半日で世界旅行! 【ワールド・ショーケース】in エプコット
6. 三越の植民地 日本館
続いては、我らが日本館です。
フューチャーワールドの真正面にはアメリカ館があり、その隣という素晴らしいポジション。
日本は文化的にも異質で面白い国ですし、ウォルトは比較的日本に良い印象を抱いていたらしいこと、当時日本に東京ディズニーランドを計画中だったこともあって、この場所にこれだけの面積をあてがわれたようです。
鳥居の向こう側にはエプコットのシンボル「スペースシップ・アース」を見ることができます。
日本館には五重塔や
お屋敷風の建築物等。
メインの建物の2階は鉄板焼や日本料理のテーブルサービスレストラン。1階には三越が運営するショップが入っています。
ショップでは、日本の伝統文化を反映したお土産品から、現代の便利グッズ、キャラクターグッズまで、様々な商品が展開されています。
どこかで見たことのあるキャラクターも。
更には「美術館ギャラリー」という施設もあって、その時々で展示内容を変えながら、日本文化の紹介をしています。
パスポートはもちろん、日本人のお姉さんが日本語で記入してくれます。
真ん中の小高い丘の上にある東屋には、カウンターサービスの日本食レストランがあります。
うどんなどを比較的低価格で食べることができますので、日本食が恋しくなったらこちらへ。
4大パーク内で日本食を食べられるのはココだけです。(WDW内でも、他にはディズニー・スプリングスにあるくらい)
運営は基本的に三越に委託されているようですので、やや商売っ気が強いのが鼻につきますが、ベースの建築物等はパークオープン時に作られたもの。
「外国人から見た日本ってこんな感じなんだ」という目で見るのもなかなか楽しいパビリオンです。
日本館には富士山を模したコースターが作られる計画もあったようなのですが、現在はアトラクションは無し。
ちなみに、富士山型コースターのアイデアは日本版スペース・マウンテンとして、シアター型アトラクションの計画はミート・ザ・ワールド(撤去済み)としてTDLに設置されたのではないか、という説もあります。
7. U.S.A.! U.S.A.! アメリカ館
アメリカ館は、やはりワールド・ショーケースのベストポジション、フューチャーワールドから見て対岸にあります。
意外なことにアメリカ人が多く、時間を使って見ている印象。
現代アメリカの歴史はイギリスからの入植と、ボストンに端を発する独立戦争以降ですので、やや歴史が浅い国です。
が、その独立戦争時の展示物などもあり、館内のガイドツアーも随時開催されていて学習施設としては意外にも充実しているんです。
ショップはありますが、国旗をモチーフにしたグッズばかりで、立ち寄らなくても…な感じ。
アメリカンな食べ物を頂ける、テーブルサービスレストランとカウンターサービスレストランが1軒ずつ。
さらに軽食のお店もあります。今回はそこでターキーレッグを購入してみました。
パッサパサなのに脂が滴り落ち、スモーキーな香りと塩分強めで、なかなかにパンチのある一品。
サイズもデカい!!
パビリオンの向かい側にはライブステージがあり、1日を通して様々なパフォーマンスが行われています。
ここで音楽を聴きつつ、ターキーレッグを貪ってみました。
パビリオンの2階には、巨大なシアターがあります。
そこでは、一体何体出てくるんだというくらいに多数のオーディオアニマトロニクスを投入した映像+人形劇形式で、アメリカの偉人たちが紹介されています。
アメリカの歴史を学べる素晴らしい施設ですし、本当にリンカーンがそこに立っているのではないかと言うくらいにリアリティのあるオーディオアニマトロニクスには驚かされるばかりなのですが、既に炎天下を数 km歩いてきた我々には、絶好の睡眠学習施設となってしまいました…。
パスポートはこんな感じ。
8. 世界一美しい広場でのんびりと イタリア館
アメリカの先にはイタリア館が見えてきます。
ローマ帝国時代ではなく、もっと後。ヴェネツィアが栄えた時期をフィーチャーしているもよう。
最初に目に飛び込んでくるのは、ヴェネツィア、サン・マルコ広場にある大鐘楼とドゥカーレ宮殿です。
サン・マルコ広場は世界一美しいとされる広場。ミニチュアではありますが、街灯などの小物までしっかりと精巧に模して作られています。
広場にはテラス形式のカウンターサービスレストランもありますから、ここでのんびりと軽食を食べるのも気持ち良いかもしれません。
他の建物もしっかりとヴェネツィアン様式。
ショップではミッキー型のパスタなど、イタリア土産と並んでディズニーらしい商品も陳列されていました。
パスポートはこんな感じ。イタリア語で書かれています。
我々は、表にあるジェラテリアでジェラートを1つ。チョコチップのジェラートで、かなり本格派。
僕はこの翌月にヴェネツィアやその周辺でジェラートを食べ歩いたのですが、そこで食べたものとも遜色ないレベルで、美味しかったです。特に疲れた体には甘いものが素晴らしい!
9. おとぎの国の世界 ドイツ館
イタリア館のお隣は、ちょっと小じんまりとしたドイツ館です。
ここは白雪姫の故郷。
数々の名作童話も生まれた国ですから、建築物をミニチュアライズするとどこかメルヘンチックに。
ショップではドイツ土産等々が販売されています。
ドイツ館で何かを食べるなら、やはりソーセージとビール! となるところです。実際、「オクトーバーフェスト」という素敵なネーミングのバーもあるのですが、疲れ切っている上にアルコールが得意ではない我々は、表のワゴンでアメリカ人も大好きプレッツェルを購入。
超巨大なプレッツェル、固くカリッとしたパンに塩気をまとわせたような食べ物で、やはりビールに合いそう。
飲めないのが残念です…。
パスポートはこんな感じ。ドイツ語です。
記事は次のページへと続きます! 次のページにはアナ雪の舞台も登場しますよ。
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