ハイセンスなショップセレクト+世界最大ディズニーグッズショップ【ディズニー・スプリングス】at ウォルト・ディズニー・ワールド
こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。
今回は、フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド(以下WDW)にある複合ショッピング施設「ディズニー・スプリングス(Disney Springs)」をご紹介していきます。
やたらとハイセンスなショップが揃うショッピング街、米国でも著名なレストラン、バー、スイーツ、そして世界最大のディズニーグッズショップまでもが立ち並ぶディズニー・スプリングス。
ちょっとしたアトラクションやシルク・ドゥ・ソレイユの常設劇場まであって、ここだけで十分に1日楽しめる複合施設になっています。
この記事では、端から端まで歩くとなんと1.2 kmもあるこの施設を、余すところなくご紹介していきます!
1. ディズニー・スプリングスの概要
ディズニー・スプリングスは、もともとWDW内のショッピング施設として「レイク・ブエナ・ビスタ・ショッピングビレッジ(Lake Buena Vista Shopping Village」という名称で1975年にオープンしています。
その後、施設の拡張とともに名前を変え続け、1977年には「ウォルト・ディズニー・ワールド・ビレッジ(Walt Disney World Village)」、1989年には「ディズニー・ビレッジ・マーケットプレイス(Disney Village Marketplace)」、1997年には「ダウンタウン・ディズニー(Downtown Disney)」と変化し、2015年から「ディズニー・スプリングス(Disney Springs)」となりました。
そもそもはショッピング施設としてオープンしていたわけですが、年を経るごとに、WDW内にはゴルフコースや釣り、キャンプ場、スポーツ施設等がオープンし、総合リゾートへと姿を変えていきます。
そんな中で、滞在中のリゾート客がWDW内にない娯楽を求めてワールド外に出てしまうことを防ぐために、言い方を変えれば滞在客の利便性を向上させるために、様々なエンターテイメントを導入していきます。
現在では、
- シルク・ドゥ・ソレイユ常設劇場
- ディズニー・クエスト(屋内型アミューズメント施設、閉鎖済み)
- 映画館
- 気球体験
- ブルースのライブハウス
などなどがあります。かつては、ナイトクラブやコメディショーレストランなどがあった時代も。
ここでの成功を受けて、その後1992年にはディズニーランド・パリにディズニービレッジが、2000年には東京ディズニーリゾートにイクスピアリ、2001年にはアナハイムにダウンタウンディズニー、そして2016年には上海にディズニータウンがオープンしています。
東京もシネコンやシルク・ドゥ・ソレイユ常設劇場(現在は舞浜アンフィシアター)などを設置したのは、WDWでの成功があったからなんですね。
ディズニー・スプリングスはI-4というオーランドの中心部を通る高速(と言っても米国の高速は無料です)の出口を降りてすぐのところにありますので、ある意味WDWの顔に当たる施設。
周辺には、ディズニー直営ではないホテルもたくさんあって、WDWの中と外とをつなぐ場所。
ディズニー・スプリングスから歩いていける範囲には、小型のスーパーもあったりします。ただ、そこからいろいろ持って帰るのは重いので、予めネットスーパーで注文しておくのがオススメです。
2. ウエストサイド
ディズニー・スプリングスは4つのエリアに分かれていますが、まずはウエストサイドからご紹介していきます!
ウエストサイドは、主にエンターテイメント系のショップや施設が集まっているエリア。
代表的な施設を幾つかご紹介していきますね。
シルク・ドゥ・ソレイユ常設劇場
2017年中は、ラ・ヌーバという演目を毎晩公演しているシルク・ドゥ・ソレイユの常設劇場。
ラスベガスの2つの常設劇場に続いて、シルク・ドゥ・ソレイユとして3つ目の常設劇場が、このディズニー・スプリングスに作られたといいますから驚きです。
サーカスとして世界最高峰の技術を堪能できるのはもちろんのこと、1つのショーエンターテイメントとしても超ハイクオリティです。
せっかくアメリカを訪れるのであれば、ショー文化、エンターテイメント文化の1つの完成形であるシルク・ドゥ・ソレイユを見ておくのもアリだと思いますよ。まして、それがWDW内で見られるのですから!
ハウス・オブ・ブルース
シルク・ドゥ・ソレイユ劇場のお隣りにある建物。
こちらはレストラン、バーに加えてライブハウス機能も持ったお店。
全米に展開するチェーン店で、主にブルースに主眼をおいてはいますが、ロックなどのライブも開催されたりします。
毎日演奏するバンドも変わりますので、詳しくは公式HPで要チェックです(英語のみ)!
映画館
AMCの全24スクリーンという巨大映画館です。
しかも、ただの映画館ではありません。
なんと料理をいただきながら映画を鑑賞できる、ダイン・インタイプの映画館なのです!
ハンバーガー、ピザ、サンドイッチ、丼ものなどなど、しっかりとキッチンで調理したレストランクラスのお料理を頂きながら、映画を楽しむことができちゃいます。
もちろん、映画に字幕や吹き替えはありませんが…。
ディズニー・クエスト
こちらは屋内型のアミューズメント施設なのですが、2017年7月で閉鎖されてしまいました。
かつてはスペースマウンテンやカリブの海賊など、ディズニーパークの人気アトラクションをゲーム調に仕立てた、シミュレーションライドを楽しむことができた施設。
閉鎖時にはすでに時代遅れになってしまっていましたが、それでもトイ・ストーリー・マニアの原型になったアトラクションもあったりして、とっても楽しい施設だったのです。
後継はNBAのエンターテイメント+バーのような施設ができる模様です。
その他にも、
- ボーリング場
- スターウォーズ関連ショップ
- アメコミ関連ショップ
- 葉巻の専門店
などエンターテイメント関連施設が大充実のエリア。
りんご飴のお店では、ディズニーキャラクターの顔をしたりんご飴を、その場で作って販売していましたよ。
気球の乗り場も、このウエストサイドのザ・ランディング側の端っこにあります。
大人1人20ドルで乗ることができる、29人乗り(+パイロット1人)の巨大な気球。
なんとこの気球、熱気球ではなくヘリウムを充填した、飛行船のような気球なんです!
WDW中を一目で見渡すことができるアトラクションですので、気になる方は是非お試しを。
3. ザ・ランディング
こちらは主に、飲食店が集まるエリア。
ちょっと高級な、アメリカンな和食が楽しめるMORIMOTO ASIAや、飛行機のハンガー風になっているバーJock Lindsey’s Hangar Barなど、ディズニーらしいテーマも残しつつ、巷で有名なチェーン店も取り入れて、味と雰囲気を両立したお店が並びます。
レストランはいずれもちょっと高級な部類ですが、ファストフードスタイルのバージョンも併設していたりしますので、お腹が空いて食べる場所に迷ったら、まずはこのあたりをうろついてみるのが良いと思います。
特に、WDW内では、和食はここのMORIMOTO ASIAとEPCOTの日本館でしか食べることができませんので、かなり貴重な存在ですよ。
4. タウンセンター
ここはダウンタウンディズニーからディズニー・スプリングスへと名称変更された際に拡張されたエリア。
もともとは駐車場だった場所です。
ごく一般的なショッピングモールのような店舗が並びます。
イギリス発で日本を除く世界を席巻する、日本人からすれば首を傾げたくなる名前のファッションブランド「Superdry 極度乾燥(しなさい)」をはじめとして、
- ユニクロ(複数フロアの大型店舗)
- ZARA
- ロクシタン
など、日本人も大好きなお店がならんでいます。
羽織るものを忘れてきてしまった際には、ここのユニクロに駆け込めば何とかなりそうですね。ちなみに、日本で売られていないディズニーTシャツも売っていたりして、「日本にもあるから」と侮らずに見る価値がありますよ。
どこかリゾート感のある通りや、
レンガ造りの倉庫っぽい通りなど、
テーマ性があってなんともステキなエリア。
このあたりでショッピングを楽しむだけでも、十分に数時間潰せてしまいそうです。
ただし、価格は定価に近いのでご注意ください。低価格で買うならアウトレットに行きましょう!
また、このエリアの、ウエストサイド寄りの外れには、
ハリウッドスターの衣装や小道具などの展示とアメリカンな料理を楽しめるプラネットハリウッドや、
コカコーラの巨大ショップもあって、ここだけ感のあるショッピングエリアになっています。
5. マーケットプレイス
ディズニーらしさが最も現れているのは、ここマーケットプレイス。
マーケットプレイスでは、まずは世界最大のディズニーグッズのショップ「ワールド・オブ・ディズニー(World of Disney)」を押さえておきましょう!
中はディズニーストアではなく、ディズニーパーク関連商品のショップ。
東京ディズニーリゾートで言うところのボン・ボヤージュのようなお店と例えれば良いでしょうか。
ただし、規模はケタ違いです。それぞれジャンルごとに、ぬいぐるみやマグカップなどといったエリアができていて、それぞれしっかり見ているといくら時間があっても足りません。
バラ撒くようのお土産はここで揃えてしまいたいところですが、残念ながらお菓子はあまり種類がありません。
こればっかりは、お土産文化のないアメリカなので仕方のないところ。一例をあげますと、こんな感じで色気のない箱のクッキーばかり…。
小物は意外と値がはるので、センスの良いばら撒き土産は諦めたほうが良いかもしれません。
レジの後ろは美女と野獣Be Our Guestのシーンを再現してあって、とっても可愛らしい!
もちろん、お店はこれだけではなく、WDW内最大のピンバッジ&マジックバンドアクセサリーのお店「ピン・トレーダーズ(Pin Traders)」や
パーツを組み合わせてオリジナルのポテトヘッド(トイ・ストーリーに出てくるヒゲのキャラクター)を作ることができる「ワンス・アポン・ア・トイ(Once Upon A Toy)」など、
ここならではのお店も並びます。
その他にも、
- クリスマスグッズ専門ショップ
- オリジナルTシャツを作れるお店
- ディズニー旅行用品専門店
- ディズニーアートの専門店
などなど、様々なディズニーグッズの専門店が。
お嬢様がいらっしゃる方は、プリンセスの衣装やメイクまでしてくれる「ビビディ・バビディ・ブティック」がここにもありますので、ここでお着替えをして、Co-op内にある「フォトパス・スタジオ(PhotoPass Studio)」に行くと、無料で合成背景の写真を撮ってくれちゃいます! (ダウンロードは有料ですので、事前にMemory Maker購入をオススメします)
ちなみに、このフォトパス・スタジオではこれまでにフォトパス・カメラマンに撮ってもらった写真を見たり、印刷したりすることもできますよ。
疲れてきたら、「ギラデリ(Ghiradelli)」で休憩を。
サンフランシスコ発祥のチョコレート屋さんで、様々なフレーバーのプラリネをはさんだ板状のチョコレートが有名ですが、ここではカフェメニューを提供しています。
さすがアメリカのチョコ屋さんなだけあって、甘々でハイカロリーなメニューがズラリ!
疲れた体には染み入る、美味しいスイーツですよ。
今回は、チョコレートサンデーを食べてみました。
1人で1つ注文してしまうと胸焼け必至ですが、2,3人で分けて食べれば幸せな気分になれます。
日本で食べるとそうでもないんでしょうけど、アメリカで食べるとやたら美味しく感じるのはなんででしょう…?
その他、ティラノサウルスのオーディオアニマトロニクスがいる「T-REX」というレストランや、各種熱帯雨林に生息する動物のアニマトロニクスがいる「レインフォレストカフェ」など、テーマ性のあるレストランもあります。
手軽に食べたいなら、「アール・オブ・サンドイッチ」もオススメ。
サンドイッチを発明した方の子孫がはじめたチェーン店で、とっても美味しいホットサンドを手頃な価格で頂くことができますよ。
こんな感じで、丸一日ゆったり過ごすのも楽しめそうですし、半日でパパっと済ませることもできるステキなショッピング施設。
ディズニーらしいエンターテイメントもあって、ディズニーグッズも何でも手に入ると言って良いほどの品揃え。
それでいて、ディズニーディズニーしすぎない、素晴らしいバランスの施設です。
お土産を買うのには必訪ですし、お土産屋さん巡りだけではもったいないほどの楽しい施設ですよ!
6. 次に読むのにオススメの記事
この日は、ディズニー・スプリングスに加えてプールやエプコットなども回っています。
その日の様子や、どのアトラクションに何時に乗ればどれだけ回れるのかなど、以下の記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。
その他、WDWに関するすべての記事は以下のページにまとめています。あわせてご覧ください。
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