眼の前で大玉の花火が炸裂! 大迫力の【IllumiNations: Reflections of Earth】atエプコット
こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。
今回は、フロリダ州オーランド近郊のウォルト・ディズニー・ワールド4大パークの1つ、「エプコット(Epcot, 以下EP)」のナイトエンターテイメント「イルミネーションズ: リフレクション・オブ・アース(IllumiNations: Reflections of Earth)」をご紹介していきます。
パークを使ったショーやパレードがほとんどないエプコットで、唯一と言って良い大規模なショー。
言ってしまえば「花火」なのですが、単なる花火だと思って見ないと損しますよ!
なんと、場所取りが嫌いなアメリカでも、1時間も前から場所取りが始まるこのショー。
一体どこにそんな魅力があるのか、詳しくご紹介していきます。
- 英語必要度 ★☆☆☆☆ ほぼ花火なので、基本的には不要
- 予習必要度 ★☆☆☆☆ ディズニーキャラクターは登場しませんので、予習不要。ただし、見やすい場所等は予め計画を!
- オススメ度 ★★★★★ 日本では法規の問題で決して見られないであろう、超大迫力のナイトエンターテイメント! エプコットを訪問したらぜひ観覧を。
ただの花火だと思ってフラッと見るくらいの感覚でいると、あまりの迫力に圧倒されてしまいます。花火関係の規制がゆるいアメリカだからこそできるショー。万が一日本に導入されたとしても、この迫力になることは有り得ませんので、せっかくWDWを訪れたらぜひご覧になってみてください!
1. IllumiNations: Reflections of Earthの基本情報
まずは、IllumiNationsの概要や混雑状況、オススメ観覧ポイントなどをご紹介していきます。
1.1 IllumiNations: Reflections of Earthの概要
エプコットは、科学館のような「フューチャー・ワールド」というエリアと、世界各国のパビリオンが立ち並ぶ「ワールド・ショーケース」という2つのエリアからなるパーク。
このうち、ワールド・ショーケースのパビリオンは1周まわると約1.7 kmにもなる巨大な湖の周りに立ち並んでいます。
その巨大な湖では、1982年からナイトエンターテイメントが開催されてきました。
当初はフロートを使って、映像や噴水、花火を組み合わせたショーで、タイトルも「ニューワールド・ファンタジー」や「レーザーフォニック・ファンタジー」といったものでした。
1994年になり、ホリデーシーズンのみ「Holiday IllumiNations」というショーが開始されます。
IllumiNationsというのは、「イルミネーション」と「Nations(国々という意味)」をかけ合わせた造語で、様々な国のパビリオンが立ち並ぶ中、その中央で行われる夜のショーにふさわしいタイトルになっています。
その後、パークオープン25周年バージョンやミレニアム記念バージョンなどを経て、好評だったミレニアムバージョンの期間を延長する形で「IllumiNations: Reflections of Earth」が開始され、現在に至っています。
2005年からは、なんと11年連続で「世界最高の夜の野外ショー」を決めるゴールデンチケットアワードの野外ナイトショー部門を受賞。ゴールデンチケットアワードというのは、ハリポタが世界最高ライドを名乗る理由にしている賞ですので、かなり権威のあるものです。
これだけ人気になったショーの目玉はなんと言っても、大迫力の花火。なんと、1回のショーに300万円ほどがかかるという、超ハイコストっぷり。その大部分は、おそらく花火代です。
他にも各国パビリオンのイルミネーションや、地球儀の映像、レーザー光線など見どころ目白押し。
日本では法律上ありえない、目の前で大玉の花火が炸裂する瞬間を見られる、超大迫力のショーですので、ただの花火だと甘く見てお見逃しになることの無いよう。
僕も最初はバカにしていたのですが、初めてみたときは歩きながら横目で見て、あまりの凄さにどハマリしてしまい、このショーのためだけにもう一度エプコットに行ったほどです。こんな事になっては二度手間ですので、1回目から本気で見に行きましょう!
1.2 IllumiNationsの混雑状況とオススメ鑑賞ポイント
基本的にいつでも大混雑です。
特に、スペシャルバージョン(フィナーレが追加される)になるホリデーシーズンは激混み。
と言ってもアメリカですので、直前に見ようと思いたったとしても、後方からちらっと覗き見ることくらいはできます。
が、せっかくなのでしっかりと、全面が見える位置で見たいところ。
ショーの開催場所は、ワールド・ショーケースの中央にある湖です。
メインの花火や地球儀の映像などは湖の中央で行われ、各国パビリオンのイルミネーションは、まんま各国パビリオン自体の電飾が点灯する仕組み。
というわけで、仕掛けのすべてを一目で見渡すことができるのはフューチャーワールド側ですが、各国パビリオン前でも振り返ればすべてを見ることはできます。
ゆったりと鑑賞しやすいメキシコ館のクイックサービスレストランや、アメリカ館前の階段状の座席は各種優先エリアになっていますので、こういった場所で鑑賞したい場合は別途デザートパーティー等に申し込む必要があります。
公式サイトから、50ドル~100ドル程度の金額で申し込むことができますが、さすがにこのショーのためだけにこの金額をかけるのはツラいところ。
他にはFast Pass+を取得する手もありますが、エプコットはソアリンやフローズンなど、人気アトラクションの中から1つしか選択できませんので、その枠をこのショーに使ってしまうのは避けたいところ。ただし、このショーを狙いたい場合は、かなり人気が高い割に少ない枠を争うことになりますので、キッチリ60日前に取得する必要があります。
そんなわけで、うまいこと場所取りをして、お金やFast Pass+の枠を使わずに良いポジションで見たいところ。
30分~1時間前(混雑状況により場所取りを始めるべき時間が異なります)から場所取りができるなら、オススメはフューチャーワールドから少しメキシコ館またはカナダ館寄りに進んだ、桟橋付近。
フランス館~ドイツ館にかけてのエリアは、専用鑑賞エリアがあったり、装飾や湖の中の島が視界に入ってきたり、桟橋が視界に入ってきたりしますので、意外と良いポイントが多くありません。
直前になって探すなら、カナダ館前からイギリス館前あたりで探してみて、なければフィッシュアンドチップス店向かって右手脇の小道に入って探してみてください。
橋の上などは、通路確保のために立ち止まれるスペースがほとんどない場合もありますから、ご注意ください。何時間も前から橋の上で場所取りしていても、規制が始まると移動させられてしまう場合もあります。
各パビリオンのイルミネーションを除けば、湖のどちら側から見ても同じですので、良い場所が見つからなければ湖の周辺を歩きながら見る、というのも1つの手です。
ただし、ショーが終わると全員が一斉に出口に向かって進み始めます。ここで出遅れるとバスを数本待つはめになって翌日に響きますので、終了間際にはフューチャーワールド側にいられるのがベスト。ボードウォークエリア(ボードウォーク、スワンドルフィン、ヨットアンドビーチ等)に宿泊される方は、そちら側の出口から歩いて帰るのも1つの手です。
夜は地面が冷えますので、場所取りの際にはシートが有ると便利かもしれません。
昼間は荷物になってしまいますが…。
虫よけもお忘れなく。
2. IllumiNationsの鑑賞レポート
それでは、いよいよIllumiNationsのレポートをお届けしていきます!
とは言っても、音楽と花火の融合がメインのこのショー。写真では到底迫力をお伝えできません。ぜひとも、現地で鑑賞を!!
ショーは開始と同時に、音楽とともにド迫力の花火が炸裂します。
なんと水面スレスレで、巨大な花火が炸裂するのです!
日本では考えられない距離感で、大迫力の花火が見られちゃいます!
花火関係の法規がゆるいからこそ為せる技。日本では決して見ることができません。これこそ、アメリカ旅行の醍醐味!!
そこからしばらくは、激しい炎やド迫力の花火が連発されていきます。
しばらくすると、音楽がおとなしくなると共に、穏やかなシーンに変わっていきます。
中央の地球儀に映像が映し出され、噴水を使った演出が続きます。
映像が遠くて小さいのと、地球儀の陸地部分しか映像がないので、なかなかに見にくく、若干中ダレ感があるのは残念。
映像は自然や動物などで、ディズニーキャラクターは登場しません。
さらにしばらくすると、湖の周囲のパビリオンに付けられたイルミネーションが点灯していきます。
ここからは再び大迫力の花火を連発!
もはや何が何やら!
さらに地球儀が開いて、花火の迫力は加速度を増していきます。
フィナーレはダントツの迫力です!!
あまりにも凄まじい、大迫力の花火で余韻も素晴らしいものがあります。
スペースシップ・アースを振り返ると、提供主のシーメンス広告と各大陸がレーザーで映し出されています。
とにかく美しく、激しく楽しいナイトエンターテイメントですので、エプコット訪問時はぜひご覧ください。
なお、花火の写真を撮られる方で、このブログの写真みたいに残念なことになるのを避けたい方は、三脚をお忘れなきよう。
3. 次に読むのにオススメの記事
この日は丸一日かけてエプコットを楽しみ尽くしました。
その他のアトラクションの個別記事へのリンクや、どのくらいの時間にどこに行けばエプコットを楽しみ尽くせるのかなど、お役立ち情報を以下のページにまとめています!
WDW旅行の予算や必要日数、予約方法をはじめとして、当ブログのWDW関連の記事は、すべて以下のページにまとめています。
あわせてご覧ください!
ディスカッション
コメント一覧
はじめまして!
他のどのブログより見やすく、大変面白いし参考になります!
このGWに初めてWDWに行ったのですが、ricebagさんのブログ、めちゃくちゃ参考になりました!
お忙しいと思いますが、これからも更新楽しみにしています!
kentay様
コメントありがとうございます。
とってもありがたいお言葉、大変励みになります。
転職した関係で、なかなか記事を書く時間が取れていないのですが、着実に少しずつ更新していきますのでどうぞよろしくお願い致します!
管理者: ricebag