お土産品やブランド店、珍しいお店を紹介! ― ボストンでのショッピング
こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。
ボストンの観光に関するレポートは一段落しましたので、今回はショッピング情報をお届けします!
結構お買物スポットが分散していますので、ガイドブックなどを見て「どこに行けばいいの?」と思われた方も多いかもしれません。
ここでは、実際に足を運んだ感想をもとに、欲しいものに応じて行くべき場所をご紹介していきます!
ボストンの観光情報、旅行手配方法など、様々な情報を公開しています。以下の目次からご覧ください。
何はともあれ、プルデンシャルセンター
まずは、ボストン市内でアクセスもよく、規模大きいプルデンシャルセンターを訪れるのが良いと思います。最寄り駅はグリーンラインE線のPrudential Center駅ですが、E線は本数が少ないので、たまたま乗った電車がE線でなければ、全線が通るCopley駅で降りて歩いてしまいましょう! Copleyからも5分ほどです。
各種ブランド店を中心としたショッピングモールで、お隣の「Copley Place」というショッピングモールとも通路でつながっています。
全体的にお高めのブランドが多く、お土産を買うのにはあまり適さないところですが、アメリカのショッピングモールにはどんなものがあるのか、雰囲気を味わいたいという方にもオススメです。
全部を歩いてまわろうとすると数時間はかかるであろう規模はアメリカならでは。
通路の中央には屋台のようなお店もあり、手作り風のものからスマホケースなどのデバイス関連まで、様々なものが売られています。
そして、トレンドに敏感に反応して店舗の入れ替えを頻繁に行う点も魅力。
例えば、ショッピングモールには必須のフードコート。実は、プルデンシャルセンターでは最近フードコートを閉鎖し、巨大店舗へと入れ替えを行いました。その、新しく入ったお店が、僕の滞在中にオープン! EATALYという、イタリア・ローマ発祥のお店で、日本にも店舗がある複合型ショッピング施設です。
大規模なフードコートを改装していますので、中はとてもモール内のお店とは思えないほどに広い!
イタリア関係の野菜やハム、チーズ、オリーブオイルやお菓子などの食品と、ジェラートやパニーニ、パスタなどのイタリア料理を提供するお店とが混在していて、フードコートとお店が合わさったような形態になっています。
ローマでもっと大きなEATALYに行ったこともあるのですが、せっかくなのでジェラートを食べてみることに。
Sweet Milkという、日本で言えばミルク味。Mサイズで6ドルほどでした。
お味はさすがに本格派のジェラート。ミルクの濃厚な味わいとなめらかな舌触りで、美味しかったです!
しかし、ショッピングモールには必須のフードコートを、ここまで大胆に変えてしまうのは凄いですね。
ちなみに、EATALYはプルデンシャルセンターの外からもアクセス可能で、そちら側にはカフェまで併設していました。
地場のお店が見たいなら、ファニエル・ホール・マーケットプレイス
こちらは、ダウンタウン近郊にあるショッピングセンターで、ファニエル・ホール、クインシー・マーケット、ノースマーケット、サウスマーケットの4つの建物からなる施設です。
ファニエル・ホールとクインシー・マーケットはフリーダムトレイル上にありますので、フリーダムトレイル散策中にも立ち寄ることができるという立地! 地下鉄で行くなら、グリーンラインのHaymarketかGoverment Centerが便利です。
10時か11時位にフリーダムトレイルを出発したら、こちらでお昼ご飯がてらショッピングというのもアリですね。
さて、このショッピングセンターは建物ごとに明確に役割が分かれています。
クインシー・マーケットは1階がフードコートになっていて、2階はフードコート用の座席とユニクロ。2階の建物の半分は現在改装中でした。
その他の建物は、お買い物用のお店が入っている、と言うかたちです。
ちなみに、クインシー・マーケットの建物も、フードコートの脇には小さなワゴンが並んだ通りもあり、こちらはお買い物ゾーンとなっています。
クインシー・マーケット
まず、クインシー・マーケットでは、ボストン名物を始めとして様々な料理を食べることができます。一例をあげると
- クラムチャウダー
- ロブスターやロブスターロール
- イタリア風のサンドイッチ
- ピザ
- 和食
- オイスターバー
などのお店があります。長ーい通路に沿って両サイドにお店が並んでいますので、どれを食べようかと見ていると決めきれないほどに種類が豊富!
ボストン名物も、ひとまずここで全部済ませてしまう、ということもできますよ。
特に、Boston Chowderというお店のクラムチャウダーと、Regina pizzeriaというお店のピザは有名。
今回は、クラムチャウダーとロブスターロールを食べてみました。
このクラムチャウダー、有名なだけあって絶品! とてもフードコートとは思えないクオリティです。具は貝がゴロゴロ、じゃがいもゴロゴロ。スープは貝の出汁とクリームとのマッチングが最高! これで約5ドルと、フードコートにしてはお高めですが食べる価値はあります。
こちらはロブスターロール。Boston Chowderのお隣の店舗で購入しました。
ほぐし身のロブスターにマヨネーズベースのソースが和えてあります。パンはパサパサ気味で残念な感じですが、ロブスターの身とマヨネーズソースの相性が良くて、なかなか美味しい。くどくなってきたら、レモンを絞ると今度はサッパリと食べられます。
ただ、個人的にはロブスターの折角の食感が生きない食べ方なので、どうせ食べるならロブスターをそのまま食べたいな、という感覚です。ロブスターロールでも15ドルほどしますから、安めのロブスター屋さんで一匹食べるほうがコスパ的にもおすすめです。
ファニエル・ホール、ノースマーケット、サウスマーケット
こちらは、様々なお店が集まったショッピングセンター。ブランド物もありますが、カジュアルブランドが殆どでその数も少なめ。
むしろ、地場のお店が入っていますので、そういったお店でのショッピングを楽しみたい施設です。
クリスマスグッズの専門店や、カオスな雑貨店、ボストンのお土産物専門店など、アメリカらしいお店でショッピングができますよ。
ブランドのショッピングならニューベリーストリート
ニューベリーストリートは、ボイルストンストリートの一本北側にある通り。通りが始まる「パブリック・ガーデン」付近から、グリーンラインのHynes Convention Center駅まで、およそ1.5 kmに渡ってお店が連なっているショッピング通りです。
歩き方としてわかりやすいのは、Hynes Convention Center駅を出て右手に進み、最初の角を右手に曲がる行き方でしょうか。そこをスタート地点にして、ひたすら真っすぐ進めば終点のパブリック・ガーデンまで行くことができます。
お店の並びとしては、パブリック・ガーデン側が高級ブランド、Hynes Convention Center側が安めのブランドといった感じ。Hynes付近には、ユニクロや無印良品もあります。
ボストンらしい、赤レンガ造りの街並みに沿って、ものすごい数のショップが並びます。個人商店もありますが、特にパブリック・ガーデンよりは高級ブランドばかり。Prudential CenterやCoplye Placeに入っていないお店もありますので、ブランド目当てならこちらの通りがおすすめです。
飲食店も、ちょっとおしゃれな雰囲気で並んでいます。高級店というよりはオシャレなファストフードといった雰囲気ですので、Shake Shackなど、ちょっと高級なファストフードが食べたいときにはこちらに足を運んでみてください。
低価格のお買い物ならDowntown Crossing付近
お安い値段でお買い物がしたい場合には、グリーンラインのDowntown Crossing駅付近がオススメです。
このあたりは、デパートの中でも比較的安いMacy’sを核に、多種多様なお店が集まっています。
特に、Macy’s向かいのPRIMARKは必見。アイルランド発祥のファストファッション店ですが、とにかく安い!
日本に入ってくるのも時間の問題だと思いますが、いまのところ日本にはありませんので、海外で見かけたときに入っておくべき。
僕は男なのでメンズで申し訳ありませんが、一例として
左のフリースが6ドル、右のマフラーが4ドル。
左のシャツが11ドル、右のシャツが8ドルでした。
クリスマス商戦にぶつかったということもあるのですが、それにしても安い!
ファストファッションの最安ブランドと言えば、GAPの廉価ブランドOLD NAVY(日本からは撤退)やユニクロの廉価ブランドGUなどがありますが、感覚的にはそれらよりもさらに一段安いです。しかも、品質はそれほど悪くない。大手の廉価ブランドと変わらない程度の印象です。
ボストンのお店は4階建てでかなり大きいので、ボストンに起こしの際はぜひ一度。
このあたりを歩いていると、お買い物袋をぶら下げている人の大半がPRIMARKの紙袋を持っていました!
周辺には、各種アウトレット品を取り扱うT.J.Maxxやもう一段安いアウトレット店のMarshallsなど、大型のショップが充実。
フードコート専業の施設があったり、ゲームショップや携帯ショップなどなど、色んなお店が集まっていますので、街を歩くだけで楽しいですよ。
夜は少し騒がしくなりますので、ひとり歩きはしないように注意してください。
郊外型大型スーパーならターゲット
アメリカに行ったら、せっかくなら超巨大な郊外型スーパーを見てみたい、という方も多いのではないでしょうか。
ただ、残念ながら地下鉄圏内にはほとんど大型スーパーがありません。
そんな中、貴重な店舗を構えているのがTarget。
野球場フェンウェイパークのすぐ近くにあります。グリーンラインのKenmore駅から徒歩10分程度。
アメリカの郊外型大型スーパーといえば、Walmartが有名だと思います。日本でも、SEIYUの経営権を持っていますから、日替わりの安値を付けずに常に価格を安く設定する、その営業手法はよく知られていますよね。
このWalmartというのは、比較的低所得の方向けのスーパーなんです。つまり、安いんだけど質もそれなり、ということですね。
これに対して、同じ郊外の大型スーパーでも、Targetは明るく清潔、綺麗でおしゃれなイメージで売り出しています。所得層としては中所得者をターゲットにしていて、そこそこ良い品質のものを、Walmartよりは高いけどそこら辺のお店で買うよりは安い、といった価格で販売しています。
で、このTarget、最近は都市部への出店攻勢もかけていまして、Fenwayのお店はそんな経緯でできたものなんですね。
外観もガラス張りでオシャレですよね。
さすがにボストンで大面積平屋建てのお店は出店できなかったのか、こちらは2階と3階の2フロアのお店。各フロアの面積は、通常サイズのTargetの1/3程度とやや小ぶりですが、2フロア合わせれば結構な面積になります。
2フロアの中をカートを押して移動しなければならないので、エスカレーターの横に見たことない装置が!
なんと、カートが乗って上に向かっています。
こちら、カートをガチョンと入れると自動的に上に運んでくれる、カート用のエスカレーターなんです。
さてさて、そんな巨大なターゲット、GMS(総合スーパー)ですので、販売品目も多岐に渡ります。食料品はもちろん、ファッション、家電、ゲームや映像ソフト、おもちゃ、日用品、キッチン用品、寝具などなど、ありとあらゆるものがものすごい品揃えで置かれています。
そして、いずれもなかなかの品質のものが安い。今回は、ほぼ自分へのお土産用に食料品ばかりを購入しましたが、どんなものでもおみやげにできる質ですよ。
なんと、公式通販では日本への発送も始めたようです。本格進出も考えているのかもしれませんね。
その他のお店
Cambridge Side Galleria
アメリカらしいショッピングモールをお探しの際は、グリーンラインLechmere駅近くのCambridge Sideがオススメです。残念ながら規模は小さめで、その点でアメリカらしさは望めませんが、お店は「あぁ、いつものアメリカのモールだ」という構成。モールに入るお店はかなり画一的なので、何度もアメリカに行っている方は楽しめないのですが、はじめてモールを見る方であれば、日本との文化の違いを楽しめると思いますよ。
Lindt
チョコレートのオススメはLindt。これ、スイスのブランドなのでアメリカ土産にはならないかもしれませんが、日本で買うより大分安いんです。今回は、ボイルストンストリートにある直営店で購入したところ、227個で58ドルでした。1個50円を大きく切っています。スーパーで買えば、15個入り4ドルとかで買えますよ。
なぜチョコのオススメがLindtなのかというと、アメリカで有名なチョコブランドのGhirardelliはサンフランシスコ発祥なのでそちらのお土産として有名だし、甘すぎて値段の割に美味しくないので。あくまで個人的な感想ですが、Lindtの方がチョコとしての完成度が断然高いと思います。
ちなみに、ボストンの定番おみやげは塩キャラメルです。これも無茶苦茶甘いのと、一箱に結構な数が入っているので、個人的にはもらって困るおみやげの1つです。値段もなかなか良い値段しますので、それならばスーパーで良いものを探したほうが喜ばれるように思います。
Trader Joe’s
他に、ちょっと変わったお土産を買うなら、日本でも有名になりつつあるTrader Joe’s。
Hynes Convention Center(駅じゃなくて実際のコンベンションセンターの方)の向かい側にあります。
基本的には生鮮食品などを扱うスーパーなのですが、それ以外は世界各地で仕入れを行い、自社ブランドで販売する食品のセレクトショップ的な側面があります。
今回は、自分へのお土産用に調味料類を大量に購入。
手前から、黒トリュフ風味のオリーブオイル、ガーリックフレーバーのオリーブオイル、ハバネロソース、隣3つはシーズニングの異なる塩、最後の箱が燻製された牡蠣の缶詰です。
黒トリュフのオリーブオイルは、ミシュラン一つ星を獲得したらーめん店「蔦」などが使っていたことでも有名ですよね。こちらのオイルは6ドル程度と黒トリュフオイルにしては極めて安価。
これら全部合わせても20ドルちょっとでしたので、安めに変わった食品のお土産を買うのには良いかも。
以上、ボストンのお買物情報をお届けしてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。
お買い物の目的に合わせて買い物先を選ぶためのお手伝いができましたなら幸いです。
おみやげの荷物を減らす
いろいろお店を見て回ったりしながら、あの人にはこのお土産が良いかな、この人には…なんて考えるのは、旅の楽しみの一つですよね。
でも、全員分のおみやげを現地で買うと、それだけで結構な時間を使ってしまいますし、荷物もかなりの量になります。
スーツケースに入り切らずに、泣く泣く別のものを処分したり、空港で重量オーバーして超過料金を取られたり…。
そんな状況を避けるために、日本であらかじめお土産を予約しておいて、帰国と同時に自宅に届けてくれるサービスがあるのはご存知でしょうか。
こういったサービスを使えば、わざわざ現地でお土産を購入しなくても良いんです!
現地で貴重な時間を節約して観光に回すことができたり、荷物を減らして帰国を楽にしたり、かなりのメリットがありますよね。
特に、会社関係など義理で配るようなおみやげは、たくさんの数を用意しなければなりませんし、このような形で手配してしまえると楽です。
例えば、以下のサイトではチョコやクッキーからお酒、小物雑貨まで、数をばらまくのに最適なお土産が揃っていますよ。
いつも海外旅行のたびにたくさんお土産を用意しなければならず、困っていた方は是非利用してみてください。
それではまた~
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