エプコットの【インターナショナル・フラワー・アンド・ガーデンフェスティバル2017】レポート

2018年2月25日



こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。

今回は、フロリダ州オーランド近郊のウォルト・ディズニー・ワールド(以下WDW)4大パークの1つ、エプコット(以下EP)で2017年3月~5月に開催されたイベント「インターナショナル・フラワー・アンド・ガーデンフェスティバル2017(Epcot International Flower & Garden Festival 2017)」をご紹介していきます。

 

エプコットで、毎年3月1日~5月31日にかけて開催されているイベント。

パーク全体に様々な植物が植えられ、さらにキャラクターの形の植栽がいたるところに現れたり、パーク全体がまるで巨大な植物園になったかのような、大規模な緑のイベントです。

お気に入りのキャラクターを探すだけでも楽しいですし、世界各国のパビリオン前でイベント限定の美味しい軽食を頂いたり、いろんな植物を探して彷徨ってみたり、と様々な楽しみ方ができる、意外とファンの多い隠れた人気イベントなんです。

この記事では、そんなフラワー&ガーデンフェスティバル開催期間中にエプコットを訪問してきましたので、その時の様子やどんな植物、植栽があったのかなど、詳しくご紹介していきますよ!

 

オススメ度

 

  • 英語必要度 ★★☆☆☆ 植物の説明のみ英語表記があります
  • 予習必要度 ★★★★☆ ディズニーの主要キャラクターはおさえておくべし!
  • オススメ度 ★★★★★ わざわざこの時期を狙っていく価値があります

 

文字だけだと地味に感じるイベントですが、実際に訪問してみるとガラッと印象が変わります。植栽を見て回る、派手さはないイベントですが、パーク全体がガーデンフェス一色に染まっていて、広いエプコットを回るのがまったく苦にならない楽しさ!

 

 

1. インターナショナル・フラワー・アンド・ガーデンフェスティバルの概要

インターナショナル・フラワー・アンド・ガーデンフェスティバルは、毎年春先から初夏(3月1日~5月31日)にかけて、エプコットのパーク全体を使って開催されるイベント。

パーク内に植栽で作られた様々なディズニーキャラクターが登場し、それに合わせて世界各国のグルメが楽しめる屋台なども出現。

こうして書くと、一見地味なイベントですが、わざわざ毎年この時期に訪問するファンが多数いるほど、一度見てしまうとハマるイベントなんです。

 

特定の曜日には屋内パビリオンでイベントも開催されますので、訪問時には日程をチェックしておいてくださいね。

ただ見るだけよりも、写真に撮ったりすることで映えるイベントですから、写真好き、カメラ好きの方は必見のイベントですよ。

あまり御託を並べても仕方がないので、どんなイベントなのか、早速様子をご紹介していきます!

 

2. キャラクターの植栽

やはり、なんといってもメインはディズニーキャラクターをかたどった植栽たち。

まずは、キャラクターの植栽を中心にご紹介していきます!

 

2.1 フューチャーワールド

エプコットは大きく2つのエリアに分かれています。

入口に近く、科学館的な内容のフューチャーワールドと、世界各国のパビリオンが並ぶワールド・ショーケース。

このうち、まずはフューチャーワールドの植栽をご紹介していきますよ。

 

メインエントランスを入ると、パークのシンボルである球体(スペースシップ・アース)の前で、ミッキープルートデイジーなどメインキャラクターたちがお出迎え。

エントランスを入ったところにあるミッキー&フレンズの植栽。フォトパスのスポットにもなっています。

フォトパスのスポットにもなっていて、家族写真を撮る方で大行列になっていました。

クルッと回ると、もちろんミニーなど、見えていなかったキャラクターたちも居ますよ!

エントランス前のミニー。緑でできたミニーが緑のリースを持っている、不思議で美しい植栽です。

カラフルで可愛らしいですよね。

 

フューチャーワールドには、他にもランド館手前に「魔法使いの弟子」ミッキーと「ファンタジア」のフラミンゴたち。

魔法使いの弟子のミッキー。奥には、ファンタジアのフラミンゴ達も見えています。右手にはキノコ達。

イノベンシヨンズ横にはお花畑から顔を出すスティッチ

お花畑から顔を出すスティッチ。カラフルで可愛い!

スペースシップ・アース裏には、パークのオリジナルキャラクター「フィグメント」。

スペースシップ・アース裏には、スペースシップ・アースに乗るフィグメント。エプコットのオリジナルキャラクターです。

ちなみにフィグメントには、イマジネーション館のアトラクションで会うことができますよ。

 

ミッション・スペース前には、バズ・ライトイヤー。宇宙旅行のアトラクションですから、ピッタリのキャラチョイス。

ミッション・スペース前のバズ・ライトイヤー。まさに、宇宙の果まで出発寸前といった雰囲気を醸し出しています。

ミッション・スペースの左隣には、元々「ライフ館」だった建物があります。

内容が古くなってしまったために、アトラクションや体験施設等は撤去されてしまったのですが、建物自体はイベントスペースとしてそのまま残されています。

フラワー&ガーデンフェスティバルの開催期間中は、この建物がフェスティバル関係イベントの会場となっていて、週に1度(この年は金曜日でしたが、訪問前に要チェック!)オープンします。

その前に、シンプルなミッキー&フレンズの植栽

イベントスペース前のミッキー、ミニー。後ろではグーフィーが何かを探すようなポーズを取っています。
ドナルドとプルート。装飾されていない、シンプルな形のキャラクターというのも、見つけると嬉しくなります。

 

チップとデールがいる写真撮影スポットや、

チップとデールの撮影スポット。もちろん、フォトパスのカメラマンが常駐しています。

フィニアスとファーブ

フィニアスとファーブ。目玉はしっかり飛び出しています。

チップとデールを裏から見ると、ドナルド一家

ドナルド一家。隊列を組んでいる姿が可愛らしい! もちろんフォトパスポイント。

農家ミッキーもいたようなのですが、発見できず…。

農家ミッキー。一体どこに居たんだ…?? 時期の問題でしょうか。

 

周囲の水辺も、フェス用にキレイに彩られています。

水辺もキレイに彩られています。向こうに見えるのはイマジネーション館。

謎のチョウチョを通り過ぎると、

謎のチョウチョ。ある一点から見ると飛んでいるように見える錯視ペイントもあり、その前にはやはりフォトパスカメラマンが居ました。

いよいよワールド・ショーケースに入ります!

 

 

2.2 ワールド・ショーケース

ワールド・ショーケースには、それぞれの国のパビリオンに、その国を舞台とする作品のキャラクターたちが配置されています。

ワールドショーケースとはどんなところかについては、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください!

カナダ館とイギリス館の間に、プーさん一団。プーさんはイギリス生まれですが、イギリスの町並みには似合わないので、パビリオンからは少し離れての配置です。

プーさん。赤い風船を持っています。
ピグレットとイーヨー。ピグレットがイーヨーの上に乗っているシーン。
ラビット。プーさんは、皆が少しずつ距離を置いて配置されています。
ティガー。胸に手を当てたポーズです。

少し進むと、イギリス館が見えてきます。

イギリス、ロンドンと言えばピーターパンですよね。

建物の前にティンカーベルがいます。

ティンカーベル。建物の前に1人で立っています。ドッシリ構えているのではなく、フワッと着地したような雰囲気を植栽で表現しているのがスゴい!

ピーターパンはどこだ? と思ったら、いました! 屋根の上に。

屋根の上にはピーターパン。ポージングだけでピーターパンだとハッキリわかりますね。

さすが、やんちゃしてます。ここまでされちゃうと、もはや宝探し状態。できるだけ多くのキャラクターを探す、という楽しみも出てきますよね。

実はワニもいたらしい。

ワニ。植え込みを水面に見立てるとはニクい演出です。

なんでワニを発見できなかったのかというと、イングリッシュガーデンで撮影会をし始めちゃった人がいて、入るに入れなかったから(笑)

撮影会を始めちゃった女性。さすがにひたすらポーズを撮っているところに割って入れるほど、メンタルがタフではありません…

 

続いてフランス館にやってきました。

この年は、実写版「美女と野獣」公開の年。というわけで、ひたすらに美女と野獣オシでした!

まずは、ルミエールコグスワース

ルミエールとコグスワース。今にも踊りださんばかりの躍動感です。

実はこの場所、時期によってはシンデレラだったりもしたようなのですが、おそらく実写版公開に合わせて変更・時計新設したようです。

時期によってはシンデレラだったみたい。もしくは前年の写真? 時計もありません。

噴水の向こうには、ベル野獣です!

ベルと野獣。周辺の木々、背景とも合わさって、最早「美しい」という言葉しか出てきません。今回のガーデンフェス最高の出来!!
ベルと野獣のアップ。どこから撮っても絵になる2人です。

 

続くモロッコ、日本、アメリカ館では特に発見できず。無理やり配置するのではなく、景観に馴染まないものは無理に置かない、というスタンスはフラワー&ガーデンフェスティバルの理念にも通ずるものがあって、好感が持てます。

イタリア館はわんわん物語だったようですが、発見できず(時期的な問題?)。

わんわん物語の2人。レディのもふもふ感がスゴいです。

 

ドイツ館はもちろん、おなじみの彼ら。

七人の小人。めいめいに表情豊かで、見ているだけで楽しくなってきます。

七人の小人の手前には、もちろん白雪姫もいますよ。

白雪姫。七人の小人を引き連れて森の中を歩いているんでしょうか。

 

ドイツ館と中国館の間にある空白地帯には、ライオンキング

ライオンキング序盤の名シーン。ラフィキがシンバを高らかに掲げています。

反対側には、まだシンバと出会っていないプンバァティモン

プンバァとティモン。まだシンバと出会う前の2人が、オアシスを闊歩しています。

このようにして、物語の一場面を切り取った場合には、矛盾を生じさせないような配置になっているのも素晴らしい!

 

中国館はキャラクターではなくパンダでした(笑)

中国館前のパンダ。なぜかここだけキャラクターではありません。

 

ノルウェー館はアナ雪一色! トロール

アナと雪の女王からトロール。オラフやクリストフではなく、トロールを配置するセンスがステキです。

確かに、背景のノルウェー館とは妙に馴染んでいます。

もちろん、アナエルサも居ますよ!

アナとエルサ。ちょっと目が怖いです(笑)

 

メキシコ館は三人の騎士

三人の騎士。メキシカンハットにマラカスを持ったドナルドが可愛い!

 

 

3. キャラクター以外の見どころ

キャラクター以外にも、パーク全体が植物園状態になっていますので、植物が好きな方にはたまらない! はず…。

すみません、花などにあまり興味が無いもので、イマイチ凄さがわかりませんでした。

とりあえず、世界中の珍しい植物が集まっているみたいですよ。

 

温室が設置されていて、オーランドの気候に適さない草花が植えられていたり

温室内の草花。種類が多すぎて、草花の英名もわかりませんし、もう何が何やら。

蝶が飼われていたり。(以下の写真はサナギです。閲覧注意)

サナギがびっしり張り付いています。キモい…

 

各植物には説明の札がついていますので、一応わかるようになっています。

植えられている植物の一例。写真は赤唐辛子です。こんな感じで説明の札がついていますが、全部見ていたらキリがない!

が、本気で見て回ったら数日は掛かりそうな種類。それほどに膨大な種類の植物が、広大な敷地に所狭しと植えられているのです。

植物園好きなら感動のあまり卒倒しかねないレベル!!

 

 

4. 季節イベントの中では地味だけど、意外と楽しめる!

ということで、今回はWDWエプコットのフラワー&ガーデンフェスティバルをご紹介してきました。

クリスマスやハロウィンなどの季節イベントと比べてしまえば、やや地味ですが、実際に行ってみると感動的な美しさの植栽もあり、キャラクターを探す楽しさもあり。

あまりの広さに、普段は若干の苦行感も否めないワールド・ショーケース巡りを、新鮮な眼で楽しく過ごすことが出来ます!

わざわざ日程を合わせて行くほどではありませんが、旅行を予定している時期にこのイベントが開催されていたらラッキー、くらいの気分で行くとかなり楽しめますよ。

 

5. 次に読むのにオススメの記事

ワールドショーケースの建物や文化体験、アトラクションなどに関する記事は、以下のページからどうぞ!

 

この日は丸一日かけてエプコットを楽しみ尽くしました。

その他のアトラクションの個別記事へのリンクや、どのくらいの時間にどこに行けばエプコットを楽しみ尽くせるのかなど、お役立ち情報を以下のページにまとめています!

 

WDW旅行の予算や必要日数、予約方法をはじめとして、当ブログのWDW関連の記事は、すべて以下のページにまとめています。

あわせてご覧ください!

 

 

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Posted by ricebag