長時間の飛行機旅で、機内を快適に過ごすために ― 睡眠やリラックスにおすすめのグッズまとめ

2017年1月3日



こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。

国際線の長距離便は、ぐっすりと眠ることもできず、疲れてしまいますよね。

ここでは、そんな睡眠を少しでも向上させるために、また、機内でリラックスしてゆったりと過ごすために、おすすめのグッズをまとめていきますよ!

普段うつ伏せで眠る方、180度に近い角度の仰向けでないと眠れない方、諦めてませんでしたか? いい枕ありますよ!

 

 

共通して用意すべきもの

 

ここでは、どんな眠り方をされる方であっても、必ず用意しておいたほうが良い、長距離国際線旅行の必需品をご紹介していきます。

 

アイマスク

普段真っ暗ではなくても眠れる方も、飛行機ではアイマスクを用意しておいたほうが良いです。

と言いますのも、飛行機の中では照明の調整が結構頻繁にあって、それだけで眠りが浅くなってしまう可能性があるからなんです。

食事やドリンクを提供する際には機内が明るくなりますし、リラックスタイムには少し照明を落とした状態になります。乗客が眠ることを想定している時間帯になると、さらに照明が落ちるんです。

その後、食事提供時間になったらまた明るくなったり、とかなりの頻度で照明の明るさがかわります。

 

さらに、お近くの方が頻繁に読書灯をつけたり消したりすると、結構眩しい光がピカッと光りますし、窓際の席の方がチラッと外を覗こうとすると、眩しい太陽光がものすごい明るさで入ってくる、なんてこともあります。

そんな環境下でもぐっすり眠るためには、しっかりと光を遮断できて真っ暗にすることができるアイマスクが重要なんです。

以下の記事では、完全に光を遮断して、真っ暗な状況を作り出してくれるアイマスクをご紹介していますよ

 

耳栓

そんなものなくても、飛行機に乗っていればすぐに慣れて音は気にならなくなる、という方もいらっしゃるかもしれません。

でも、ちょっとお待ち下さい。飛行機の機内で耳栓をせずに眠ると、睡眠の質が悪くなってしまうおそれがあるんです。

 

飛行機の騒音というのは、常に一定の音が鳴っていますので、しばらく乗っていると慣れてきてしまいます。人間の感覚では、まるでほとんど聞こえないかのように感じてしまうんですね。

しかしながら、飛行機に乗っている以上は騒音があるという事実は変わりません。

飛行機の機内での騒音は、ちょっと古い機種ですが現役でも飛んでいるボーイング社のB767で最大80 dbと言われています。

このボリュームというのは、古いタイプのうるさい地下鉄の車内と同等程度です。

 

昔の地下鉄の車内って、相当な騒音ですよ。ある程度声を張り上げるか、耳の近くで話をしなければ会話が聞こえないほどです。

このような騒音のもとでは、人間の眠りは浅くなってしまうんです。

 

一般に、睡眠に適した環境というのは50 db以下だと言われています。

それを30 dbも上回っているわけですから、睡眠の質はかなり悪くなってしまいます。

ですので、その30 db分、騒音を遮断してやることが重要なんです。

30 db分の騒音を遮断するためにどんなことをすればよいのか、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

 

イヤホンやヘッドホン

こちらもやはり、飛行機内での騒音に関係しています。

睡眠とはちょっと違うのですが、飛行機内でリラックスするために重要なことです。

それは、映画や音楽の鑑賞。

 

いやいや、わざわざ持っていかなくても飛行機にはヘッドホンが置いてあるじゃないか、と言われるかもしれません。

もちろん、飛行機には無料で使えるヘッドホンがあります。

が、そのヘッドホンには問題があるんです。

 

それが、遮音性。機内においてある無料のヘッドホンは、耳に乗せるタイプが多く、遮音性はほぼ皆無です。

遮音性のないヘッドホンでは、機内の騒音がそのまま耳に届いてしまいますから、ヘッドホンのボリュームはその騒音に打ち勝つだけ大きくしないといけません。

しかし、騒音に打ち勝つだけ大きなボリュームの音を出していると、難聴になってしまう可能性が高まるんです。

 

イヤホンやヘッドホンを持っていくべきだというのは、遮音性の高いヘッドホンやイヤホンを用意して、小さなボリュームでも聞き取れるようにするべき、ということなんです。

遮音性の高いイヤホンやヘッドホンにはどのようなものがあるのか、どういったものを選べばよいのか、以下の記事で詳しくご紹介していますよ。

 

スリッパ

これは言わずもがなかと思います。

機内でリラックスするのに、靴を履いているとつらいですよね。

機内で履くためのスリッパを用意しておくべきです。

 

最近は100円均一でも機内持ち込み用の折りたたみタイプのスリッパが売られていますが、僕としてはこのタイプはオススメし難いです。

と言いますのも、100円均一で売られているものは1サイズしか展開していないものが多くて、足にサイズが合わないと、窮屈だったりぶかぶかだったりで十分にリラックスできないんです。

さらに、こうしたスリッパは底がペラペラ。

機内の床は乗っている間にかなり汚くなってきますので、できればそうしたところを踏むスリッパは、底が厚くてしっかりしたもののほうが良いです。

また、海外のホテルにはスリッパがおかれていないこともありますので、そうした場合にも使えるあるていどしっかりしたものがおすすめ。

 

どのようなスリッパがおすすめなのか、詳しくは以下の記事をご覧ください。

 

 

眠り方にあわせてオススメしたいグッズ

 

できるだけ体を倒して眠りたい方

狭い機内でも、できるだけリラックスしたいですよね。

特にリクライニングの角度が浅くて不満な方は、なかなか対策が難しいのではないかと思います。

 

そんな方にも、しっかりリラックスできる方法があるんです。

シートのリクライニングの角度に加えて、クッションで工夫をしてやることで、体をさらに倒してやることができます。

この方法を使えば、仰向け派の方もぐっすりですよ!

 

ちょっと言葉だけで説明するのが難しいので、詳しくは以下の記事をご覧ください。

 

椅子に座ったまま眠るときに、体や首が倒れていくのを防ぎたい方

椅子に座ったまま眠っていると、首がだんだん傾いていって、さらには体までだんだん傾いていって、しまいにはガクンとなってしまいますよね。

こうなると、この瞬間に眠りが浅くなってしまって、質の良い睡眠が取れなくなってしまいます。

 

実は、ネックピローというのはこのようにガクンとなることを防ぎ、座ったままでも質の良い睡眠をもたらしてくれる効果があるんです。

ただし、100均のネックピローで適切な効果が得られる方は稀です。

ある程度しっかりと人間の体の構造に合わせて作られていて、素材や固さなどもしっかりと選ばれたものでないと、なかなか快適に眠ることはできません。

 

どんなネックピローであればガクンとなることを防ぎつつ快適に眠れるのか、という点は以下の記事でご説明しています。

 

机に突っ伏して眠る体勢が快適な方

学校などで、机に突っ伏して眠ったことがある方は多いのではないかと思います。

あの体勢って、結構安定していますしリラックスできますよね。

 

ただ、あの体勢を狭い飛行機の中で取るのはなかなか難しいんです。

前の座席のテーブルを出しても、テーブルが近いですし低い位置にありますので、体をものすごく曲げないと、机に突っ伏す姿勢が取れないんです。

 

そんな悩める方々のために、机に突っ伏した姿勢で眠るためのクッションが開発されました。

以下の記事では、そのクッションを実際に使ってみたレポートをしています!

 

それでもどうしても眠れないという方

どんな枕を使っても、リラックスグッズで工夫をしても、どうしても眠れないという方も多いと思います。

見知らぬ人が密集した環境で、結構ゴソゴソ動く人もいたりして、なかなか落ち着けませんし、椅子も窮屈でリラックスすることが難しいですもんね。

 

ただ、そんな方でもリラックスの仕方次第では眠れるようになる可能性があります。

以下の記事では、飛行機の機内でリラックスして眠るための方法を幾つかご紹介していますので、機内でどうしても眠れない方、はじめて長距離の国際線に乗る方はぜひご覧ください。

 

 

 

今回は、狭い機内で出来る限りリラックスし、快適に眠るための方法をご紹介している記事をまとめてきました。

僕がこれまでに海外出張や海外旅行で培ったノウハウを全力で投入していますので、ぜひご参考にしていただいて、快適な空の旅をお楽しみください。

 

 

次に読むのにオススメの記事

 

海外旅行の際には、現地の食事とそれにともなうお腹の不調が心配ですよね。以下の記事では、お肉中心の食事対策と、辛いものや油もの中心の食事対策をそれぞれご紹介しています。

 

旅行用に持っていくカメラの準備はお済みですか? カメラなんて必要ない、という方も、まずは以下の記事を読んでみてください。

 

その他、海外旅行の準備に関する記事は以下のまとめページからご覧ください。