羽田と鹿児島を、飛行機で無駄に往復してみた【2017年9月台湾旅行記②】
こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。
今回は、2017年9月に台湾に向けて旅立つにあたり、その前に羽田 – 鹿児島間を無駄に往復してきましたので、その様子をご紹介していきます。
往復JALのクラスJ、羽田でも鹿児島でも国内線サクララウンジに入っていますので、ラウンジの様子もご紹介していきますよ!
なぜ無駄に羽田 – 鹿児島を往復することになったのか、その理由につきましては以前の記事をご参照ください。
1. 羽田へはバスで
羽田へ向かう方法としては、モノレールや京急、リムジンバスなどが有名です。
が、実は蒲田ー京急蒲田や川崎ー京急川崎の乗り換えを計画されている方には、もっと楽で安い方法があるのです。
それが路線バスを使うという方法。
蒲田は西口を出て目の前の1番乗り場、川崎は西口を出て左手のバスターミナル18番乗り場から、羽田空港行きの路線バスが出ています。
いずれも京急の電車で向かうよりは、100円前後安い金額で羽田空港へ行くことができますし、あの長ーい乗り換えを超えなくて良いというメリットもあります。
ただし、時間はかかります。特に羽田空港の敷地内に入ってから、各ターミナルをぐるぐるまわりますので、川崎駅から羽田空港第1ターミナルへ向かおうとすると、40分オーバー。
国際線ターミナルまでであれば、30分強で到着します。
このあたりは、乗り換えの手間+座れるかどうかといったポイントで判断するしかなさそう。
荷物の多い国際線搭乗時の、特に行きは重宝する方法ですよ。
2. 羽田の国内線サクララウンジでまったり
最初に羽田から鹿児島へと向かうフライトは、単なる国内線です。
お得意様ランクを上げるためにまだ修行中の身で、クリスタルというランクしか持っていませんので、常時ラウンジ利用はできません。
が、今年はかなり飛行機に乗っているために、クリスタルになっているお陰で羽田のサクララウンジは年10回まで利用できます。
また、20代向けのCLUB ESTに入会していますので、年5回までその他の空港サクララウンジも利用できます。
というわけで、今回の旅程は全フライトでラウンジ利用ができるのです!
鹿児島への出発時は、羽田の南ウィング側サクララウンジへ。
トマトジュースや牛乳、コーヒー、あられミックスなどを堪能しつつ、まったりと飛行機を待ちます。
3. クラスJで鹿児島へ!
鹿児島行きの飛行機は、到着機材遅れで定刻から5分遅れとのこと。
10:05から10:10に出発時間変更、実際に飛行機のドアが閉まったのは10:12頃でした。
さらに羽田名物の離陸渋滞に巻き込まれ、離陸できたのは10:32。
駐機場到着は定刻から5分ほど遅れて12:00頃となりました。
あの大渋滞まで、しっかりとフライト時間にカウントされているんですね。
この便で使用される機材は、福岡便、沖縄便、札幌便にしか導入されていないファーストクラスのある機材。
767-300という中型の機材なので、ファーストクラスがあっても基幹路線である上記路線の日中便には座席数が足りず、投入できないのです。
こういうわけで間合い運行として、ファーストクラスの座席がある機材が、その他の路線に投入されることがあります。
座席自体はファーストクラスのものがあるのですが、機内食等のサービスができないので、これらの座席もクラスJ扱い。
クラスJを予約して、かつ前方座席を指定できるステータス(ダイアモンドまたはJGC)を持っていれば、たった1,000円プラスでファーストクラスの座席に座れちゃうのです。
僕はまだクリスタルですので、前方のファーストクラスシートに座る人々を指を咥えてみているしかありません。
767-300のクラスJシートは、横2席,2席,2席の配置。
足元の荷物置き場が狭くて、2席の中央にしか置けない残念な配置。
隣の人とそのスペースを共用することになりますので、足元には非常に荷物を置きにくいです。
イヤホンは2プラグ方式、オーディオのユーザーインターフェースは読書灯やコールボタンもセットになった複合機能タイプです。
シートポケットがやや低めに設置されていて、クラスJシートでは定番のコートを前の座席のフックにかけたときに、それが垂れ下がらないように押さえるゴム紐が付いていない、という特徴があります。
クラスJでは、もちろんクラスJ以上でしか飲むことのできない野菜ジュースを飲んで、まったりと過ごします。
4. 鹿児島空港のサクララウンジへ
鹿児島空港内の見どころについては別記事でご紹介することにします。
奄美の郷土料理「鶏飯」を580円という格安価格で、しかも食べ放題で頂ける大空食堂で食事をしたり、実際の飛行機のパーツなどが展示されている空港展示室を回ったりしました。
見どころを回ったあとは、早々にサクララウンジへと向かいます。
こちらは国際線ビジネスクラスの国内線区間ですから、ラウンジクーポン等は必要なく、航空券に付く権利で入場できます。
鹿児島は比較的小さな空港なので、ダイアモンド・プレミアラウンジはなくてサクララウンジのみ。
小じんまりとしたラウンジながら、綺麗で居心地の良い空間です。
ドリンクは牛乳はなし。その代わり、ホットドリンクが充実していてココアなど甘い飲み物が多くあります。
おつまみ類は袋での提供。柿の種、枝豆せんべい、塩黒蜜揚げのJALパッケージ品3種(時間帯に寄っては、お醤油海苔巻と甘塩せんべい(ハッピーターン)が提供されていることもありました)
と、この日プッシュされていたかつおせんべいをセルフサービスで。
惜しむらくは、トイレにはかなり新しいウォシュレットが導入されているものの、部屋自体が壁紙が剥がれていたり、ちょっと汚目だったこと。
しかも男女共用の個室1室しかありません。
鹿児島空港のトイレは比較的きれいなので、これなら外のトイレを利用したほうが良いかも。
5. 鹿児島から羽田へ!
いよいよ、鹿児島から羽田へと旅立ちます。
搭乗したのは737-800型機。737系の中ではかなり新しい部類に入りますが、737自体の設計の問題なのか、重低音が響いたりギシギシ言ったり、やはり快適性では767以降の機種には敵いません。
国際線ビジネスクラスの国内線部分なので、座席も必然的にクラスJになります。
737-800型機はかなり小型で、入り口は前方1箇所、通路は中央1本。
エコノミーは左右に3席,3席の配置ですが、クラスJは前を向いて左から2席、3席の配置になっています。
オーディオは1プラグ3極形式。チャンネルとボリュームのみのシンプルなコントローラーが付いています。
読書灯、コールボタンは頭上。
座席は通常のクラスJのもので、レッグレストとリクライニングが独立に動きます。
コート掛けとコートを押さえるゴム紐も装備。
帰りもやはり、野菜ジュースを飲みつつまったり過ごしました。
到着後は、タラップではなくバス移動!
時間がかかってしまいますので、このあと国際線への乗り継ぎに際して、ラウンジを全力で楽しみたい身には痛いです。
6. 羽田についたら急いで国際線サクララウンジへ!
定刻通りの到着でも、松山行出発までに2時間強しかありません。
羽田では国内線ターミナルから国際線ターミナルへの移動、保安検査、出国審査と時間がかかりますので、急いでサクララウンジを目指します。
できるだけ長く、国際線のラウンジを堪能したいですからね。
というわけで、国内線ターミナルから国際線ターミナルへは、モノレールで移動します。
実は、国際線と国内線の乗り継ぎ時にはモノレールや京急にタダで乗れるんです。
ターミナル循環の無料バスが推奨されていますが、時間短縮にはモノレールや京急がオススメ。やはり早いですからね。
バスに乗ると、待ち時間も含めれば最悪の場合30分以上かかってしまうこともあります。それがモノレールなら、10分前後で済むんです。
改札口でパスポートと搭乗券を提示すると、国内線ターミナルと国際線ターミナルの各駅間でのみ有効な、特殊なチケットを渡してもらえます。
電車から降りる際には、やはり改札の窓口でこの切符を差し出せばOK、というシステム。
京急にするかモノレールにするかは微妙なところでですが、京急はターミナルから駅まで少し距離があるのと、国際線ターミナルも地下着で出発階まで少し時間がかかります。
一方のモノレールは、駅数は1駅多いものの(第2ターミナルの場合は2駅)、各ターミナルから駅まで近くて、国際線ターミナルも出発階と同じフロアに到着(ただし、国内線から向かう場合は1階下のフロアに降りて、再び上る必要があります)。本数自体もモノレールのほうが多め。
ですので、個人的にはモノレールがオススメ。
以前、到着便が遅れて乗り継ぎがギリギリになった際も、JALの係員の方はモノレールに案内してくださいました。
といったところで、今回はこの辺にしておこうかと思います。
このあと羽田の国際線サクララウンジを堪能しつつ、ビジネスクラスで台北松山へと旅立ったわけですが、そのあたりはまた次回!
7. 次に読むのにオススメの記事
鹿児島空港での見どころについては、以下の記事をご参照ください。
580円で鶏出汁のだし茶漬けを頂ける、大空食堂の「鶏飯バイキング」が美味しい上にお腹いっぱいになって最高でした!
このあと、羽田のJAL国際線サクララウンジを堪能しつつ、ビジネスクラスで台北松山へと向かっています。
その際の様子は以下の記事でご紹介しています。
今回の台湾旅行については、1月の台湾旅行と一緒に以下の記事にまとめています。是非あわせて御覧ください。
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