ボストン最古のホテル・オムニパーカーハウスホテルに宿泊!

2016年12月1日



こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。

今回、ボストン出張で宿泊したのは、ボストン最古のホテルである、オムニパーカーハウスホテル。

歴史があり、威厳と風格が漂うこのホテルの内部をご紹介します!

 

ホテルの手配方法やその他ボストンの観光情報などは以下の目次ページをご覧ください。

 

 

オムニパーカーハウスホテルの基本情報

立地

オムニパーカーハウスホテルは、グリ―ンライン、レッドラインのPark Street駅からTremont Streetを北西方向に2分ほど歩いたところにあります。

ボストンコモンという美しい公園からは目と鼻の先。

ホテルの裏手には、ダウンタウンのショッピング街があり、Macy’sを始めとしたデパートやブティックなどでのショッピングにも便利。食事も高級店から、安いフードコート、ファストフードまでよりどりみどり。

クインシー・マーケットにも近いので、夜ふらっと出かけてクラムチャウダーを、なんてこともできますよ。

そして、観光という点では、フリーダムトレイルの起点であるボストンコモンの観光案内所が近くにあり、ホテルの隣にはキングス・チャペルや旧市議会議事堂もあるという素晴らしい立地。

地下鉄を使う場合には、要所を回ることができるグリーンラインと、MITやハーバードに行くのに便利なレッドラインの2線を使うことができますので、本当に文句のつけようがない立地です。

綺麗なWalgreensという都市型スーパー兼薬局も徒歩1分のところにありますよ。

 

歴史

オムニパーカーハウスホテルが建てられたのは1855年。

建設から160年以上が経過しています。内装は、古いものの良さを残しつつリノベーションされていて綺麗。

これまでに宿泊した客の中には、アメリカの文豪ロングフェローや野球界の伝説ベイブ・ルース、ケネディ一族などがいるそう。

歴史と権威あるホテルです。

 

予算

今回は、Expedia経由で、1泊あたり税サ等全て含めて1万円程度で宿泊しています。

ボストン市内は安いホテルが少なく、特に今回は安い部屋が全く取れなくて、このホテルのこの値段が最安という状況でした。

こちらのホテルは、通常はもう少しお値段が張るのですが、幾つか8平米しかない、極めて狭い部屋がありまして、そうした部屋は税抜き85ドル~といった比較的安い金額で泊まることができます。

ただし、定員は1名です。

2名泊まれる通常の部屋は、2万円程度~。混雑期には、最安で3万円台~という値段になります。

 

 

 

内装と客室

内装

落ち着いていながら、豪華さも忘れない内装。特に、ロビーはかなり豪華です。

エレベーターのドアがこんな感じ。

かなり細かい装飾がなされた、金色のドア。このエレベーターが4台並んでいますので、壮観です。

1階には、他にバーとお土産物店が。バーのThe Last Hurahはマティーニが有名らしいですよ。

 

自分の部屋がある階のエレベーターホールはこんな感じ

天井の照明こそ小さなシャンデリアではありますが、他は至って普通ですよね。

スイートのある階に行くとまた違うのかな?

 

客室

今回宿泊したのは、このホテルでもダントツで安く、部屋定員2名以上であることが多いアメリカでは珍しい、シングル専用の部屋。

やはり、アメリカ人に8平米という狭さは辛いのか、レビューでもあまり評判が良くなかったりします。

ということで、あまり期待せずに入室!

お?

おぉっ!

悪くないじゃないですか。

照明が多くて明るいですし、ベッドの頭側にはベッドのサイズに合わせたクッションボードがあり、さらにそこに照明が取り付けられています。

ベッドでゆったりしながらテレビが見られるよう、足元の壁にはスマートにテレビが配置されていますし。NHKも写りますよ。

日本のビジネスホテル並みの広さの部屋に、ベッドがドーンと鎮座していますので、やや圧迫感はありますが、窓際のスペースを使えば十分にスーツケースを広げることもできます。

窓の外は、すぐに隣の建物ですので眺望は無し。あと、窓の鍵が硬くて開きませんでした…。

ベッドはポケットコイルの分厚いマットレス。寝心地は良いのですが、中央部が凹んでいます。相当重い人が泊まったんでしょうね…。

 

バスルームも見ていきましょう。

やはり明るくきれいですし、広々としています。

この部屋はバスタブがなく、シャワーのみです。冬のボストンではやや辛いものがありますが、仕方ありません。

シャワーヘッドは壁固定タイプで、水圧はちょろちょろレベル。この点はちょっと残念。

 

さすがに老舗ホテルだけあって、アメニティ類は充実しています。

固形石鹸とシャンプー、コンディショナー、ボディローション、洗顔用固形石鹸、シャワーキャップ。

このくらいの金額のホテルに泊まると、シャンプーやコンディショナーが無いこともよくありますので、ありがたいです。

さらに、バスローブもあります!  さすが高級ホテル。

クローゼットは激狭な上に、右下にあるでっかいアイロン台や、左下の金庫なども入っていますので、ほとんど服をかけるすぺーすがありません(笑)

この上には、毛布などとアイロンもありました。

もちろん、ドライヤーも備品として置いてありますし、部屋のテーブルにはコーヒーメーカーもありました。

定員1名の部屋なのに、コップやコーヒーメーカー、グラス、タオルなどはすべて2名分あります。

 

部屋では、無線LANも使うことができます。

ただし、Omni Parker House Hotelの公式ホームページでメンバーに登録すれば、3 MB/sの速度のものが無料。

3 MB/sあれば、よほど重い動画とかでない限り問題なく使えますので、これで十分ですね。

会員登録しないと、一泊あたり10ドル取られます。

会員登録は無料ですし、特にセールスのメールも来たりしませんので、登録しておいたほうが良いでしょう。

他に、15 MB/sのプランもあり、こちらは会員5ドル、非会員15ドル。

よほどのことが無い限り、こちらが必要になることはないでしょう。

 

ルームサービスは、朝食で20ドルほどと、良心的な印象。夜のうちに、注文票をドアノブにかけておけば、翌朝指定の時間に持ってきてくれるそうです。

清掃は、特に指示をしない限りベッドメイキングはしてくれますが、タオル交換、ベッドリネン交換がありません。

これらを希望する場合は、タオルは床に置き、ベッドリネンはベッド上に札を置いておく必要があります。

 

音は、幾つかのレビューで早朝のゴミ回収車の音がうるさい、と見かけたのですが、今回の部屋では問題なし。

むしろ、エレベーターが近かったので、人の話し声やドア開閉音のほうが気になりました。

ただ、大きな通りに面したホテルです。安い部屋に泊まる場合は低層階になる可能性が高いですので、耳栓等準備していったほうが良いでしょう。

 

 

総評

便利な立地で、高級ホテルならではのサービスもありつつ、100ドル以下で泊まることができるというのはかなり良いと思います。ボストン最古のホテルという歴史も感じることができますしね。

狭さが気にならない方で、交通の便を求める場合にはかなり良い選択肢なのではないでしょうか。

ただ、繁忙期には狭い部屋でもかなり値段が上がってしまうようですので、避けたほうが良いかもしれません。

また、ホテルの公式サイトがベストレートになっているようですので、会員登録した上でホテルの公式サイトから予約するのがおすすめですよ。無線LANが無料になりますし、2泊以上すれば、朝のドリンクや靴磨きなども無料になるそうです。

 

次に読むのにオススメの記事

海外旅行でのホテルの手配方法については、以下のページで詳しくご紹介しています。

 

ホテルの近くにある有名なサンドイッチ店、Sam Lagrassa’sでの食事レポートは以下の記事にあります。

 

その他、ボストン旅行関連の記事は以下のまとめページからご覧ください。