東京ディズニーランドの兄弟パーク【マジックキングダム】を回ったWDW旅行7日目
こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。
この記事では、2017年5月のフロリダ・オーランド旅行7日目の出来事をご紹介していきます。
この日は、1日まるごとウォルト・ディズニー・ワールド(以下WDW)4大パークの1つ、マジックキングダム(以下MK)を満喫していました。
マジックキングダムは、日本の東京ディズニーランド(TDL)によく似たパーク。
世界の他のパークと比べても、TDLとMKは作られた時期が近く、内容、構成も非常によく似ています。
それでも細かく見ていくと、日本との違いが結構見えてきます。
特に、WDWは世界のパークに先駆けて実験的な取り組みをする施設ということもあって、MKも日本未導入かつ日本に導入予定のあるものがいくつも導入されていたりする、最先端のパークなのです。
今回は、全アトラクションを紹介しても仕方ありませんので、そんな日本との違いに絞ってご紹介していきたいと思います。
1. マジックキングダムの概要
マジックキングダムは1971年にオープンした、世界で2つ目のディズニーパーク。
1つ目はもちろん、ロス近郊のアナハイムにあるディズニーランド。3つ目が1983年開業のTDLです。
パーク中央のお城はシンデレラ城。TDLは、このMKをモデルにしたマイナーチェンジ版ですので、中央のお城までそっくりなんです。
WDWに4つあるパークの中では唯一、アトラクションやテーマエリアなどに、他のディズニーリゾートとの共通点が多いパーク。
ですので、日本人的にはあまり旨味は多くないのですが、やはりアメリカ人やディズニーパークが無い国からの観光客にとってはメインのパーク。
入場者数は年間2,000万人を超え、世界一入場者数の多い、言い方を変えれば世界一混雑するパークとなっています。
ちなみにTDLは1,700万人前後で世界3位。MKの入場者数がこんなに多いのは、世界的な観光地になっていて、気候も良いために1年中混雑しているから。
日本の場合は、どうしても日本のお休みの時期に混雑が集中してしまいますからね。
2012年から2014年には世界に先駆けてファンタジーランドの拡張が行われました。
日本にも導入予定の美女と野獣のお城・レストランをはじめとして、新型コースターやリトルマーメイドのアトラクションなども導入され、かつてのファンタジーランドとは大きく様変わりしています。
さらに2021年にはトゥモローランドにトロンのコースターが設置される(上海と同じものになる予定です)など、今後も動きに目が話せないパークです。
それでは、日本にはないアトラクションや、日本とは内容の違うアトラクションをご紹介していきましょう!
2. 最新! 日本にはないコースター「七人の小人のマイントレイン」
2012年~2014年にかけて行われたファンタジーランドの拡張。そのメインアトラクションの1つとして登場したのが、この七人の小人のマイントレインです。
なんと、コースターでありながら、立地は周囲を通路で覆われています。その周囲をグルッと歩いて回ることができるんです。普通のコースターって、パークの端っこにあるので周囲を回ることはできませんよね。
ディズニーのコースターとしては、アナハイムの「マッターホルン・ボブスレー」以来のこと(と言っても、各パークのトゥーンタウンにあるコースターは、ゴーカートから裏側を見ることができましたが)。マッターホルン・ボブスレーは1959年からあるアトラクションですから、なんと60年以上ぶりのことです。
規模としては小さめですし、大きなドロップもないコースター(場合によっては、ガジェットのゴーコースターよりも怖くないかもしれません)ですが、なかなかにハイテクの機構を満載しています。
まず、コース途中に小人のいるエリアを通過します。ここでは小人たちが鉱石の採掘をしている場面を見ることができます。
この小人たちのオーディオアニマトロニクス、顔の表情がやたらとぬめぬめ変わるんです。
従来のオーディオアニマトロニクスは人形でしたから、顔の表情にはかなり制限がありました。口を開いたり閉じたり、まばたきをしたり、といったことが精一杯。
ところが、ここで使われているオーディオアニマトロニクスは顔を映像で表示するようにしたことで、人間のように滑らかな表情の移り変わりを実現したんです。
もちろん、立体的に表現するべきところはしっかりと人形として造形した上で、表情だけが映像で表示されます。
この技術は、現在では各最新アトラクションに随時導入されていますが、最初に導入されたのが、このマイントレインなんです。
さらにさらに、コースターのライドが左右に傾きます。
例えばコーナーで左に曲がる時、レールが左に傾いているだけでなく、ライド自体が左に少し回転するんです。
ライドの底が逆さのかまぼこ状になっていまして、これを電動でクイッと傾けているわけです。
コースレイアウトに合わせてライドをクルクル回転させるのは、なかなかにハイテク。
なのですが、これは動きが微妙。わずかに傾くだけなので、言われないとわからないくらいというのが正直なところ。
オーディオアニマトロニクスが登場するのはコース中盤と終盤の2場面だけで、コースターとしてもコンパクトでそれほど面白みがありません。
パークの一番人気になるほどかと言われると微妙なところですので、気合を入れてFast Pass+を取るほどではないかもしれません。
ただし、待ち時間は長めですので、Fast Pass+を取らないなら朝イチで攻略を。
待ち列にはインタラクティブ・キューライン(体験型待ち列)のシステムが導入されています。
樽をクルクル回転させてみたり、水を遮ると音がなる仕組みがあったり。
待ち時間も楽しませてくれますので、待ちが少し短いタイミングがあれば並んでみるのも良いかもしれません。
まだまだ次ページに続きます!
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