ライドに乗って水族館を巡る【シー・ウィズ・ニモ・アンド・フレンズ】in エプコット
こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。
この記事では、フロリダ州オーランド近郊にあるウォルト・ディズニー・ワールド(以下WDW)4大パークの1つエプコット(以下EP)の水族館型ライドアトラクション「シー・ウィズ・ニモ・アンド・フレンズ(The Seas with Nemo & Friends)」をご紹介していきます。
実際に海の生物たちを飼育している水族館で、その中をライドに乗って回ることができるアトラクション。
さらには、ニモやその仲間たちも登場します!
水族館とキャラクターの融合という、先進的な試みのアトラクション。
この記事では、アトラクションの詳しい内容や体験レポートに加えて、混雑状況や混雑を避けるためのオススメ攻略法などをご紹介していきます。
- 英語必要度 ★★☆☆☆ ポストショーの説明文のみ英語が必要
- 予習必要度 ★★★☆☆ 「ファインディング・ニモ」シリーズと魚の英語名の予習を!
- オススメ度 ★★★☆☆ 面白いアトラクションですが、やや古さを隠しきれないところも…
水族館をライドで巡り、さらにそこにキャラクターが登場するという、様々な要素てんこ盛りの先進的なアトラクションですが、基本構造は1986年に設置されたときのまま。ちょっと古さも感じさせます。お子様をお連れの方は体験必須!
1. シー・ウィズ・ニモ・アンド・フレンズの基本情報
まずは、シー・ウィズ・ニモ・アンド・フレンズの概要や歴史、混雑状況、オススメ攻略法などをご紹介していきます。
アトラクションの詳しい内容や体験レポートはもう少し下で!
1.1 シー・ウィズ・ニモ・アンド・フレンズの概要と歴史
もともとはエプコットのオープンから4年後、1986年にオープンしたアトラクション。
当時の名前は「The Living Seas」でした。
エプコットというパークは、当初はディズニーキャラクターに関連したアトラクションが一切ないパークで、このアトラクションも例外ではありませんでした。
パビリオンに入ると、(疑似)エレベーターに乗車して海底の基地へと移動し、ライドに乗ってその中を散策。さらに、最後に海の中を歩いて見て回ることができる、というアトラクションでした。
どちらかと言うと東京ディズニーシーの「海底2万マイル」に近い雰囲気の、ワクワク系アトラクションだったのです。
このアトラクションは2001年に閉鎖。その後しばらくは、エレベーターと歩いて回る水族館だけが稼働している状態が続きます。
2004年にはテーマ変更の作業が開始。「タートル・トーク・ウィズ・クラッシュ」がオープンします。
さらに2005年からは全面改装が始まり、2007年に現在の「シー・ウィズ・ニモ・アンド・フレンズ」がオープンしました。
2年余りの期間をかけてはいますが、ライドの経路自体は約85 m延長されたことを除いて、かつてのまま。
ライドシステムの変更や最新の技術を用いた水槽への映像投影などが主な変更点です。
これによって、実際の魚とニモたちキャラクターが一緒に泳いでいるかのような不思議な感覚を楽しむことができるようになっています。
1.2 シー・ウィズ・ニモ・アンド・フレンズの混雑状況とオススメ攻略法
シー・ウィズ・ニモ・アンド・フレンズは、比較的混雑するアトラクションです。
ソアリンやテスト・トラック、フローズンほどではありませんが、それ以外のアトラクションの中では行列が伸びやすいです。
特に、お子様でも楽しみやすいアトラクションとあって、家族連れが多く訪れますので、昼前から夕方にかけての時間帯が大混雑。
FastPass+対象アトラクションで、エプコットでは2つにグループされているうちの、Bグループ(それほど人気ではないアトラクションのグループ)に属しています。
このグループ内には、それほど選択したいアトラクションが多くない状況ですので、是非ともシー・ウィズ・ニモ・アンド・フレンズのFastPass+を予約しておきましょう!
予約開始は訪問日の60日前からですので、予約をお忘れなく。
予約方法は以下のページでご紹介しています。
2. シー・ウィズ・ニモ・アンド・フレンズの内容詳細と乗車レポート
それでは、いよいよシー・ウィズ・ニモ・アンド・フレンズの内容をご紹介していきます!
2.1 アトラクション本編
キューラインは、海辺の雰囲気を再現しています。
ここから海に入っていく、という設定なんでしょうね。
しばらく進むと、ライドの乗り場が見えてきます。
貝殻型のライドが常に動き続けているタイプで、ライド自体は左右にクルクル回転できる「ホーンテッド・マンション」タイプ。
動く歩道からライドに乗り込んだら、いよいよ出発です!
アトラクションの内容自体は、オリジナルの「ファインディング・ニモ」のストーリーに沿って、ニモを探しに出かける物語。
それが「動かない背景セット」と「映像」だけで再現されていきます。
ディズニーお得意のオーディオアニマトロニクス(動く人形)を使っていない、かなりチャレンジングなアトラクション。
その背景には、もともとオリジナルのアトラクションのスペースが狭かったこと、実際の魚との融合を考えたこと、など様々な事情があるとは思います。
が、実際に乗ってみるとやはりショボく感じてしまいがち。
全体的に奥行きのないセットに、小さな映像を組み合わせているだけなんです。
クラッシュとともに泳ぐシーンだけは、トンネル全体に映像が投影されていて、泡の動きが早くなったり遅くなったりすることで、まるでクラッシュたちとともにグルグル泳ぎ回っているような感覚に浸れます。ここだけは見事。
最後、ニモを見つけるシーンでは、なんと映像が実際の水槽に投影されます!
が、水槽の窓が小さいので、やはりなんともなガッカリ感が…。
アトラクションはこんな感じで終了。
全体的に既存のコースを無理やり活かして作り上げた感があり、ガッカリ感は否めません。
が、実はこのパビリオン、メインはポストショーなんです!
2.2 ポストショー
ポストショーはなんと、水族館!
結構本格的な水族館を歩いて回ることができちゃいます。
ジュゴンがいたり、
沢山の魚が泳いでいる大型水槽には、ミッキー型に置石されていたり。
もちろんカクレクマノミもいますし、
カサゴなんかも見ることができます。
さすがに20年以上が経過している施設ですので、古さは隠しきれません。
が、それでもやはり超大型水槽の中に水中トンネルがあり、中央へと進んでいくと水槽の真ん中に数十人が観察できる円形のスペースがあったり、ディズニーらしい「いかに魚を見せるか」というアイデアとおもてなしの精神で作られた、素晴らしい水族館です。
2フロアあって、ここだけで30分~1時間くらい滞在できちゃいますので、時間配分には要注意。
さっと見るだけなら、15分程度で何とかなりますので、長居してしまわないように。
アトラクションは、スペースの関係でややショボい仕上がりになってしまっていますが、それでもお子様がいらっしゃるなら間違いなく楽しめるはず。
ポストショーの水族館は、水槽の壁など一部劣化が見受けられますが、それでも大人でも十分に楽しめる、大迫力の大型施設です。
是非とも、ファインディング・ニモの本編とともに、水棲生物の英語名も覚えて挑みましょう!
3. 次に読むのにオススメの記事
この日、このあとはワールド・ショーケースへと向かいました。
ワールド・ショーケースの記事は、フラワー&ガーデンフェスティバルと各パビリオンの記事に分けてあります。
フラワー&ガーデンフェスティバルの記事はこちら
この日は丸一日かけてエプコットを楽しみ尽くしました。
その他のアトラクションの個別記事へのリンクや、どのくらいの時間にどこに行けばエプコットを楽しみ尽くせるのかなど、お役立ち情報を以下のページにまとめています!
WDW旅行の予算や必要日数、予約方法をはじめとして、当ブログのWDW関連の記事は、すべて以下のページにまとめています。
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