ディズニーが作った植物工場を見学! 【リビング・ウィズ・ザ・ランド】in エプコット

2017年10月24日2017WDWWDW, 旅行記, 観光

WDWエプコット「リビング・ウィズ・ザ・ランド」ミッキー型レタス

こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。

今回は、フロリダ州オーランド近郊のウォルト・ディズニー・ワールド(以下WDW)4大パークの1つ、エプコット(以下EP)にあるボートタイプのアトラクション「リビング・ウィズ・ザ・ランド(Living with the Land)」をご紹介していきます。

 

ディズニーが1982年から(本気で)取り組んでいる、植物工場と植物生産の研究。

その現場を実際に、ボートに乗って見て回ることができるアトラクションです。

楽しいし、ためになる。ここで作られた野菜やフルーツは、実際にパーク内のレストランでも使われているといいますから驚きです。

この記事では、アトラクションに実際に乗車してきましたのでその詳しい内容や、混雑状況、効率的に乗車するためのオススメ攻略法などをご紹介していきます。

 

オススメ度

 

  • 予習必要度 ★★☆☆☆ できれば欧米で作られる野菜の名前とその英訳を予習しておくと良いかも
  • 英語必要度 ★★★★☆ 見て回るだけでも楽しいのですが、英語がわかるとより楽しめます
  • オススメ度 ★★★★☆ ここにしかない、ここにしか作れないアトラクションですので、是非体験を!

 

古いアトラクションではありますが、未だに古さを感じさせない、しかも時代がこのアトラクションに追いついてきたかのような内容。エプコットでは唯一、1982年のオリジナルの形をほぼ保っているだけあって、楽しいアトラクションですよ!

 

 

1. リビング・ウィズ・ザ・ランドの基本情報

まずは、リビング・ウィズ・ザ・ランドの概要や歴史、混雑状況、オススメ攻略法などをご紹介していきます。

アトラクションの詳しい内容はもう少し下で!

 

1.1 リビング・ウィズ・ザ・ランドの概要と歴史

WDWエプコット「ランド館」内装
ランド館の内装。地球の柄が描かれた気球のようなものが、いくつもぶら下がっています。

リビング・ウィズ・ザ・ランドは、エプコットのオープンと同時、1982年にオープンしたアトラクションです。

イッツアスモールワールドやカリブの海賊のようなボート型のライドを2両連結し、屋根を付けて、さらに各ライドにスピーカーも設置した(当時としては)先進的なライドシステム。

WDWエプコット「リビング・ウィズ・ザ・ランド」ライド
ボート型のライド。2両連結されていて屋根付き。スピーカーによる自動ガイドまで完備されています。

序盤はオーディオアニマトロニクスや映像表現などを使ったシーンを巡り、生態系や土壌などについて学習していきます。

しばらく進むと実際に植物を生産している温室へと出て、各種食材や植物を最適な条件下で育てている植物工場を見学するツアーへ。

日当たりの均一性に考慮して植物を移動させ続けるシステムなど、先進的なシステムが目を引きます。

 

実はこのアトラクション、1982年の稼働開始時は「リッスン・トゥ・ザ・ランド(Listen to the Land)」という名前でした。

1993年にマイナーチェンジがあって、現在の「リビング・ウィズ・ザ・ランド」という名前に変わっています。

が、この変更は本当にマイナー。一番大きかったのは、かつてはライドにガイドさんが乗っていたのが、自動音声に変更されたこと。

僕が最初にWDWを訪問した時にはまだガイドさんが乗っていたのですが、現在との違いはガイドさんに視界を遮られるかどうかくらいだったように思います。

その他、最初のダークライドゾーンでは1シーンが入れ替えられていたり、研究室の位置が変わったりしているようですが、本筋の変更なく35年以上稼働し続けていることになります。

 

エプコットの、特にフューチャーワールドは科学をテーマにしたエリアですから、科学技術の進歩に伴ってアトラクションが頻繁にアップデートされています。

そんな中で、農学という科学の1ジャンルをテーマにしたアトラクションでありながら、アップデートの必要がないどころか未だに古さを感じさせない、しかも植物工場を作るというプロジェクト自体は最近の流行りで、時代が後から追いついてきた感のあるアトラクションというのは本当にスゴいです。

是非とも1982年に作られたアトラクションだということを念頭に置いた上で体験していただきたいところです。

 

1.2 リビング・ウィズ・ザ・ランドの混雑状況とオススメ攻略法

リビング・ウィズ・ザ・ランドのライドは、横4人乗り×5列×2両編成の40人乗り(車椅子対応ライドは、後ろの編成が3列に減少します)。

ただし、よほどの混雑時意外、各列に相乗りはさせませんので、実質は20人~30人程度の乗車で運営されることが多いです。

このライドが約1分30秒に1台出発していきますので、1時間に最大1,600人が乗車できますが、前述の事情を考えると実質は800人~1,200人程度と見るのが妥当でしょう。

決してハケが良いとはいえないアトラクションです。

 

それでも、ゆったりとしたアトラクションでディズニーキャラクターも登場せず、古いアトラクションだということもあって、それほど人気がありません。

ジャーニー・イントゥ・イマジネーション・ウィズ・フィグメントと比べれば、アトラクションの内容的にも、ソアリンという人気アトラクションの出口正面にあるという立地的にも行列は伸びやすいのですが、長くても30分程度、混雑期でもせいぜい40分といったところでしょう。

午前中であれば、ほぼ待ち時間はない状態で乗れるのではないかと思います。

 

オススメは、やはり午前中のうちに攻略してしまうこと。

Fast Pass+は、他のアトラクションが軒並み埋まってしまって、このアトラクションくらいしか選択肢がない、という状況でもなければ取る必要はありません。

アトラクションの乗車時間は約16分ほどありますので、午前中にフューチャーワールドを回っている間で、30分前後の空き時間ができたタイミングで狙ってみましょう!

 

 

2. リビング・ウィズ・ザ・ランドの乗車レポート

それでは、実際にリビング・ウィズ・ザ・ランドを体験した際のレポートと詳しいアトラクションの内容をご紹介していきます!

 

2.1 ダークライドゾーン

ボートが出発すると、まずはダークライド(屋内で映像やオーディオアニマトロニクス(動く人形)を使った展示を見るアトラクション)のゾーンに入ります。

ここでは、熱帯雨林や

WDWエプコット「リビング・ウィズ・ザ・ランド」原始の地球
原始の地球。地球の成り立ちから始まり、続いて熱帯雨林の肥沃な大地を見ることになります。

砂漠、

WDWエプコット「リビング・ウィズ・ザ・ランド」砂漠
砂漠。荒涼とした大地ではありますが、ここにだって生態系はありますし、植物もあります。

アメリカの大地

WDWエプコット「リビング・ウィズ・ザ・ランド」アメリカの大地
アメリカの大地。大地の成り立ちとアメリカの農業についての解説があります。

などを巡りながら、大地の成り立ちやそこで形成される生態系、どんな植物が生えるかなどの解説が流れます。

思いっきり英語で学術的な解説(小学校の理科レベルではありますが)ですので、英語が苦手な方は少し退屈してしまうかもしれません。

あらかじめ土壌についての知識を持っておくと、少しは理解しやすいかも。

 

2.2 植物工場の見学ゾーン

続いてボートは温室へと進んでいきます。

WDWエプコット「リビング・ウィズ・ザ・ランド」温室
ドーム状の透明なパネルで覆われた温室。最初の温室は熱帯雨林系の植物を育てています。

温室とはいっても、かなり快適な温度がキープされています。ボートに屋根があるおかげで、透明な屋根から入り込む日差しも避けられますから、天候面で気になるところはありません。

 

最初の温室は、熱帯雨林系の植物を育てているところ。

  • マカダミア
  • かぼちゃ
  • シナモン
  • 黒胡椒
  • ドラゴンフルーツ
  • マンゴー
  • キャッサバ
  • カカオ
  • バナナ
  • プラム

などなど、馴染みのある名前がならんでいます。

時期によってはミッキー型のかぼちゃも見られるみたいですよ。

 

続いて、魚を飼育しているエリアへと入っていきます。

WDWエプコット「リビング・ウィズ・ザ・ランド」魚エリア
魚を飼育しているエリア。もちろん観賞用ではなく、水を循環して使うためのアイデアのようです
WDWエプコット「リビング・ウィズ・ザ・ランド」ティラピア
実際に飼育されているティラピア。他にも何種類かの魚が飼育されています。

もちろん、単なる観賞用ではなく、一部の魚はパーク内のレストランで食用として供されています。

また、水槽の水は栄養分に富むので植物育成用の水として使い、植物プラントを通過した水は濾過されているので再び水槽の水として使う、という循環系が構築されているそうです。

  • ティラピア
  • バス
  • ナマズ
  • エビ

などが飼育されています。

 

ここを抜けると、3つの実験的な温室を通過していきます。

ミッキー型に彩られているレタスがあったり

WDWエプコット「リビング・ウィズ・ザ・ランド」ミッキー型レタス
ミッキー型に色がついているレタス。角度的に気づきづらいので要注意です(僕も後で写真を見て気づきました)。

クルクル回転させることで日当たりを均等にしているレタスや

WDWエプコット「リビング・ウィズ・ザ・ランド」回転するレタス
ぐるぐる自動回転しているレタス。不思議な育て方ですが、日の当たり方を均等にしているんだそう。

レールに沿って動かし続けながら育成している野菜など、

WDWエプコット「リビング・ウィズ・ザ・ランド」レール付き野菜
レールに沿って動かし続けている野菜類。大昔からあったとは思えない、未来的な生産設備です。

未来の植物工場といった雰囲気の実験的な育成方法を見て回ることができます。

 

途中には、研究室を覗ける窓も。

WDWエプコット「リビング・ウィズ・ザ・ランド」研究室
窓から研究室を覗くことができます。何をしているのかはさっぱりわかりませんが…。窓付近には、ミッキー型に試験官が差されています(写真の右側)。

 

最後に、世界の農産物生産者と農産物の写真が展示されたスペースを見て、アトラクションは終了。

 

15分強に渡って、のんびりまったりとスンゴい野菜工場を見て回ることができました。

季節によって育っている野菜は違ってきますし、時間帯によっても花の開き方など、細かな違いがあるようです。

植物を相手にしているだけに、何度乗っても楽しめるアトラクションですし、休憩にもなってなかなか便利

特にミッション:スペースでぼろぼろになった後なんかには、とっても癒やされるアトラクションです。

個人的にはいろんな育て方の野菜を見ているだけでとっても楽しいので、このパークでも上位にあげたい素晴らしいアトラクション。

英語が苦手な方は途中の解説が理解できないと思いますので、野菜工場等の予備知識を持っておくと、何が行われているのか理解しやすいかもしれません。

 

ここで作られている野菜は、同じランド館にある「ガーデン・グリル」で食べることができます。

育てられている魚は、シー・ウィズ・ニモ・アンド・フレンズの「コーラル・リーフ・レストラン」で頂くことができますよ。

 

 

3. 次に読むのにオススメの記事

この日、このあとはエプコットのシンボルである「スペースシップ・アース」の中を巡りつつ、科学史や理想の未来を見られるアトラクション「スペースシップ・アース」に乗車しました。

球体の中に無理やり作っているので、昇り降りが激しい「イロモノ」ですが、中の展示もしっかりとしていて、最上部にはプラネタリウムもあったり、意外と楽しめるアトラクションです。

詳しくは以下の記事でご紹介いています。

 

この日は丸一日かけてエプコットを楽しみ尽くしました。

その他のアトラクションの個別記事へのリンクや、どのくらいの時間にどこに行けばエプコットを楽しみ尽くせるのかなど、お役立ち情報を以下のページにまとめています!

 

WDW旅行の予算や必要日数、予約方法をはじめとして、当ブログのWDW関連の記事は、すべて以下のページにまとめています。

あわせてご覧ください!