Disney’s Port Orleans Resort – French Quarterの雰囲気 ― ウォルト・ディズニーが愛した町並みにどっぷり浸る
こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。
この記事では、今回フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)旅行に行った際に宿泊したホテル「Disney’s Port Orleans Resort – French Quarter」のレポートをしていきます!
直営リゾートだけでも20前後(数え方で多少前後します)があるWDW。どこに宿泊するのか悩まれる方も多いと思いますので、ホテル決めの一助となることを願って、今回はリゾートの雰囲気についてお届けしていきますよ。
南国的なゆったり感と、建物からせり出すようなテラスのついた住宅が特徴的な、ニューオーリンズのフレンチクォーターエリア。
そんな実在の街をモチーフにしたリゾートで、東京ディズニーリゾートで言えば、東京ディズニーランド(TDL)入場すぐのところにあるショッピングエリア「ワールドバザール」~「アドベンチャーランドの入り口」に近い雰囲気のリゾートです。
カリブの海賊周辺の町並み好きとしては、あんな雰囲気の中に泊まれるなんてもう最高!
毎晩幸せを噛み締めながら帰ることができる、素晴らしいホテルでしたよ。
1. Port Orleans Resort – French Quarterの概要
このホテル、正式名称を「Disney’s Port Orleans Resort – French Quarter(ディズニー ポートオーリンズリゾート フレンチクォーター)」と言います。
やたらと長い名前が付いていますよね。実は、WDWにはポートオーリンズリゾートというホテルがもう1つあるんです。
そちらはFrench Quarterではなく、Riversideという名前。同じくニューオーリンズをテーマにしたホテルなのですが、参考にしているエリアがフレンチクォーターではなくリバーサイドという場所なんです。
2つのポートオーリンズリゾートは隣り合ってこそいますが、実質別のホテルとして機能しています。
それぞれにフロント、フードコート、プールなどがありますし、ほとんどの場合は送迎バスも別々。
というわけで、今回はフレンチクォーターだけの情報ですからご注意ください。
フレンチクォーターは、ルイジアナ州ニューオーリンズにある実在の地名。
この地域がフランスやスペインに統治されていた時代の、歴史的な建造物が立ち並ぶ一角です。
緑色の鉄細工(TDLのワールドバザールの屋根装飾っぽいイメージです。あるいは、舞浜駅からTDLに向かう途中の鉄柵)が施されたバルコニーやベランダ付きの建物が象徴的なエリア。
ニューオーリンズといえばジャズの街ですが、中でも明るくテンポの良いラグタイムが似合いそうな雰囲気の街です。
ラグタイムというのは、TDLのワールドバザールで、移動式の白いアップライトピアノを使って演奏されているような音楽。ちなみに、その白いアップライトピアノを実際に演奏していた方のアルバムが販売されていますので、興味のある方はぜひ。TDLのアトラクションの音楽をラグタイムにアレンジした、傑作アルバムですよ。
話が逸れてしまいましたが、そんなフレンチクォーター地区の雰囲気をモチーフにして作られたのが、このポートオーリンズリゾート フレンチクォーターなんです。
フレンチクォーターをはじめとするニューオーリンズの町並みは、TDLのワールドバザール(主に屋根の装飾)や、ロスのディズニーランドのニューオーリンズ・スクエアなどとして、各パークでも再現されています。
アメリカの実在の場所が再現されているのは、ウォルト・ディズニーが幼少期を過ごしたミズーリ州のマーセリーン(ワールドバザール、メインストリートUSAに再現されています)と、このニューオーリンズだけ。
ウォルトとさほど関係ないように思えるニューオーリンズがこれだけ重視されているのには、実は重要な理由があるんです。
それは、ウォルト・ディズニーがフレンチクォーターの町並みが大好きだった、ということ。
何だそんなことか、と思われるかもしれませんが、ただ町並みが好きだった程度のレベルではありません。
なんと、ロスのディズニーランドにフレンチクォーターの町並みを再現して、そこに住まおうとしたほど。
結局ウォルトが亡くなってしまったので実現こそしていませんが、ディズニーランドのニューオーリンズ・スクエアには、実際にアパートメントを作るところまでいったそうです。
それだけディズニーパークとの関係も深いフレンチクォーター。
そんな町並みにインスパイアを受けたホテルが、ウォルト・ディズニーが夢見たテーマリゾートであるWDWにあって、しかも1泊1室200ドル程度で宿泊できるとなれば、もう泊まらない手はありません。
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2. フレンチクォーターの公共部の雰囲気
それでは実際に、ポートオーリンズリゾート フレンチクォーターを散策してみましょう!
空港との送迎バスであるマジカルエクスプレスや、パークとの送迎バスはメインエントラス付近に停車します。そのメインエントランスはこんな感じ。
なんかワールドバザールっぽい!
なんかもう、この暗めの緑色で塗装された鉄の構造物を見るだけで、「ディズニーランドっぽさ」が感じられてテンション上がります!
中に入るとこんな感じ。
ガッツリ手ブレしていてすみません。
おそらくこのエリアは、フレンチクォーターのちょっとした広場をイメージした場所だと思われます。
ただ、フロントとフードコートをつなぐ重要なエリアなので、TDLのワールドバザールのように「本来外のイメージなんだけど、利便性のために屋根を付けた」場所なのでしょう。
街灯や噴水もありますからね。
昼間にちょっと違った角度から撮ってみると
しっかりと外壁が見えています。やはり、このあたりは「外」という設定になっている模様。
これが屋内だと思うとちょっと微妙な内装ですが、外だということを理解すれば、やはり楽しい気分になってきます!
穏やかなジャズが流れる空気感とあいまって、個人的にはここでまったり過ごすだけでも幸せになれそう。
ここはバス停側から入って右側にフロントとショップ、左側にパブとフードコートがあります。
夜パークの閉園時間まで遊んでから帰ってくると、毎晩パブで生演奏をやっていました。
お酒を飲みつつまったり聞いている方々もいれば、周辺のあいたスペースで踊っているご夫婦もいらっしゃったりして、自由でかつまったりゆったりとした、すごく良い雰囲気です!
朝はゆっくり起きて、パークでちょっとだけ遊んでから夜はここでゆっくり、なんて過ごし方もリゾートっぽくて良いですね~。
僕達は、毎晩夜遅くまで全力でパークで遊んでヘトヘトになって帰ってくるという、リゾート的な過ごし方とは対極のような毎日を送っていましたが(汗)。
さて、外に出てこのエリアを振り返ると
ちょっと不気味な顔のオブジェもありますが、南国感のあるシュロの木と、テラス付きの建物でしっかりフレンチクォーター感が出ています!
反対側はプール方面。
正面奥にちらっと見えているのがプール。右手には子供の遊び場も見えています。
正面手前にいるのは、楽器を持ったワニのオブジェ。「プリンセスと魔法のキス」のジャズを愛するワニ達でしょうか。
プールにはスライダーもあったりして、十分に楽しめる作りになっています。
しかも川辺なので、とっても気持ちのよい空間です!
さすがに人がいる時に撮るのは気が引けるので、夜の写真を。夜間(22時以降)は施錠されているので、変なアングルになってしまいました…。
他にも馬車に乗ることができたり、
自転車やリアカー付き自転車のレンタル、釣り、星空のもとでの映画上映など様々なアクティビティを体験することができます!
やはりせっかく宿泊するからには、ホテルでゆっくりする日も作りたいところなのですが、なかなかそういうわけにもいかず…。
23時まで営業しているのがありがたいショップ、フードコートやレトロなゲームセンター、コインランドリーもありますよ。
そうそう、客室周りの外観はこんな感じです。
しっかりと本家フレンチクォーターのバルコニーの雰囲気が作られています。が、残念ながら客室棟は全て外廊下の作り。
バルコニーに見える部分もただの廊下ですので、ここでお茶を飲んだりとかまったりすることはできません。
といった感じで、フレンチクォーターへの愛を熱く語っているうちに長くなりすぎてしまいましたので、客室内部や交通情報などに関しては次回以降の記事に分けたいと思います。
アメニティや快適性についてもしっかりと記事にしていきますから、お楽しみに!
3. 次に読むのにオススメの記事
こんなリゾートに宿泊したい、と思われた方は、ホテルの予約をしちゃいましょう!
WDW直営リゾートの予約方法は、以下のページで詳しくご案内していますよ。
WDW旅行初日の詳細記事は、以下のページにまとめています。
この日のその後の行動などについても、そちらからご覧いただけます。
その他、WDWに関するすべての記事は以下のページにまとめています。あわせてご覧ください。
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