超巨大! フロリダモールでショッピング ― ウォルト・ディズニー・ワールド旅行記番外編

2017年5月22日

フロリダモールフォーエバーXXIの店舗

こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。

今回のウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)旅行では、オーランド空港に到着後、Magical Expressという送迎バスで宿泊ホテルに向かうことはせずに、レンタカーを借りてフロリダモールというショッピングモールへ出かけてみました。

アウトレットモールとは違って、地場のお店も入っていて地元感を感じられるモールでありながら、スケールはアメリカンで超巨大!

ついでにアメリカではおなじみのスーパー(?)にも寄ってきましたので、そのレポートもしていきますよ。

 

 

スポンサーリンク

1. フロリダモールは超巨大

今回フロリダモールに立ち寄ったのは、

  • 妻からショッピングをしたいという要望があった
  • ブランド物を買い漁る趣味はないし、円高でもないのでアウトレットに行くメリットがなかった
  • アメリカらしい不思議なショップがありつつ、地場のお店やデパートも入っているモールに行きたかった
  • 大きいことは正義!
  • ついでにスーパーにも寄りたかった

といった理由。

 

このフロリダモール、空港からWDWに向かう方角上にありますし、どちらからもそれほど遠くないので、立ち寄るのにも便利な立地なんです。

今回、かなり早めにオーランドに到着する飛行機に乗りましたので、オーランド空港到着が14時30分頃。

なんだかんだで荷物を受け取り、レンタカーを借りてフロリダモールに到着したのは15時30分頃でした。土曜日のこの時間、フロリダモールは大混雑。

広大な駐車場を持つフロリダモールですが、駐車スペースを見つけるのは一苦労でした。

何とかJCPenney脇に駐車スペースを見つけ、このお店から攻略していくことにします。

 

JCPenneyというのは、アメリカ全土に展開するデパートチェーンの1つ。

アメリカのデパートは日本のデパートとはちょっと雰囲気が違っていて、平屋建て~3階建てくらいの高さです。

その代わり、各フロアが広め。その中で、化粧品、衣料品、日用品、寝具、玩具など様々な商品を販売しています。

フロリダモールにあるデパートは、各フロアの1辺が大体100~150 mくらいでしょうか。それが2フロアあります(日本では、例えば日本橋高島屋の1フロアが100 m×70 mくらいです)。

そしてフロリダモールには、そんなデパートがなんと4つも!

これだけでも巨大なモールだということがわかりますよね。

 

チョイと案内板を見てみましょう。

フロリダモールの案内板
フロリダモールの案内板。店舗数の多さをご理解頂けるかと思います。デパートは入りきらずに小さくカットされちゃってます。

薄い水色で塗られている、Dilland’s, macy’s, sears, JCPenneyの4つがデパートなのですが、大きすぎてマップに入り切らないので、小さくカットされちゃっています。

フロリダモール全体はかなり広~いのですが、行き止まりが少ないですし基本的には平屋建てのモールですので、全店舗見て回る分には1~2 km歩くだけで済みます

構造がわかりやすいのはありがたい限りですね。

 

さて、一店舗あたりの大きさがどれくらいかというと、例えば旗艦店舗の1つであるフォーエバーXXI外観がこんな感じ。

フロリダモールフォーエバーXXIの店舗
フォーエバーXXI(21)の店舗外観。写真の端から端まで店舗が続いていますが、手前にもまだ続いています!

写真の端から端までFOREVER XXIの店舗でして、手前側にも2階建て部分がちょっと続いています。日本のショッピングモール内店舗を想像していると、腰を抜かすほどのスケールです。

ちなみに、FOREVER XXIとH&Mがある場所の通路はなぜか屋外ですが、それ以外は全て屋内です。冷房もしっかり効いていますので、ご安心ください(その分、効きすぎている冷房対策は必須です)。

 

アメリカのショッピングモールの中でも、比較的大型の部類に入るフロリダモール。

店舗数はなんと250以上!

全ての店舗が上のFOREVER XXIのように大きいわけではありませんが、それでも各店舗、日本の常識では信じられないくらいの奥行きの長さがあります。

 

sponsored link



 

2. フロリダモールではどのショップを見るべきか

様々なブランドが立ち並ぶフロリダモール。

ですが、日本にあるブランドを見てもあまり意味がありません。

ものすごい円高でもなければ価格優位はありませんし、特に衣料品は日本人のサイズに合わないことが多いのです。

 

もちろん衣料品でも小さなサイズはあります。ですが、ことごとく幅に対して丈が長い。縦に細長いのです。

体のラインに合わせれば丈や袖が長すぎて、丈に合わせれば入らない…。人種の違いを見事に思い知らされます。

 

逆に日本の衣料品はサイズが合わない、という方でなければ、衣料品狙いで行くのはオススメできません。

むしろファッション小物や雑貨、化粧品などをターゲットにしていくべき

 

中でも、グローバル展開をしていない地場のお店がオススメ。

特にフットウェアやアクセサリーは、日本であまり見かけないものも多くありますので、ぜひご覧になってみてください。

 

他にもプロテイン専門店やジャーキー専門店、m&mの専門店など、ちょっと変わったお店もあってアメリカならではな雰囲気を楽しめますよ!

フロリダモールのm&mワールド
m&m worldという、m&m専門店でありm&mのアミューズメント施設のような店舗。ありとあらゆるm&mグッズが売られていて、お店の中にはチョコの甘~い香りが立ち込めています!

 

 

3. お買い物を楽しむ際の注意事項

アメリカのお店で快適にショッピングを楽しむために、注意すべき点があります。

それは、お店の方から声をかけられたら、必ず返事をすべきということ

店員さんと目があったり、あるいはただ前を通りかかっただけでも声をかけられることがあります。

それをスルーしてしまうと、「奇妙なやつ」といった目で見られてしまってその後の対応がおかしな感じになってしまいますし、最悪の場合、堂々と客の前で悪口を言い始めます。

 

もちろん完璧な日常会話や世間話をする必要はありません。

2フレーズで大体の声かけには対応できますので、ぜひ覚えておいてください。

 

1つは、挨拶をされたと思ったら

Hello」や「Hi」などと返します。

挨拶にしては長いな、と思ったら「How are you doing?」などと聞かれていますので、適当に「good」などと答えておけば大丈夫です。

 

もう1つ、何かゴチャゴチャっと言われたら、たいてい「何かお探しですか?」「何かお手伝いできることはありますか?」といった声掛けですので、

Just looking!」と返しましょう。

「見てるだけ」という意味で、これを答えれば店員さんは一歩引いてお店の中を自由に見せてくれます。

 

靴屋さんだけはもう一点注意事項があります。

箱に入った靴がゴチャゴチャとならんでいる低価格のお店なら問題ないのですが、棚にキレイにディスプレイされているお店の場合は、ためし履きの前に店員さんにひと声かけましょう。

「May I try this?」などと聞けばOK。

ちなみにアメリカの靴のサイズはインチ表示。日本のcm表示は無いことがほとんどですので、あらかじめご自身のサイズを調べておきましょう。例えば以下のサイトに換算表があります。

 

 

4. フロリダモールへのアクセス

フロリダモールはオーランド空港からWDW方面に少し行ったところにあります。

 

空港から向かうとなると、荷物もあるでしょうからレンタカーが現実的。

オーランド滞在中に向かわれる場合は、タクシーがUberが便利。

Uberはタクシーを格安で利用できるアプリです。いわゆる白タクをUberという元締めが管理しているようなシステムなのですが、かつての怪しげな白タクと違って利用者も安心できるシステムが構築されています。

例えば、支払いはUberを介して行われますので、利用者が目的地に到着するまで運転手にお金が入ることはありません。

また、運転手も利用者も双方がお互いを評価し合うシステムで、その評価によって運転手は仕事の量が上下してしまいますから、普通のタクシーと比べても接客が丁寧です。

WDWからフロリダモールに向かわれるのであれば、20ドル程度で行ける(普通のタクシーなら30ドル以上かかります)金銭的にもおトクなシステムですので、ぜひ試してみてください。

日本でUberのアプリをスマホにインストールしておけば、現地でも使えます。

車を呼びたい場所でネットに繋いで、目的地を入力すれば10分以内くらいで配車されます!

 

sponsored link



 

5. フードコートで食事をしてみる

今回フロリダモールには15時30分から19時過ぎまで滞在していました。

夕飯時を挟んでいたので、フードコートで食事をしてみます。

 

巨大ショッピングモールだけあって、フードコートもなかなかのスケール。

フロリダモールのフードコート
フードコートの様子。広すぎて全体を写真に納めることはできませんでした…。

広すぎて写真に撮れません…。

 

今回食べたのは、Charley’s Philly SteakとTaco Bellというお店。

 

Charley’s Philly Steakは、その場で鉄板で焼いた薄切りのステーキをパンにサンドして出してくれるお店。Phillyというのは、こういったタイプの料理がフィラデルフィア発祥なのでついた名前です。ファストフードのチェーン店で、全米に展開しているお店です。

フロリダモールのCharley's Philly Steak
Charley’s Philly Steaksのお店。注文を受けてから鉄板の上でお肉を炒め始めます。

こちらで注文したのは、チキンのPhilly Steak。

フロリダモールCharley'sのチキンPhilly Steak
チキンのPhilly Steak。大量のチキンステーキ、トマト、レタス、チーズなどがサンドされています。

味付けもシンプルで、日本人からすると「雑」な料理にも見えますが、意外とジューシーで美味しいです。

ポテトも含めて1,000 kcalとボリュームたっぷり!

 

Taco Bellは日本にも進出しているお店。数年前に再進出した際は話題になりましたよね。アメリカ風メキシコ料理、いわゆるTEX-MEX(テキサスメキシカンの意)のファストフードチェーンです。

フロリダモールのタコベル
タコベルのお店。メニューが豊富ですし、何より安い!

僕はタコベルやTEX-MEXを愛してやまないので、日本で食べられるとわかっていてもアメリカでタコベルを見つけるとついつい食べてしまうのです。

タコベルは行く度にキャンペーンメニューのような安いセットが変わっていて、なかなかにわかりづらいのですが、今回はタコス2種類+ブリトー+ドリンクのセットが安かったのでそれを買ってみました。確か税込みで8ドルくらいだったかと。

フロリダモールタコベルのタコス+ブリトー
タコス2種+ブリトーのセット。タコスだけだとお腹に溜まらないので、持つとズッシリ重いブリトーがありがたいです。

タコスはこんな感じ。

フロリダモールタコベルのタコス
タコス。チェダーチーズ、レタス、タコミートなどなどがカリッカリのクリスプなタコス生地に挟まっています。

こちらもやたらと重量感のあるブリトーのおかげでしっかりお腹にたまります。

具材を惜しげもなく巻いてくれるのが素晴らしい!

 

こんな感じで初っ端からエンジン全開、アメリカンなものばかりを満喫して食事を終えました。

食後には、mochiというフローズンヨーグルトのお店がありましたので、そちらでフローズンヨーグルトを。量り売りですので、巨大な容器に好きなだけフローズンヨーグルトとフルーツ、チョコなどのトッピングを乗っけて重量の分支払うという形式。

フローズンヨーグルトはソフトクリームのような見た目ですが、かなりサッパリとした味わい。チョコやストロベリーなど、ヨーグルト感の薄いものもありますが、いずれもかなりサッパリです。

アメリカではヘルシーなデザートとして一時全米を席巻する勢いで普及してそのまま定着した感があります。日本でもスカイツリー下のソラマチなど、ときどき見かけることもありますが、そもそもこれだけ甘いものに対して「ヘルシー」という感覚を日本人が持つことはなさそうですので、はたして普及できるのかどうか。

 

 

6. スーパーで買い出し!

WDWに一週間滞在するからには、スーパーでの買い出しは必須です。

ネットスーパーで注文してお部屋まで届けておいてもらうという手もありますが、今回はレンタカーを借りてしまいましたから、ついでに実店舗で購入してホテルまで運ぶことにしました。

 

向かったのは、フロリダモールの敷地脇にあるTarget。

米国全土に店舗を持つ一大チェーンで、スーパーやドラッグストアの他、衣料品、日用品、キッチン用品、玩具、ゲーム、音楽、家電などなど様々なものを取り扱っているお店です。

日本で言うイトーヨーカドーみたいなイメージの総合スーパー(GMS)というやつで、ウォルマートよりは少しオシャレで質の良いものを取り扱う中所得者層向けのチェーン。

 

お土産になるようなちょっと高めのギラデリ、リンツなどのチョコレートも(安い価格で)販売していますからアメリカ旅行のときには好んで使っています。

お店の外観はこんな感じ。

フロリダモール脇のTarget外観
フロリダモール脇のターゲット外観。ロゴの洗練された感じが、Walmartよりも少しだけ高級感を出しています。

 

中に入ってみると…なんと! ここのTargetはすごく小さくて、生鮮食品の取り扱いもありません

そのせいで食料品売場自体も極めて狭くて品揃えが悪いので、買い出しに使うお店としては選択ミス。

ですが、時間も結構遅くなってきていましたので、ここでお買い物を済ませることにしました。

  • 水500 mlペットボトル×24本(3ドルくらい)
  • 水1ガロン(1ドル)
  • 巨大なコーンフレーク(5ドルくらい)
  • 牛乳1ガロン(4ドルちょっと)
  • コーンフレーク用の紙皿(バラ売りがなくて、100枚位入って3ドル)

といったものを購入します。

水は普段、このくらいの金額だとpurified water(浄水器を通しただけの水道水)なのですが、今回は天然水が安かったのでそれを購入。

牛乳1ガロン(3.8リットル)を購入するのは不安に思われるかもしれませんが、アメリカの牛乳は比較的賞味期限が長くて、2週間位平気でもったりするので大丈夫です。

賞味期限がやたらと長いのは、添加物を入れているわけではなくて、日本みたいに風味を気にして低温殺菌をしたりせず、高温でガッツリ殺菌をしているからです。風味は飛びまくってますが、安全性は問題ありません。

 

他にもばらまき用のお土産にギラデリのチョコレートを買ったりして、お買い物終了。

 

ちなみに、このTarget、狭いとはいっても廊下のスケールはこんな感じ。

フロリダモール脇ターゲットの通路
通路を写真に撮ってみるとこんな感じ。奥が見えないほど広く感じますが、実はこれでもかなり狭い方。

置くまでだいぶ距離があるように見えますし、通路の幅なんかもアメリカンスケールで、日本とは比較にならないスケール感を楽しむことはできます!

 

 

そんなこんなでフロリダモールとその周辺でのショッピングを満喫し、宿泊先であるDisney’s Port Orleans Resort – French Quarterへと向かいました。

 

 

7. 次に読むのにオススメの記事

レンタカーを借りた初日についての記事は、以下のページにまとめています。成田からオーランドへの飛行機や乗り継ぎ情報、フロリダモール散策、宿泊したポートオーリンズリゾート・フレンチ・クオーターに関する情報などは、こちらからご覧ください。

 

その他の日程の旅行記、WDW旅行の準備方法などに関する記事は、以下のページにまとめています。あわせてご覧くださいね。