西門・趙記菜肉餛飩大王のワンタンスープはもっちり美味しい! ― 台湾旅行記第25回
こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。
台湾滞在最後の夜に、ワンタンスープの有名店「趙記菜肉餛飩大王」に行ってきましたので、レポートしていきます!
モッチリとした皮に包まれた、大振りのワンタンでとっても美味しかったですよ。
この前にすでに夜市でたらふく食べていたので、ボリュームたっぷりのワンタンスープはちょっときつかったですが。笑
地元客であふれる夜市での食べ歩きについては、以下の記事でご紹介しています。
趙記菜肉餛飩大王へのアクセス
趙記菜肉餛飩大王は台北市のMRT板南線と松山新店線が交差する「西門」駅近くにあります。
西門駅の4番出口を出ましたら、まっすぐ直進。2つ目の交差点で右折します。
右に曲がったらすぐ左手にお店が見えてきますよ。徒歩3分くらいです。
西門の繁華街とはMRTの駅がある道路を挟んで反対側の一帯にありますので、喧騒からは少し離れた印象があります。
訪問したのは20時過ぎなので、すでにお客さんは少な目ですが、ピーク時には行列ができていることもあるみたいですよ。
趙記菜肉餛飩大王のメニューと営業時間、注文システム
メニューはワンタンスープを中心に、小鉢やジャージャー麺などいろいろあります。
大椀、中椀、小椀とあるのがワンタンのサイズ。大が10個、中が8個、小が6個です。
地球の歩き方 台湾には「メニューはワンタンのみ」とあったのですが、いろいろあるじゃないですか……。やはり、地球の歩き方の台湾編は取材せずに書いている説が濃厚になってきました。
今回の旅行で地球の歩き方には散々騙されましたので、台湾旅行に限っては地球の歩き方以外のガイドブックがおすすめです。
さて、すでに夕食として丸2食分くらい食べていましたので、さすがに量が多いのはキツい。ということで、小95元(約380円)を注文しました。
台湾にしてはちょっと価格が高めな気もしますが、立地が抜群に良いので仕方ないのでしょう。
営業時間は、全日8時~21時30分です。ラストオーダーは21時ですので注意しましょう。
入店後口頭注文するのですが、卓上にメニューがありますので指差しでOK。伝票を持ってきてくれますので、食後に入口近くのレジに伝票を持っていって支払いをしましょう。
ワンタンスープの小
すごく大振りのワンタンが6個、水面を埋め尽くさんばかりに並んでいます。ボリュームありますね~。
餃子だったとしても大きいと思うくらいのサイズ。僕は食べ始める前から満腹に近い状態ですので、この出来上がりを見て、正直「やっちまった!」と思いました。
が、注文して出てきてしまった以上は食べないわけにいきません。なんとしても完食しますよ。
ワンタンは一口ではとても食べられないサイズ。中には、豚肉とチンゲン菜などが刻んで入っています。
皮はかなり厚め。ワンタンと言ってイメージするものからすると、全然違ったものが出てきます。
日本の餃子の倍以上はあろうかという厚みの皮で、モッチモチのきしめんのような食感です。
ていうかこれ、水餃子じゃん!?
という気がしてきます。中国北部系の中華料理屋さんで食べる水餃子にソックリなんですよ。前日に食べた水餃子より、断然中華の水餃子に近い印象。
こうなってくると、いろいろ気になりだして止まりません。そもそも、ワンタンと餃子って何が違うの? という疑問が湧いてきます。
調べてみると、ワンタンと餃子は餡も皮も原料はほぼ一緒。ワンタンの皮には「かん水」という中華麺に使われるつなぎが入っていることもあるようなのですが、ここのお店のワンタンは明らかにかん水を使っていません。
どうやら、同じような料理の名前が中国北部と南部で違うだけということのようです。北部は少し厚手の皮が好まれるので、いわゆる餃子っぽい感じに。南部では薄くてテロテロの皮が好まれるので、日本で言うワンタンっぽい感じになるんですね。
ということで、餃子とワンタンの間に厳密な違いはないんです。
ここで出てきているものは、日本人の感覚からすれば明らかに「水餃子」なのですが、ワンタン特別することはできませんので、別にワンタンと呼んでも良いと。おそらく、中国南部の流れをくみつつも厚手の皮好きの方が作った結果、こうなったのではないでしょうか。
なんとなくスッキリしたところで食べ進めていきましょう。
水餃子だと思って食べると、ぷりっぷりの餡にモッチモチの皮でとっても美味しいです!
スープはセロリがしっかりと効いていて、じんわりと優しいもの。ちょっと物足りないので、豆板醤的なものを投入してパンチを加えて食べ進めます。
が、皮が厚いのでお腹にたまります。かなりキツい!
きしめんで肉をくるんで茹でたものを想像してみてください。お腹にたまりそうですよね。美味しいんだけど、夕飯3食目だと流石にキツいです。かなり苦戦しつつ、ちまちま食べ進めて何とか完食。
大サイズは、そこそこ食べる量に自信があって、このあと他のものを食べる予定がないという方でなければ避けたほうが良さそうです。
とっても美味しかったですし、スープの味わいも香味野菜を効かせまくったものということで、なかなか面白かったのですが、ワンタンだと思って食べに行くと面食らってしまうかもしれません。
それともう一点、腑に落ちなかった点が。
こんな感じの厚手の皮の水餃子って、冷凍した中国からの輸入品が上野のアメ横に行くと50個350円とかで買えるんですよ。しかも、結構美味しいやつが。
物価の安い台湾より、日本で買ったほうが桁違いに価格が安いというあたりにちょっと納得がいかず。
確かに、皮も餡もこちらのお店で食べるほうが圧倒的に美味しいですし、スープもしっかりしていますので、高くても良いから美味しいものを食べたい、ということであればアリだと思います。
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