名門大学ハーバード大とMITを巡る ― ボストン観光

2017年7月10日

harvard-symbol

こんんちは、ricebag(@ricebag2)です。

今回は、ボストンでも主要な観光地の1つ、ハーバード大とMIT(マサチューセッツ工科大学)に行ってきましたので、その様子をご紹介します。

 

世界中からトップクラスの頭脳が集まるこれらの大学。

ハーバードは比較的文系に強く(理系もあります)、MITは理系の単科大ということで、それぞれ大学のカラーが全く違うのが面白いです。

雰囲気を見るだけで楽しいのはハーバードですが、2大学とも同じレッドラインで回ることができますので、せっかくであれば両方まわり、180度異なるといっても過言ではない雰囲気を比べてみるのがおすすめですよ。

 

その他、ボストンの観光情報や旅行の手配情報など、様々な記事を書いています。詳しくは、以下の目次ページからご覧ください。

 

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ハーバード大学

立地とアクセス

ボストンの、チャールズ川を挟んだ対岸、ケンブリッジという街にある私立大学です。

ケンブリッジというとイギリスにも同名の地があり、そちらにはケンブリッジ大学というこれまた名門大学がありますが、アメリカのケンブリッジは植民地時代にイギリスのケンブリッジを模して作られたと思われる文教地区。

ボストン市内からは少し距離がありますので、地下鉄でのアクセスが便利。

Park StreetからRed Lineで北西方向に向かい、4駅目のHarvard下車です。

電車を降りたら、Harvard Crossingという表記に沿って出口へと向かいましょう。

ちなみに、このレッドラインはチャールズ川を渡ります。チャールズ川の手前に地上駅があり、そこから橋を渡って対岸へと向かいますので、チャールズ川を眺めることができます。なかなか良い景色ですよ。

 

ハーバード大学の基礎知識

ハーバード大学は、アメリカで最も古い大学。

イギリスの植民地だった時代、1636年に創設されています。

現在はUniversityですので総合大学。文系から理系まで、278もの専攻があるそうです。

そして何と言っても、アメリカ最高峰の大学として有名。

いくら奨学金制度が充実しているアメリカとは言え、ハーバードの場合は基本となる授業料が極めて高く、高校課程までの経路もお金持ちでないと辿れないようなルートがあることから、やはりお金持ちの子息が多いようです。

実際、生まれ持った気品とアメリカの最高学府であるという自負から、堂々とした雰囲気の学生が多いように思います。

キャンパスは非常に広く、観光で訪れる地域の他に、チャールズ川の対岸、ボストン市側にまでキャンパスが広がっています。こちら側は観光客のいない通常のキャンパスですので、わざわざ訪れる場所ではないと思いますが、観光客に紛れていない、素の学生の様子が見られるかも。

 

観光スポット

まずは、何と言ってもハーバードグッズを買うことができる生協がオススメ。

駅を出たら、左手に進むとCoopが見えてきます。ここは本屋さんなので、中を通って裏側の出口へと向かいましょう。裏側の出口を出ると、向かい側がお土産物店。

Tシャツ、パーカー、スウェットなどの衣類から、リュック、文房具、マグカップ、お菓子など、Harvardと文字の入ったありとあらゆる商品が置かれています。

中でも注目は、POLO Ralph LaurenやChampion、Nikeなどアパレル(スポーツ)ブランドとのコラボレート品。POLOのポロシャツは、一見普通ですが袖口にHarvardの刺繍があったり、Championのパーカーは各スポーツごとにアイコンとHarvardロゴとが入ったものがあったり、ここでしか入手できないブランド品があります。

文房具では、やはり有名ブランドのCROSSとコラボレートしたロゴ入りペンも。

メインの建物だけで3階まであり、隣の建物にも衣料品がたくさん置かれていますので、かなりの広さ、商品数です。「こんなものまであるのか」というような品もありますので、眺めるだけでも楽しいショップですよ。

 

ハーバードの駅からCoopとは反対方向に進みますと、正門とされているジョンストンゲートがあります。

Johnston-gate

遠い写真ですみません。

右手に見切れている建物が、マサチューセッツホール。1720年完成で、ハーバードで最も古い建物だそうです。

門から中に入ると、芝生のきれいなキャンパスが見えてきます。

university-hall

正面に見えるのは、1815年完成のユニバーシティホール。

その手前、アメリカ国旗の下にはジョンハーバードの像があります。

このジョンハーバードの像、大学創設者と書いた銘がついているのですが、そこには誤りが。

  • 大学創設年が間違っている(銘には1838年とあるが、実際は1836年)
  • ジョンハーバードは大学創設者ではない
  • そもそも、銅像はジョンハーバードと関係のない学生がモデル

もうむちゃくちゃです(笑)。あっているものが1つもない。銅像は一応、ジョンハーバードのものを作ろうと思ったらしいのですが、肖像画が見つからなかったので、カッコイイ学生をモデルにしたとか。

 

さて、ユニバーシティホールの左奥には、高い塔が見えてきます。

こちらは、メモリアルチャーチ(記念教会)という建物。

memorial-church

上部が見切れていますが、もうちょっと上まで伸びています。2つの大戦で亡くなった学生の鎮魂のために建てられた建物だそうです。

反対側には、ワイドナー記念図書館。

widener-library

タイタニック号の事故で亡くなった学生の親が寄贈したものだそう。

一学生の親がこれだけのものを寄贈するなんて、やはり当時は貴族の子息のための大学だった、ということが伺い知れますね。

 

駅から徒歩5分ほどで歩いていける範囲は、この程度。

さらに奥に進んでいくと、美術館や自然史博物館もあります。

美術館は4階建てで、印象派を中心にかなりの見応え。

自然史博物館は4館からなり、分類学的な見地で様々なものが並んでいます。

 

時間に余裕があれば、学生のガイドツアーに参加すると、見どころを案内してもらうことができます。

Harvard駅近くにある観光案内所が集合場所。

 



 

マサチューセッツ工科大学(MIT)

立地とアクセス

ハーバード大と同じケンブリッジにありますが、ハーバードよりはボストンに近い。

グリーンラインのHynes Convention Centerの駅付近から真っすぐ北に歩けば、ボストン市内から歩いてアクセスすることもできます。ちなみに、ここで渡るハーバード橋付近はチャールズ川の川幅が最も広い場所。ハーバード橋も500 m以上ある長ーい橋です。

電車でアクセスする場合には、レッドラインのKendall駅へ。ちょうどPark StreetとHarvardの中間にある駅です。車内案内ではMITとも言ってくれますのでわかりやすい。

 

MITの基礎知識

こちらは工学系分野で世界最高の頭脳が集まる大学。

設立は1865年で、工学系の大学としては極めて歴史の長い大学。

ハーバード大とは近隣にありますので、お互いにやや意識しあっているようです。というより、ハーバード大側は近くにあるし仲良くしようねくらいの意識、MIT側は自らのことをGeek(技術系のオタク)、Nerd(雰囲気がオタクっぽい人のこと)などと自虐的なことを言いつつ、ハーバードを恨めしそうに見ている、というような雰囲気でしょうか。

日本で言えば、慶応と理科大が隣り合わせであるような感じかな?

ただ、ハーバードとMITの間では相互に単位認定をしているようで、日本でいう教養課程のような感じで双方の授業をうけることができるそうです。

キャンパスは現代的な建物が多く、あまり見どころと言える見どころは無いかもしれませんが、キャンパス内を歩く学生や研究者の雰囲気がハーバードとは全く違いますので、それを感じるだけでも楽しいですよ。

 

観光スポット

Kendallの駅を出ると、すぐのところにガラス張りの明るくきれいな購買(Coop)があります。

こちらもやはり、ハーバードと同様に衣料品から文房具、マグカップなどの日用品、キーホルダーなどなど、様々なロゴ入りグッズが並びます。

ハーバードと違うのは、こちらには技術系大学らしい、トンチの効いた商品もあること。

やたらと難しい数式を書いて、「これのどこがわからないの?」と書いてあるTシャツや、元素記号を上手く使ったTシャツなど、ちょっと面白系の商品が並びます。

ロゴ入りグッズの並びには、e/c^2, √-1, PV/nRと3つの式が書かれたTシャツやマグカップも。

これは、特殊相対性理論の基本式e = mc^2を式変形して、m = e/c^2となるので、最初の式がm。

√-1は虚数単位なのでi。

最後の式は、熱力学の式である状態方程式PV = nRTから、T = PV/nRなので、T。

ということで、MITを表しているんです。

こんな遊び心に溢れたグッズが多く、見ているだけでも楽しい雰囲気。お店は地下もあり、こちらもやはりなかなかの規模です。

 

お店を出て右手方向に進んでいくと、変わった形の建物が見えてきます。

Ray & Maria Stata Centerというこの建物の中には、Huckで使われた様々な道具などが展示されています。Huckというのは、MITで伝統になっている、ウィットに富んだイタズラのこと。

MITのシンボルとなっているドームの上にパトカーを乗っけたりといったイタズラが行われていて、そのために使われたものが展示されているんです。

 

芝生を通り抜けて裏手の方に向かい、大きな通りに出るとロジャーズビルディングが見えてきます。

rodgers-building

この古代風の柱が使われた建物は非常に広く、チャールズ川側の芝生から見ると、MITのシンボルとなっているドームと建物の外観を同時に見ることができます。

 

マサチューセッツアヴェニューを挟んだ向かい側には、生協があります。食料品の購買部、小さなお土産物屋さん、ファストフード店などが入っていて、こちらはKendall駅付近の購買とは違って学生の憩いの場となっている模様。

 

そのままマサチューセッツアヴェニューを北に向かってしばらく行くと、右手にMIT博物館があります。

こちらは、こじんまりとした博物館ではありますが、科学館のような展示になっていて、子供から大人まで楽しめる内容。

1階にはミュージアムショップもあり、ちょっと変わった品々が売られています。

 

こちらのMITにも、やはり学生のガイドツアーがあります。平日のみなので、ハーバードのツアーと両方行くのは少し日程に工夫が必要になってしまいます。

集合は、ロジャーズビルディングの観光案内所。

 

 

 

ボストン近郊の2つの有名大学、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

建物やキャンパスのつくり、校風や学生の雰囲気など、全く異なる2つの大学を巡るのは楽しいですよ。

「ハーバード大卒業生(Harvard Alumni)」や、「MIT卒業生(MIT Alumni)」と書かれたグッズも購買で売られていますので、これらを買って卒業生になりきるのも楽しいかも。

 

では、今回はこのへんで。

 

 

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