仙台【牛タン焼き専門店 司】は高いけど、プリプリ絶品の牛たんを頂ける名店!
こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。
仙台にある牛タン焼き専門店「司」に行ってきましたので、レポートしていきます!
夜営業をメインにしたお店で、牛タン焼きだけでなくたたきやしゃぶしゃぶ、生ハム、フランクなどなど牛タンを使った様々なお料理を提供していますので、飲みにも最適。
牛タンのお店としてはやや高めの価格帯ですが、それに見合った美味しさのお料理を頂くことができますよ。
1. 牛タン焼き専門店 司の基本情報
まずはお店の概要、アクセス、メニュー、営業時間など基本情報をお届けしていきます。
1.1 牛タン焼き専門店 司の概要
もともとは仙台の歓楽街、国分町で2006年に創業。創業店は20席という規模のお店でした。
その後、2010年には仙台駅東口近くの50席のお店と、国分町近くの150席という大箱のお店をオープンしました。
2012年には分店扱いの「鷹」というお店が大宮駅にオープン。こちらも赤羽に支店を出しています。
そして、2013年にはロサンゼルス店もオープンさせた、勢いに乗っているお店です!
1.2 牛タン焼き専門店 司へのアクセス
ランチを食べることができるのは、東口店だけ。東口店は仙台駅東口を出て目の前に見えているヨドバシカメラの裏手にあります。
本店と虎横店は国分町にあります。どちらかというとアクセスがしやすく、箱も大きい虎横店は、まずは仙台駅西口からアーケードに入り、ひたすら真っすぐ。アーケードが途切れるT字路に出たら、右方向のアーケードへと進みます。
そのまま真っすぐ進んで交差点を渡り、ディズニーストアを右手に見ながらさらに真っ直ぐ進みます。
最初に左に曲がることができる交差点を左に曲がり、ちょっと行ったところの右手。
近隣には牛たん発祥の店である味太助や、その流れをくむ旨味太助、一隆の分店などがあり、牛たん激戦区。その中で150席の大箱を維持しているというのはスゴい!
ちなみに、味太助と旨味太助と一隆には、息子と娘婿と一番弟子というややっこしい関係があるのですが、それは置いておきましょう。
1.3 牛タン焼き専門店 司のメニュー
麦飯とテールスープが付く牛タン焼き定食は2,200円。牛たん屋さんとしてはかなり高額な部類です。
牛タン焼き単品が1,700円。
その他、柔らかく煮てほぐしたたんに甘辛い味付けをしたたん辛味や、牛たんのフランク、タンシチュー、タンしゃぶ、タンたたきなど、様々な牛たん料理が目白押し。
せっかくなら複数人で色々なメニューをシェアしながら頂きたいものです。
飲み会用のコースはドリンク別で税込み4,000円。ただし、個室は席料300円が別途かかります。
飲み会となると単価6,000円くらいになると思われます。
1.4 牛タン焼き専門店 司の営業時間と雰囲気
営業時間は無休で17時~23時。
東口店のみ11時30分~14時までの昼営業があります。
内装は、虎横店の個室を除けば、食堂のようなテーブル+カウンターの構成。
牛たん屋さんらしい内装で、活気にあふれています。
虎横店の個室は、座敷にちょっと高めの座椅子。あぐらはかきにくいし、椅子のように座るほどの高さもなくてちょっと微妙な感じですが、内装は床の間があったりしてそこそこしっかりとした感じ。
ちょっとした歓待ならば問題なく使えそうです。
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2. コース料理
今回は4,000円のコースをいただきましたので、一品一品ご紹介していきます。どれもハイクオリティで美味しいお料理でしたよ!
2.1 小鉢3品
一番左は「たん辛み」。煮た牛タンをほぐして、辛みで味付けしたものです。ホロホロ崩れる食感と、辛い佃煮のような味付けが絶妙。一皿に持ってある量もそこそこあって、ボリュームのあるおつまみです。
中央はわかめとじゃこを和えたもの。じゃことごまの香りにわかめがこんなにも合うとは! 見た目には単純な料理ですが、思いの外美味しかったです。
右側は牛たんスモーク。牛たんらしいコリコリとした食感が楽しい一品です。ただし、牛たんらしい旨味という意味ではたん辛みのほうが上。こちらは切り方の問題もあって、どちらかというと食感を楽しむおつまみになっています。
こちらも最初からセットされていたお漬物。白菜、葉物、にんじん、大根の浅漬けと南蛮漬け。南蛮漬けは唐辛子の漬け物で、牛たんには欠かせない付け合せ。ものによってはかなり辛いですが、こちらのお店は全体的に辛さ抑えめ。食べやすい仕上がりになっていました。
2.2 牛たん生ハムが乗ったサラダ
サラダにも牛たんを忘れない、まさに牛たんづくしのコースですね。
牛たんの生ハムはかなりしっかりとした歯ごたえ。そこそこ牛たんらしさも感じる味わいですが、わざわざ食べたいかと言われると微妙なところ。お料理として注文するより、こうしてサラダの一部として食べるのが良いアイデアですね。
ドレッシングはフレンチ系。葉物や水菜の他にクルトンもはいっていて、食感が楽しいです。
2.3 舌しゃぶ
こちらは取り分けてしまっていますが、一人あたりこの倍量くらいの分量が盛られてきました。
薄切りにしたたんをサッと湯通ししたお料理ですね。
うっすらとコリコリ感も残しつつ、ちょっと普通のお肉のようなギュッとした食感もある不思議なお料理です。
牛たん自体の旨味や香りも詰まっていて、かなり美味しい!
2.4 牛たん焼き
写真は4人前。
こちらのお店では、奥に見えているわさびをつけて頂きます。
噛めばシャクッと歯が通る、絶妙な火入れ加減の牛たん。表面はこんがり焼かれつつも、プリップリのお肉でとっても美味しい!
牛タン焼きって、美味しいお店でもたいていハズレのお肉があったりするんですが、こちらのお店は、焼いても美味しくない部位はしっかりと取り除いているそうで、ハズレがないんです。
お値段が他のお店と比べてやや高いのも納得の逸品でした。
2.5 牛たんフランク
食べかけの写真ですみません。もともとは、15 cmはあろうかというボリュームたっぷりのフランクが1人1本出てきました。
なぜ食べかけの写真なのかといいますと、こちらの写真を見ていただくと白いものが飛び出しているのが見えるかと思います。これ、なんとお餅とチーズなんです!
ソーセージの中にお餅とチーズが仕込まれていて、皮目はパリッと、中はプリッと仕上がったフランクに柔らかトロトロの食感が絡んできて、味わいもとっても濃厚に仕上がっているんです!!
単品だと1本450円という価格ですが、その価値のある美味しいフランクでした。
2.6 牛たんシチュー
最後に出てきたのがこちらの牛たんシチュー。
2人分で1皿。タンはゴロッとしたものが3切れ入っていて、いずれもホロホロと崩れる柔らかい煮加減。
スープもトロッとしたコクのあるものでなかなか美味しいです。
3. 総評
牛タン焼き定食2,200円というかなり高めの価格帯ですが、しっかりと質の高いお肉を使い、美味しくない部分は取り除いてかなりの原価をかけてあります。
それだけ美味しく仕上がっていますし、大量に焼いていてもミスがなく、どれも美味しい。
チェーン店ですら焼きにミスがあったり、全てを美味しく仕上げることは難しい中、このクオリティはスゴい!!
仙台の夜に牛たんを食べたくなった方は、こちらのお店でおつまみをつまみつつ、美味しい牛たん焼きを食べるのがオススメです。
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