Thornton’sでブランチ ― ボストンの食事
こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。
旅行記ボストン出張編、今回は、到着翌日に食べたThornton’sのブランチをお届けします。
この前の日夜にボストンに到着。その日は機内食でお腹いっぱいだったのに何故かポテチを食べてしまい、翌朝は何も食べられず。
そのままフリーダムトレイルを歩いてしまいましたので、そこそこお腹が減ってきました。
しかし、この日は日曜日なので、目星をつけていたホテル近くのお店は営業していません。
そこで、ネットでレビューを調べていて比較的評判の良かったこちらを訪問。
ボストンについて、他のレストランや旅行の手配方法など、各種記事は以下の目次ページをご覧ください。
Thornton’sの概要
アクセス
最寄り駅は、地下鉄グリーンラインの支線E線のPrudential駅。
近くには、Prudential CenterやCopley Placeなどのショッピングセンター、SheratonやMariottなどの高級ホテルがあります。
グリーンラインのE線は本数が少ないので、全線が通るCopley駅で降りてPrudential Centerを通り抜けるか、B, C, D線が停まるHynes Convention Centerで降りて、Hynes Convention Centerの横を通ってPrudential Centerの裏手に出たほうが良いかもしれません。
位置としては、Prudential CenterのHuntington arcade奥にある出口を出て、道路を斜向いに渡ったところ。下の地図でピンを打ったところの、大通りの向かい側です。
営業時間
営業時間は、平日の朝7時~午後4時までと、土日の朝8時~午後4時まで。
定休日はありませんが、アメリカの祝祭日などにはお休みになる場合もあるかもしれませんので、事前にご確認ください。
営業時間としては、完全に朝食、ブランチ狙いですね。
予算
予算は10ドル前後の、カジュアルなテーブルサービスレストランです。
混雑具合
yelpやtripadvisorなどのレビューサイトでの評判が比較的よく、行列が出来ていることも多いみたいです。
実際、僕が行ったのは11月下旬というオフシーズンの日曜、ブランチのピークも過ぎた12時頃ですが、数組が並んでいました。
2~4人がけのテーブルが10数個あるだけなので、回転はそれほど良くありません。タイミングが悪いと、結構待たされることもあると思います。
春から秋にかけては、外にテラス席も用意されるようです。目の前は大きな幹線道路で、雰囲気や眺めが良いわけではありませんが、お急ぎのときはテラス席を選ぶと、早く案内してもらえるかもしれません。
行列は、事前に名前を言ったりしない形式ですので、単に列の一番うしろに並べばOK。
先頭まで来ると人数を確認され、テーブルが空き次第、中へと誘導してくれます。
明るい雰囲気と豊富なメニュー
お店の雰囲気
全面ガラス張りのお店ですので、中は非常に明るい雰囲気。
木製の椅子に、テーブルクロスがかかったテーブル。
ただ、今回は1人でしたのでカウンターに通されます。
テレビではスポーツチャンネルが流れていて、厨房・カウンター付近のちょっと雑多な雰囲気と合わせて、スポーツバーのような感じです。
メニュー
メニューは、朝食メニューが主体。
パンケーキ、ワッフル、フレンチトーストなどのパン類、
卵やベーコン、ハム、チーズなどのおかず、
エッグベネディクトなどを組み合わせた様々なメニューがあります。
その他にも、サンドイッチ、ハンバーガー、ラップ、サラダ、パスタなど、ランチでも十分に対応できる品揃え。
ドリンクはやはりコーヒーを注文する方が多いですが、牛乳やジュースなど、朝ごはんらしい飲み物も取り揃えられています。
炭酸飲料はルートビアのみ。アルコール飲料はありません。
さて、これだけメニューが豊富にあると、迷ってしまいます。
こういったタイプの人気のある朝食店は、味はともかくとしてビックリするほどの量が出てくる、というのが僕の経験則。
普段なら安全策を取ってエッグベネディクトあたりを注文するのですが、今日は朝からそこそこの距離を歩いてお腹が空いています。
ごくごく普通の朝食メニュー名が並ぶ中で、明らかに異質な”Alex’s Crazy Two’s"というメニューを注文することにします。
注文すると、卵の調理方法と、トーストの調理方法を聞かれます。卵はスクランブルを選択。トーストは何を選択できるのかよくわからなかったので聞いてみると、White Breadで良いか、といわれます。有無を言わさぬ感じでしたので、それで。
ジャムとかつけてくれるのか、あるいはフレンチトーストにでもできるのか。周辺にトーストのあるメニューを頼んでいる人がいなかったので、このへんは不明です。
飲み物はコーヒー。
驚くほどのボリューム! 味は…
超ボリュームの朝食
注文すると、すぐにコーヒーを注いで持っていてくれます。ローストの深い、苦味の強いタイプのコーヒーで美味しい。目が覚めるストロングタイプですね。
メニューには、今回注文した食事は提供に時間がかかるとあったのですが、コーヒーをおかわりしているすきに、ものの10分で到着。予想通り、2皿の大ボリュームで出てきました。あ、コーヒーはもちろんお代わり自由ですよ。無くなったくらいのタイミングでおかわりを聞きに来てくれます。
まず、パンケーキがでかい!
普段ならこの2枚で十分お腹いっぱいですが、さらに右のお皿がヤバいです。
まず、左側に半分に切られたトースト×4切れ。つまり、2枚分ですね。8枚切りくらいの薄いトースト。ただ、2つに切ってサンドイッチのような形にしてある、その間に大量のバターが投入されています。
そして、ソーセージが2本、長~いベーコンが1枚(メニューには2枚とありましたが、今回1枚しかありませんでした)、ジャーマンポテト、大量のスクランブルエッグ。
味や特徴は?
パンケーキは、ふんわりとしたタイプ。バターだけで食べても良し、テーブル上にメープルシロップもありますので、これをかけても良し。取り立てて美味しいわけではありませんが、悪くない味。
トーストは、極普通のトーストなのですが、バターがキツい!
ソーセージは皮が硬く、ギッチリとした食感の肉肉しい味わい。なかなかジューシーです。ただ、胡椒がかなり効いているのと、何かしらのハーブが入っていてかなり癖がありますので、食べる人を選ぶかもしれません。個人的にはこれはアリ。
ジャーマンポテトは、こちらもローズマリーが効いた、かなりクセのあるタイプ。ポテト自体はホクホクで美味しいのですが、やはり万人受けはしないタイプ。
スクランブルエッグは適度な半熟具合で美味しいです。卓上のHEINTZのケチャップや、チリソースをかけて。
総評
かなり量の多いメニューとコーヒーを注文しましたので、チップを含めて15ドル。
テーブルサービスですので、チェックを要求してテーブル会計です。
アメリカでは、こういった量が多いんだけど味はあんまり…というような朝食店が大行列、ということが結構あります。
日本に輸入しても行列はできないであろうタイプですね。
こればっかりは、国民性の違いのような気もしますので仕方ないのですが、日本人が行って感動できるお店ではないと思います。
アメリカらしい朝食であることは間違いありませんので、そういったものを楽しみたいときにはオススメ。
ちなみに、僕はこの大量の朝食を食べた後、24時間は全く何も口にできませんでした(笑)
エッグベネディクトや通常メニューの方がオススメです。
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