんですね。

 

同様に、トイレで用を足すことに精神的な障壁があれば、便秘になってしまうことが考えられます。

なんとなくトイレにいくのが嫌だな~、という思いが、便意を後退させてしまうんです。

では、海外でトイレにいくのが嫌だと思ってしまう原因は何でしょうか。

 

1つは、トイレが汚いことです。日本のように清潔なトイレばかりではないのです。もちろん、日本にも汚いトイレはありますが、海外の汚いトイレは次元が違います。

もう1つは、紙がない可能性。これは、紙を持っていくことで解決できますよね。

最後に、ウォシュレットがないこと。さすがに日本発祥の洗浄便座は、海外ではほぼ見かけることはありません。

 

ということで、これらの精神的障壁を1つずつ取り除いていきましょう。

 

汚いトイレを嫌がらずに済むように

海外の汚いトイレの、見た目が汚いことはもうどうしようもありません。

いきなり掃除を始めるわけにも行きませんからね。

 

気になるのは、やはり肌に直接触れる便座の部分

汚いトイレだと、ここに何をされているかわからないという恐怖が、便意を減退させますよね。

これ、僕が潔癖症というわけではないんですよ。僕は比較的汚いところにも耐性があるんです。家のトイレ掃除も、正直なところ数週間に1度するかしないかといったレベル。

海外のトイレで汚いところは、こんな僕でも嫌だと思うほどに汚いんです。本当に恐ろしいですよ…。場合によっては便座がないなんてこともあります。

 

こうしたトイレを安心して使うための1つの手は、除菌ウェットティッシュなどで拭くこと。

トイレで流せるウェットティッシュがベストですが、そもそも海外のトイレでこの手のウェットティッシュがちゃんと流れるかどうかわかりませんし、荷物を減らすという意味では通常の除菌ウェットティッシュをいろんなもの兼用で1つ持っておいても良いかもしれません。

ただ、いくら除菌したとはいっても、肌が直接触れるのはやはり抵抗感がありますよね。まして、便座がなかったりしたらどうしようもありません。

そんなときに便利なのが、便座シート。よく、公共施設のトイレなんかにおいてありますよね。

紙のシートを便座の上に敷くあれです。公共施設においてあるやつは、結構ズルズル動いてしまって使い物にならなかったりしますが、実はピタッと固定できるものが売られているんです。

以下のものは、1枚10円程度でとっても経済的。しかも、携帯用のポーチも付いていますから、海外旅行で小分けにして持っていくのにも便利です。

最悪の場合、便座がなくても潔癖症の方でなければこれを敷けばなんとかなるのではないかと思います。

いずれにしましても、「直接座らなくて済む」と思うだけで、だいぶ心が軽くなりますよ。

 

紙がない場合に備えておこう

トイレに入ったら紙がない…。もはや絶望するしかありませんよね。

アメリカは比較的しっかりと紙が整備されていますが、ヨーロッパだと無いこともままあります。アジアなら言わずもがなです。

そんな時のために、常時紙を携帯しておくと、安心感がありますよ。

ウォシュレットを携帯していればさらに安心

日本人が愛してやまないおしり洗浄便座。

ただ、海外での普及率は極めて低いです。

海外でもウォシュレットを使いたいという声を受けてのことなのか、各社から携帯用おしり洗浄器が販売されています。

ちなみに、ウォシュレットはTOTOの商標ですから、他社の商品には別の名前がついていますので、検索の際などは注意してください。

 

僕はこれを購入して、海外でのトイレに対する不安を完全に払拭することができました。

携帯用ウォシュレットは手で持って使うことになるわけですから、買う前は、上手く狙ったところに当たらないんじゃないかとか、ちょっとミスをするとノズルが便器についてしまうんじゃないかとか、いろいろと不安だったんです。

でも、実際に使ってみるとそんなこともなくて、むしろ備え付けのウォシュレットよりも衛生面で優れているんです。

そのあたり、詳しくは別記事で紹介していますのでぜひご参照ください。

 

 

対策2|丁度よいタイミングで代謝を上げてやることも大事

 

これは人によって効くか効かないかかなり違ってくると思いますので、そういうものだということをご理解の上、読み進めてください。

読み飛ばして次の項に行ってしまっても大丈夫ですよ。

 

僕は、毎日コーヒーを飲むと常に興奮状態になってしまって、目に映るすべてのものに対して集中力を働かせてしまって注意力散漫になったり、夜眠りが浅くなったりしてしまうので、できるだけコーヒーは飲まないようにしているんです。

ただ、朝起きて何となくボーッとしていて何に対してもやる気がわかない、元気が出ないことがあります。で、そういう日に限ってお通じもない。

そんな日には、コーヒーを飲みます。そうすると、ボーッとしていた頭が覚醒状態になって、仕事をやる元気が出てきます。さらに、腸である程度消化が進んだタイミングでコーヒーを飲むことができれば、お通じもくる。

 

これはコーヒーが効きやすい僕だからなのかもしれませんが、別に覚醒させてくれる飲み物ならなんでも良いんです。栄養ドリンクでも、エナジードリンクでも。

それを、最後の食事から8時間以上経過したタイミングで飲めば、腸が動きはじめてお通じがくるんだと思っています。

 

なぜこの項はこんなに自信なさげなのかといいますと、コーヒーのどの成分が効いているのか僕自身よくわかっていないんです。

カフェインではないんですよ。コーヒーよりもカフェインが多いはずの紅茶や緑茶では覚醒状態になりませんので。

一体何故なのかはわからないのですが、コーヒーを飲むと覚醒状態になって、代謝が良くなるのでお通じがくる、というお話です。

 

僕は時差ボケが直りにくい体質なので、海外旅行に行くと常にボーッとしてしまいがちです。

なので、海外旅行中は毎日コーヒーを飲んで、お通じを誘発しています。

僕には結構効く手法でしてコーヒーを飲むだけという簡単なものですので、効果の保証はできませんが皆様も一度試してみてください。

 

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対策3|食物繊維をしっかり取ろう!

 

お通じの問題は、やはり最後は食物繊維にたどり着きます。

むしろ、精神面の障壁を取り払い、きちんと代謝が働いている状態であれば、食物繊維さえ十分に取っていてお通じが来ないはずはないんです。

ですので、海外旅行中は意識して食物繊維を取るようにしましょう。

 

といっても、野菜の少ないアメリカなどの食生活で、普段の食事から食物繊維を取るのは至難の業。

アメリカ人も意外と食物繊維については気を使っていて、ちょっとオシャレなお店だと小麦に全粒粉(whole-grain)という食物繊維を多く含む小麦を使っていたりするのですが、日本人の口にはあまり合わないお味です。

ということで、食事以外の何か別の方法で食物繊維を取らなくてはなりません。

 

食事以外に食物繊維を取る方法としてオススメなのは、青汁や粉茶です。

野菜ジュースを飲めばビタミンまでかなり補えるのですが、殆どの野菜ジュースには水溶性の食物繊維しか入っていません

実は、食物繊維には水に溶ける水溶性と、水に溶けない不溶性の食物繊維がありまして、これらを1:2の割合で摂らなければならないのです。

したがって、積極的に摂取すべきなのはむしろ不溶性の方。野菜ジュースには含まれない不溶性食物繊維ですが、青汁や粉茶であれば、不溶性の食物繊維を含むものが多いんです。

 

ただ、水に溶かすタイプの青汁や粉茶は苦くて飲みにくいですし、ミネラルウォーターを用意してそれに溶かす必要がありますから、旅行で外に出ているときにパッと飲むというわけにもいきませんよね。

しかも、大抵1杯分の青汁や粉茶に含まれる食物繊維は3 g程度。

成人女性が1日に摂取すべき食物繊維の量は17 g, 成人男性なら19 gとされていますから、野菜をほとんど取れない生活では、最低10 gくらいは食事以外で補充しておきたいところです。

そうなってくると、毎食前か毎食後に青汁を飲む必要が出てきます。味的にも手間的にも大変ですよね。

 

なので、僕が普段持ち歩くのはゼリータイプの青汁というもの。

それこそ粉の青汁が入っているような小さな縦長の袋の中にゼリーが入っていて、食べたいときに封を破ってパクっと食べるだけなんです。

UMIの青汁ゼリー手持ち写真

コンパクトで持ち運びやすいですし、一瞬で食べられますから食前、食後に食べるのにも便利。水に溶かす必要もありませんので、手間もかかりません。

さらにさらに、黒糖抹茶味のものがありまして、青汁のあの味を意識することなく食物繊維が摂れちゃうんです。

黒糖抹茶味のものは、1個に食物繊維が2 g。1日3食、毎食前に食べれば、なんと6 g弱摂取できちゃいます。

旅行に一箱持っていっておくと安心ですよ。

【黒糖抹茶青汁寒天ジュレ】

 

この青汁ゼリーを購入すると、30本入りの箱で届きます。

UMI青りんご味青汁ゼリーの外箱
青汁ゼリーの外箱。中にゼリーが30本入っています。
UMI青りんご味青汁ゼリーの外箱裏面
青汁ゼリーの外箱裏面。原料は、食物繊維>リンゴ果汁>大麦若葉となっています。りんごの比率が高いのは食べやすさの証左。

 

中身1本を500円玉と比較すると、こんな感じ。

UMI青汁ゼリーと500円玉の大きさ比較
青汁ゼリー1本と500円玉の比較。ちょっと大きめのスティック状ですが、厚みがほとんどないので持ち歩きやすいですよ。

 

中身を出してみると…

UMI青りんご味の青汁ゼリーを少し出してみたところ
青汁ゼリーを少しだけ出してみました。普段はこんな感じで食べることになります。

さらにニュルンとだして、

UMIの青汁ゼリーを皿に出した状態

こんな感じ。見た目はかなり青汁っぽくなっていますが、食べてみるとビックリ。

黒糖抹茶の味しかしないんです。

不溶性の食物繊維をたくさん含んでいますから、舌触りは少しザラッとしますが、それ以外はまさに黒糖抹茶ゼリー!

これなら青汁が苦手な方やお子様でも大丈夫ですし、お食事前の口内リフレッシュにも使えます。

それでいて不溶性の食物繊維もしっかり補うことができるのですから、ありがたい存在です。

 

製造している会社は、業務用に出汁の粉末や、魚などから抽出した成分などの天然調味料を販売する業界の大手。

まさに、食品から成分を抽出することにかけてはプロなんです。大麦若葉の栄養成分を抽出して作る青汁ゼリーもこの会社だからこそ、十分な成分を保ちつつ作ることができたんだろうと思います。

 

通常30本入りで4,320円かかりますが、以下のリンクからですと2,160円で購入することができます。

「定期お届け」限定ですが、3回で停止できますからとりあえず3箱お試しというのもアリ。

【黒糖抹茶青汁寒天ジュレ】

 

 

海外旅行でお肉中心の食生活になってしまったときなど、便秘がちになって体調を崩してしまわないために、3つの対策をご紹介してきました。

  • トイレに対する精神的な障壁を排除する(除菌グッズや便座シート、紙やウォシュレットを持っておく)
  • 時差ボケでボーッとしているときには代謝を良くするためにコーヒーなどを飲む
  • 青汁などで食物繊維の不足を補ってあげる

この3つを実践するだけで、お通じがきやすくなって、体調不良も未然に防げると思いますよ。

ぜひ実践してみてください!

 

 

次に読むのにオススメの記事

携帯ウォシュレットのレビューは以下のページです。

 

海外旅行での食事による体調不良全般については以下の記事でご紹介しています。

 

その他、海外旅行の準備に関する記事は以下のまとめページからご覧ください。