飲み物や朝食などはネットスーパーで注文しておこう ― ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)旅行の準備
こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。
ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)のオフィシャルホテルに宿泊すると、とあるネットスーパーへの注文はお部屋の中まで届けておいてもらえます。
お水や朝食など、現地調達しなければならないものの確保には重宝するこのシステム。物によっては、パーク内やリゾート内での購入と比べて1/10以下の価格で買えるものもあります。
安く済ませられるものは安く済ませて、使うべきところにしっかりお金を使い、思い出に残るWDW旅行にしたいですよね。
現地で「あれがない、これがない」と慌ててしまわないように、日本にいるうちに計画的にネットスーパーで物品調達の手立てをつけておきましょう!
この記事では、
- チェックイン前にホテルのお部屋まで届けておいてもらえるネットスーパーとはどこか
- 注文の方法と決済方法を1ステップずつ画像を使ってわかり易く丁寧に
- どんなものを注文しておくべきか
といったことをご紹介していきます。
1. WDWリゾート内の部屋まで届けてくれるネットスーパーとは
WDWリゾート内オフィシャルホテルの部屋まで届けてくれるのは、
というネットスーパーです。
WDW内のオフィシャルホテル専業のネットスーパーで、周辺の住宅等への配達は一切していません。
お値段は、WalmartやTargetなどの大規模チェーンのスーパーと比べるとやや高めですが、その分痒いところに手の届くサービスが魅力。
例えば、以下のようなサービスがあります。
- ホテルにチェックインする前に、お部屋の中に届けておいてくれる
- 冷蔵庫に入れるべきものは、冷蔵庫に入れておいてくれる!
- 「パークに持っていくのにオススメ」や「フロリダの夏の暑さ対策に」といったWDW特化型商品を扱っている
WalmartやTargetなどで買い出しをしてWDW内のリゾートまで運ぼうとすると、どうしてもレンタカーが必要になってしまいますから、その金額や手間を考えれば十分おトクな価格帯です。
もちろん、パークやリゾート内で様々なものを購入するのに比べれば、ものすごく安いです!
例えば、
- 水 パーク内: 約3ドル → Garden Grocer: 約35セント~(600 ml程度)
- 朝食 リゾート内: 約10ドル → Garden Grocer: 1ドル以下(シリアル+ミルクの場合)
といった具合。
考え方によっては、コストを1/10以下に抑えることができてしまいます!
何かと出費が多くなりがちなWDW滞在ですから、賢く活用しない手はありませんね。
注文は40ドル以上から可能になります。
40ドルから200ドルまでの注文だと、送料は14ドル。
200ドル以上注文すると送料は2ドルになります。
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2. Garden Grocerの注文方法
まずは、Garden Grocer.comにアクセスしましょう。
こんな感じの画面が表示されたかと思います。
“https://www.gardengrocer.com"より引用
最初に、アカウントを作成しておきましょう。左上の"Register"をクリックして
“https://www.gardengrocer.com"より引用
- 氏名(もちろんローマ字ですよ!)
- メールアドレス
- パスワード
だけ入力すればOKですので、登録してしまいましょう。
登録・ログインできたら、いよいよお買い物です。
メニューが何行にも分かれているのですが、"Aisle"から始まる行が商品ジャンルへのリンクです。
“https://www.gardengrocer.com"より引用
「飲み物」や「朝食」、「パン」などのジャンルの中から、購入したいもののジャンルにマウスカーソルを合わせるか、タブレットやスマホならタップをしてみてください。
こんな感じでカテゴリーのリストが表示されるはずです。
“https://www.gardengrocer.com"より引用
カテゴリーの種類が多くて見づらいのですが、なんとか目的のカテゴリーを探し出してみてください。
例えば、
- 水: Water (Purified Waterが安いです。ミネラルウォーターではなく、浄水器を通しただけの水ですが、ペットボトルに入っていますので安心感があります。)
- コーンフレーク: Cold cereals
- ソイジョイ的なもの: Breakfast Bars
- 食パン: Breadsの中のWhite
- 牛乳: Milk Productsから、"Whole"と表記のある商品を探す
といった感じで探していけばOK。
商品リストから目的の商品を探し出して、
“https://www.gardengrocer.com"より引用
カートマークのボタンを押してカートに追加しましょう。
ちなみに、この画像に出ている"Milk Whole"と書いてあるものが、成分無調整の牛乳です(といってもビタミンD1は足されていますが…)。
アメリカの牛乳にはLow Fatやら何やら、成分調整しまくったものが多いのでご注意ください。
注文は40ドル~ですので、40ドル分以上の商品をカートに入れてくださいね。
購入したいものが全てカートに入ったら、購入手続きへと進みます。
“https://www.gardengrocer.com"より引用
“Proceed to checkout"ボタンをクリックして、注文手続きに進みます。
“https://www.gardengrocer.com"より引用
ログインしていれば氏名とメールアドレスは入力されているはずですので、電話番号とホテル名を入力しましょう。
電話番号は、まずは"Others"を選択。国番号が消えますので、最初に81と入力してください。
国番号を入れる場合、電話番号の最初の0は取ります。例えば、
- 090-xxxx-xxxx → 81-90-xxxx-xxxx
- 080-zzzz-zzzz → 81-80-zzzz-zzzz
となるわけです。
ホテル名は、宿泊されるホテルを選択すれば自動的に入力されます。
部屋番号は、注文段階ではまだわかっていないはずですから、入力する必要はありません。
下の方には、WDWリゾートの予約確認番号を入れるフリースペースがあります。
WDWの公式サイトからMy Disney Experienceにサインインし、
“https://disneyworld.disney.go.com"より引用
“View My Tickets"という項目を選択すると、
“https://disneyworld.disney.go.com"より引用
こんな画面が表示されるはず。
“https://disneyworld.disney.go.com"より引用
右側のConfirmation Numberというところにある数字が確認番号です。
これを、Garden Grocerの先ほどの自由入力欄に入れておくと、確実にお部屋まで届けてくれます!
続いて、配達日時の指定画面です。
“https://www.gardengrocer.com"より引用
配達希望日と、配達希望時間を指定します。
大抵は日本にいるうちに注文することになると思いますので、チェックイン前の時間帯を指定しておけばOKです。
さすがに前日とかに届いてしまうとマズいですので、チェックイン日の午後(12時~16時)を指定しておきましょう!
“https://www.gardengrocer.com"より引用
最後に支払情報を入力していきます。
こちらも、やはり氏名とメールアドレスは入力されているはず。
携帯番号は先程と同様に、最初の0を取り除いた番号の頭に81を付けて入力します。
住所はちょっとややこしいのですが、
〇〇県☓☓市(△△区)▲▲1-1-1といった住所であれば、
Street Address欄: 1-1-1 ▲▲, (△△-ku), ☓☓-shi
City欄: 〇〇
と入力すればOK。
秋田県田中市佐藤1-1-1なら、1-1-1 Sato, Tanaka-shiと入力することになります。
基本的には順番をひっくり返してローマ字にする、と覚えておきましょう。
Country欄はJapanを選択し、ZIP code欄には通常の郵便番号を入力します。
下の方にスクロールすると、支払情報の入力画面が出てきます。
“https://www.gardengrocer.com"より引用
Paypalのアカウントをお持ちであれば、Paypal経由でも支払いをすることができますが、ここではシンプルにクレジットカード払いを選択した場合についてご紹介していきます。
まずは、Payment MethodでCredit Cardを選択しましょう。
すると、カード番号の入力フォームなどが出現します。
Typeでは、VISA, Master Card, American Expressなどのカード種別を選択します。
Credit Card Numberのところには、VISAやMasterなら16桁のカード番号を入力しましょう。
その横のCVVという欄には、カード裏面の署名欄に書いてある3桁の数字を入力します。
その下の氏名は、カード表面に書いてあるとおりのスペルで入力しておいてください。
これでNextを押せば、確認画面が出てさらに次に進めば注文完了です!
お疲れ様でした!!
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3. ネットスーパーで購入しておくのがおすすめの品々
重い物、パークやリゾートでは入手できない・高い品々など、ネットスーパーで購入しておくべきものがありますのでご紹介していきます。
水・飲み物
ネットスーパーを使うなら、水や飲み物はマストアイテムです!
これを購入しておけば、高いホテルのドリンク飲み放題カップを購入する必要もなくなりますし、パーク内でも節約ができちゃいます。
この商品は、40本入りで10ドル。なんとペットボトル1本あたり25セントです!
ただし、一時期コストコの水で話題になったように、こちらも水道水を浄水器に通しただけのもの。ボトル詰めされて売られていますから、成分の基準値なんかはあって衛生面では安心ですが、味はイマイチ。
安いpurified waterを買うか、少しお金を出しても美味しいspring waterを買うかはお好みですが、いずれにせよパークで3ドル以上出して買うのがバカらしくなるような価格ですので、ぜひ購入しておきましょう。
(旅行される人数)×(外に出かける日数)分購入しておくのがオススメです。
また、アメリカでは水道水も飲めるのですが、不安な方はホテル内で飲むための水も用意しておくと良いかも。
小分けにする必要はないので、ガロン売りのもののほうが安いです。
熱いフロリダでの熱中症対策に、塩分と糖分を補給できるスポーツドリンクもあると良いかもしれません。
色は凄まじいですが、味はポカリなどと比べると少し薄め。それほどクセはないですよ。
朝食
朝食はリゾート内のレストランやパークで食べると、10ドル前後はかかります。
ここも重要な節約ポイント。5日間食べれば50ドルもかかってしまいますから、これを節約できると大きいですよ。
例えば、シリアル+ミルクだけにしてしまうというのは1つの手です。
ちなみにアメリカの牛乳は2週間近く日持ちしますので(それだけガッツリ殺菌されて風味も飛んでしまっていますが…)、大きめを買って滞在中ずっと飲んでいても問題ありませんよ。
他にもパンや朝食バー類、冷凍食品など様々なものがあります。お好みに合わせてどうぞ。
オレンジジュースも、ここで買ってしまうと安いです。
サイズも500mlサイズからガロンボトルまで、各種ありますよ。
朝食の定番、ヨーグルトなんかは市販のパッケージがリゾート内のレストランでそのまま売られていたりします。同じものを高いお金を払って購入するのはばからしいですし、節約のためにもスーパーであらかじめ購入してしまいましょう。
昼食+おやつ
これはもう、どこまで節約するかの世界なのですが、ガッツリ節約したい方は昼食やお菓子を持ってパークに向かうと良いかもしれません。
こういったグラノーラバーであったり、あるいは
ホットドッグ用の細長いパンなんかも便利です。
冷蔵のソーセージもありますから、冷めたホットドッグくらいならパーク内でも(こっそり)たべられます。
そういったものを持っていく場合は、ラップが必須
お菓子類も各種取りそろえてあります。パーク内で小腹が空いたとき、長い行列に並んでいるとき用にあると良いです。もちろん、そのくらいであれば日本から持っていくのもアリですけどね。
日用品
日用品にも日本から持っていくより、現地で買ったほうが良いものがあります。
その代表例が、洗濯用の洗剤。各リゾートには洗濯機があり、長期滞在中に洗濯することができますが、洗濯機はアメリカ仕様です。
温水で洗うタイプですから、冷水が一般的な日本に合わせた洗剤では洗浄力が強すぎたり、逆にアルコールを使っているようなものは揮発してしまったりします。
アメリカの洗濯機にはアメリカの洗剤を使うのが一番。洗濯機が置いてあるところや売店でも洗剤は購入できますが、やはりスーパーのほうが安いです。
ただし、傷みやすい洋服は注意してくださいね。
あとは、シリアルなどを召し上がる際にはプラ皿があると便利。
スプーンやフォークなども買っておくと安心です。
ネットスーパーで買ってはいけないもの
逆に、買ってはいけないものってあるのでしょうか。
僕は比較的アメリカの製品には耐性がありますので、何でも現地で揃えてしまう方針なのですが、なれない方は以下の製品は避けたほうが良いと思います。
- 体に触れるもの
これは言わずもがな。
日焼け止めなどは肌に合わずに荒れてしまう恐れがありますし、日本で販売されているもののほうが高性能です。
歯ブラシなどは大きすぎて日本人には合わない場合も。
シャンプーなどは洗浄力が高すぎて髪がキッシキシになってしまいます。
- 日本で食べたことのないタイプの食品
これは単に、日本人の口には合わない可能性が高いからです。
おいしくなかった時に捨てる覚悟で買うなら問題ないのですが、その食品を生命線にしてしまうと、かなりの確率で飢えます。
ただでさえ、スーパーで売られている品の味は日本と比べて一段落ちるアメリカ。そこに日本人の味覚に合わないクセが加わると…。
冷凍食品も、たとえお部屋に冷凍庫と電子レンジがあったとしても要注意です。一部にやたらと美味しいものもあるのですが、大半は美味しくないですので覚悟の上で購入しましょう。
ウォルト・ディズニー・ワールド専業のネットスーパーの利点とお買い物の仕方、購入すべきものなどをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
とにかく安くWDWに行きたい、という方もオフィシャルのオールスターリゾートに宿泊される、というパターンが多いかと思います。そんな方であれば、このネットスーパーが利用できますので、賢く利用してできる限り安くWDW旅行を楽しみましょう!
こうして節約したお金で、キャラクターダイニングでの食事を一回増やしたり、ユニバーサルスタジオに出かけたりできれば理想的ですよね。
ネットスーパーではなく現地の実際のスーパーに立ち寄りたい、という方は、旅行会社のオプショナルツアーを利用するのも1つの手です。
例えば、VELTRAという現地ツアー専門のサイトなら、夕方にホテルを出発してアウトレットとスーパーを回ってくる、というツアーもありますよ。以下のボタンから詳細ページにリンクしています。
4. 次に読むのにオススメの記事
スーパーのサイトをご覧になるとおわかりのように、新鮮な生野菜は入手が難しいですし、お値段も高いです。
こんな理由でどうしてもアメリカ旅行では野菜不足に陥ってしまいがちですから、日本にいるうちに現地での野菜不足対策を立てておきましょう。
野菜が不足してくると、そればっかり気になって旅行が楽しめなかったり、肌荒れやお腹の調子が悪くなってしまったりと旅行の楽しみにも影響してしまいますよ!
対策方法は以下のページで詳しくご紹介しています。
ESTAの申請、マジックバンドのカスタマイズなどはお済みでしょうか?
それぞれ、以下の記事で詳しくご紹介していますので、まだの方はご参考になさってみてください。
その他、旅行準備情報や旅行記などWDW関連の記事は以下のまとめページからご覧ください。
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