半日で世界旅行! 【ワールド・ショーケース】in エプコット
こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。
今回は、フロリダ州オーランド近郊のウォルト・ディズニー・ワールド(以下WDW)4大パークの1つ、エプコット(以下EP)にあるエリア「ワールド・ショーケース」をご紹介していきます。
エプコットは未来や科学をテーマにした、科学館的な「フューチャーワールド」と世界各国のパビリオンが立ち並ぶ「ワールド・ショーケース」に分かれています。
まさに常設万博といった雰囲気のパーク。今回ご紹介するのは、そのうちワールド・ショーケース部分です。
ディズニーが万博を設置したら、どんな内容になるのか気になりますよね。全ての国のパビリオンをキッチリ回ってきましたので、詳しくご紹介していきます!
なお、訪問時は「フラワー&ガーデンフェスティバル」というイベントも開催されていました。ワールド・ショーケースにも様々なキャラクターの植栽が設置されていましたが、そちらは別記事でご紹介しています。
- 英語必要度 ★★☆☆☆ 人々との交流を目的にしなければ英語は不要!
- 予習必要度 ★☆☆☆☆ ディズニー作品とはほぼ無関係です
- オススメ度 ★★★★☆ 普通のパークとはちょっと変わった雰囲気を楽しもう!
いわゆる一般的なパークとは、ちょっと雰囲気が違います。デフォルメされているものの、各国のリアルな雰囲気を楽しめるよう配慮された作り。「夢の国」とはちょっと違った方向性です。ディズニーらしいおもてなしの精神と、世界の文化との融合は必見!!
1. ワールドショーケースとは
ワールド・ショーケースは、湖の周りに各国パビリオンが立ち並ぶ、まさに万国博覧会のようなエリア。
一周約1.7 kmにも及ぶ湖周りの周回と、さらには各国パビリオン内の散策も含めると、かなりの距離を歩くことになるなかなかヘビーなエリアです。
屋外の部分も多いので、複数回の休憩は必須。
というわけで、今回は休憩がてらに各国ならではのグルメを食べ歩きつつ、アトラクションもしっかり楽しんできましたのでその様子をご紹介していきます!
今回は反時計回りに国を巡っていくことにします。
各国パビリオン巡りを始める前に、こんなパスポートを購入しておくと、各国の方と交流ができて、思い出にもなりますのでぜひご用意を。
エプコット内の各ショップ、ワールド・ショーケース内のキオスク等で販売されています。
あとは、暑いオーランドで、炎天下を長距離歩き回ることになりますので、対策をお忘れなく。
日焼け止めや
帽子は必須です。
他にも冷感タオル等あると、ちょっと元気になれますよ!
2. 大自然を満喫! カナダ館
フューチャーワールドからワールド・ショーケースに入って、反時計回りに進み始めると最初に見えてくるのがカナダ館。
アメリカの北隣にある国ですね。
ナイアガラの滝(アメリカとカナダの国境ですが、カナダ側からのほうが見やすい)や、オーロラなど、北国らしいアメリカ以上に雄大な自然と寒冷地特有の動植物がウリの国です。
公用語は英語とフランス語。
敷地に足を踏み入れると、まず目に入るのはお城のような建物。
カナダらしい建築といえばこれ、ということなのでしょう。
周囲にはショップがあって、カナダの名産品やお土産など、ディズニーグッズ以外の普通のものも手に入ります。
カナダはひたすらクマと鮭をプッシュ! ギャグパーカー的なものがたくさん並んでいました。
あとはメイプルシロップ、スモークサーモンなどなど、おなじみカナダの定番おみやげもズラリ。
ワールドショーケースをぐるっと見て回ると、世界各国のお土産も手に入っちゃうんです!
お城の裏側に回ると、大きな滝が見えてきました。ナイアガラを始めとした水資源をイメージしたのでしょうか。
さらに進むと、「オー!カナダ」という360度円形スクリーンを使った映像型アトラクションがあります。
かつて日本の東京ディズニーランド(TDL)にあった「ビジョナリアム」などと似たような形式で、観客の周囲を取り囲むように映像が投影されます。
内容は、カナダの名所を紹介する実写映像。雄大な自然を楽しむことができますが、いかんせん映像設備が古いので、今となっては古臭さを感じてしまう可能性大。
今まで3回ほど見たことがありますので、今回はスルー。
そのすぐ近くには、高級ステーキハウスがあります。WDWで美味しいお肉を食べなくなったらここへ。もちろん、ダイニングプランにも対応しています(テーブルサービス2回分必要です)。
その前にはキレイなお庭。春は比較的草花が多い地域もありますので、そういった地域をイメージしたのでしょうか。
カナダ館に屋台型の軽食は無かったので、休憩は持ち越しに。
先程用意したパスポートは、専用スペースで提示すると、こんな感じで記念のシールやスタンプを押して、コメントを書いてくれます!
カナダは英語とフランス語が公用語なのですが、そのうちフランス語で。
その時の会話や担当の方によって、書かれるコメントも違ってきますから記念になりますよね。
各国を回るモチベーションも出てきますから、ぜひ用意しておきたい品です。
しかも、各国ちょっとわかりにくいところにあったりしますので、探しているうちに各パビリオンをじっくり回れるという嬉しい副作用も!
3. イングランドからアイルランドまでを凝縮 イギリス館
続いて見えてきたのはイギリス館。ピーターパンやふしぎの国のアリスなどの故郷ですね。
イギリスはイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4地域からなる連合王国。島国ではありますが、まったく異なる幾つかの文化が混ざっていますので、それをどう表現しているのかが見どころです。
公用語はもちろん英語です。
パビリオンの向かい側にカウンターサービスの屋外型レストランがありましたので、ここで腹ごしらえ。
注文はもちろん、「フィッシュ・アンド・チップス」です。イギリスといえば、やはりコレ。
白身魚のフライとフライドポテトのセットです。小さな船型トレイに乗って提供。
フィッシュはかなりボリューミーで迫力があります。フリットに近い、しっかりカリッとする衣でなかなか美味しい。中のお魚はフワッフワ!
下にはフライドポテト。こちらもホクホクでなかなか。
メシマズで有名なイギリスですが、やはりフィッシュ・アンド・チップスだけは外しません。
イギリス館の中に入っていくと、片側はアイルランドやスコットランドなどの建築様式に近い建物、反対側はイングランド的なレンガ造りの建物が立ち並ぶ、ちょっと不思議な風景。
これがしっかりと馴染んで見えるから、ディズニーマジックは不思議です。
ここではイギリスブランドの香水や、トワイニングの紅茶など、イギリスを代表する品々が並んでいます。
ふしぎの国のアリスのグリーティングがあったり、
イングリッシュガーデンがあったり。
小奇麗な雰囲気でなかなかにステキ。
アフタヌーンティーができるテーブルサービスレストランがあると人気が出そうですが、その分予約競争も激化しそうです…。
イギリスのパスポートはこんな感じ。
4. 美食と芸術の国 フランス館
ボードウォーク方面から徒歩やボートで入場できるゲートを横目に橋を渡ると、フランス館が見えてきます。
フランスと言えばエッフェル塔に凱旋門! 実際、奥の方には遠近法を使って大きく見えるエッフェル塔がそびえ立っていますよ。
ディズニー的には美女と野獣の舞台となった国でもあります。訪問時は実写版美女と野獣の公開後だったこともあって、かなりの美女と野獣押しでした。
美食の国ですから、見どころはやはりフランス料理。
手前にはシェフ・ド・フランスというテーブルサービスの高級フレンチもありますし、
奥にはアイスクリーム屋さんや、ショップと食堂が一体となったお店もあります。
この食堂はカウンターサービス形式で、フレンチを手軽に楽しむことができますのでオススメ。大衆食堂のイメージでちょっと暗いですけどね。
僕らは、フラワー&ガーデンフェスティバル限定で出ていた屋台で、オニオンチーズパイを購入して食べてみました。
もう組み合わせからして間違いのない料理ですが、やはりその名に違わずしっかりと美味しかったです。
フランスのパスポートはこんな感じでした。もちろんフランス語で書かれています。
フランスも映像型のアトラクションがあるのですが、カナダよりもショボいので、やはりスルー。
5. 素敵な民芸品がたくさん モロッコ館
アフリカ北西部の国、モロッコ。政治的にはなんだかんだありますが、エプコットのオープン当時は、おそらくアフリカで最も安定していたためか、アフリカから唯一のパビリオンが設置されています。
土壁で作られた要塞のような建物の中は、屋根付きのスペースや噴水のある中庭などが広がっています。
室内のお店もありますが、露天風のお店もあり。いずれも(おそらく)モロッコ産の民芸品などを販売しています。
その他、タイリングも見事。装飾的なタイル張りが、アフリカ北西部でも一般的だったんですね。
日本にいるとなかなかアフリカの文化に触れることはありませんが、ヨーロッパは地理的にも近く、かつて植民地支配をしていたという経緯もあって、アフリカの文化には(日本よりは)親しみがあるようです。
その流れでアメリカでもこうして触れることができるんでしょうね。
国と国との関係性についても、日本との違いが見られてなかなか楽しいパビリオン巡りなのです。
モロッコで書いてもらったパスポートはこんな感じ。
記事は次のページへと続きます! 次のページはいよいよ日本館!!
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