東京ディズニーランドの兄弟パーク【マジックキングダム】を回ったWDW旅行7日目

2018年5月21日



 

10. ビー・アワー・ゲスト・レストラン

美女と野獣をテーマにした、新ファンタジーランドのメインレストラン。

TDLの新ファンタジーランドにもオープンすることが決まっています。

予約しなくても並べば入れますが、かなりの時間待たされますので180日前の予約がオススメ

 

まずは橋の手前で予約していることを伝えると、番号札を渡されます。

それを持って行列を横目にお城の中へと入っていきましょう。

近くで見るとお城が小さいことに驚かされますが、気にせずに中へ。

外観。お城がちっちゃい…? いやいや、きっとものすごく遠くにあるんです。橋を渡るとお城の中に入れます。その手前、左手で予約したことを伝えましょう。

 

事前に注文をしていない方は、ここで注文をすることになります。

タッチパネル式のシステムで注文を済ませて、奥の有人カウンターで手続きをしたあと、好きなテーブルで座って待てばOK。

 

このレストランは事前に注文を済ませておくこともできます。

その場合は、どうやら一度奥にある有人カウンターに立ち寄る必要があるようです。

厳密にはそのまま座席に座っていても良いようなのですが、システム的に注文が通っているかどうかを確認したほうが良いみたいなのです。

僕らは実際、注文がレストランまで伝わっていなくて、その場でタッチパネルのシステムを使って再度注文させられました。

このあたりのシステムは、随時変更が加えられているようですので、最新の情報に注意してください。

 

注文が終ったら、好きな席へと進みます。エリアは3箇所に分かれているかなり大規模なレストラン。

メインの部屋は巨大なダイニングルーム。ガラス張りのドアからは(映像の)外の景色が見えていますし、荘厳な装飾のある内装はまさに映画そのもの。

メインダイニング。ランチでも外は夜。シャンデリアや装飾も含め、荘厳な雰囲気。

おとなりにはベルと野獣の人形が中央にあり、

ベルト野獣のオルゴールのような人形。周囲には様々な絵画も飾ってあって、落ち着いた雰囲気の部屋です。

周囲に絵が飾ってある、ちょっと落ち着いた部屋があります。

反対側には、野獣の部屋。ホログラムのバラが飾ってあったり、野獣に引き裂かれたタペストリーがあったりと、やや荒んだ雰囲気です。

ホログラムのバラ。時々、花弁が落ちていくのが切ないです。
野獣が荒ぶった形跡のある、なんとも荒んだ部屋です。

我々はメインのダイニングルームと言いますか、ボールルームで食事をしました。

椅子や調度品も凝ってはいますが、あくまでディズニーのレストランレベルなので、「超リアル」とまではいきません。コストを絞れるところは絞っていますので、過度な期待は禁物。

 

座っていると、そこにいることを伝えたわけでもないのに運ばれてくる食事が不思議。

マジックバンドの位置特定システムを使っているのですが、あまり機能していないのか、当時は別途マジックバンドのシステムを内蔵した番号札のようなものを使っていました…。

作品内の、ビー・アワー・ゲストの曲のシーンで登場する、ひとりでにやってくる食事をイメージしているんでしょうね。

お皿だけ、またはワゴンだけが自動でやって来ればベストなのですが、そこはさすがに人が運んでいます。

シチュー的な煮込み料理。ほろほろと崩れるようなお肉が美味です。
ローストビーフのサンドイッチ。アール・オブ・サンドウィッチとまではいきませんが、サクッと噛み切れるお肉でなかなか美味しい。
オニオングラタンスープ。もうこの見た目で美味しくないはずがないですね。

 

何を食べても比較的美味しい印象ですが、あくまでWDWの中では、というレベル。感動するほどではありません。

あとは、あくまでクイックサービスのレストランです。周囲の演出は素晴らしいですが、あくまで「食堂」の印象を抜けきれない騒がしさと、椅子やテーブルなどの調度品のチープさ。

レインフォレストカフェのような仕掛けがあるわけでもありませんので、過度な期待は禁物です。もちろん、楽しいですし素晴らしいレストランではあるのですが、期待しすぎるとがっかりしてしまう可能性がありますので、念の為。

 

相変わらず肉と炭水化物ばっかりで野菜が少ないので、対策はお忘れなきよう。

 

 

11. カルーセル・オブ・プログレス

カルーセル・オブ・プログレスの外観。屋外から直接シアターへと入ります。省キャストで運営されていますので、案内は一切なかったりしますが、ドアが開いていたら入っちゃいましょう。

こちらはアメリカの2パークに設置されている(いた)アトラクション。

TDLにかつてあった、ミート・ザ・ワールドのアメリカ版に相当するアトラクションです。

 

ミート・ザ・ワールドは円の外側を向いて座席が配置され、外側にある映像やアニマトロニクスを見るシステムでしたが、こちらは逆。

円の内側にアニマトロニクスが配置されていて、それを外側から見る仕組みになっています。

シアターの壁。左側のステージを中心に、座席が壁ごと回転していくシステム。

 

約20分かけて、アメリカの生活の変遷を4シーンに渡って見ていくこのアトラクション。

まずは開拓記を過ぎた頃の、洗濯機も無ければ掃除機も無かった時代に始まり、

1900年台のシーン。ひたすら、このお父さんが喋り倒すアトラクションですので、英語苦手な人にはツラいかも。

1920年台、

1920年台のシーン。冷蔵庫は氷式だったりしますが、1900年台と比べれば少しずつ進歩しています。

40年台と続いて

1940年台のシーン。ほとんど電化されてとっても便利になっています。

最後は未来(21世紀)のシーンへと至ります。

21世紀のシーン。もう殆ど現代になってしまっていますし、むしろちょっと古臭いくらいになってしまっていますが、アトラクション開業当初はこれが「未来」だったのです。

全編英語で喋り倒されますので、聞き取れないと格好のお昼寝タイムになってしまいますが、涼しく心地よい椅子で休憩できますので、それはそれで良いかも

 

このアトラクションが作られた30年前という時代に思いを馳せると、アニマトロニクスのリアルな表情、滑らかな動き、さらにはセットのリアルさに驚かされるばかりです。

ミート・ザ・ワールドと同じく、一度聞いたら耳から離れない、アトラクション専用楽曲も魅力的(ミート・ザ・ワールド等、多くのディズニーアトラクションの音楽と同じ作曲者です)

 

 

12. トゥモローランド・トランジット・オーソリティ

こんな感じの列車に乗り込んで、ハイスピードにトゥモローランドを一周できる、気持ちの良いアトラクション。

リニアモーターで走る列車に乗って、トゥモローランドを一周見物して回ることができるアトラクション

リニアモーターと言っても、磁気浮上で浮き上がっているわけではありません。地面にはタイヤで接地しています。地面に埋め込まれた電磁石を使って、前に進むための駆動力としてリニアモーターを使う形式。

レールに埋め込まれたリニアモーター。この電磁石でライドを駆動しています。

東京の地下鉄で言うと大江戸線などと同じ形式です。

 

リニアモーターらしい、低速からグイッと加速する不思議な感覚で、結構なスピードを出しながらトゥモローランドを回っていきます

顔に風を受ける感覚が気持ち良い!

 

バズ・ライトイヤーのスペースレンジャースピン、スペースマウンテンなどはアトラクション内部を覗くこともできちゃいます。

一周約10分ほど、加速したり減速したりしながら、自動音声のガイドを聞きつつ気持ちよくトゥモローランドを眺めることができます。

アトラクションの中が見える以外にも、このライドのためだけに作られたシーンもあったりします。

ここにしかないアトラクションですし、ただの列車だと思って乗ってみるとびっくりするほど爽快なので、ぜひ一度体験を

 

もうちょっと続きます。次ページは、超絶評判の悪いアトラクションなど。

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Posted by ricebag