びしょ濡れラフティング! アニマル・キングダムの【カリ・リバー・ラピッド】
こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。
今回は、ウォルト・ディズニー・ワールド(以下WDW)4大パークの1つ、アニマル・キングダム(以下AK)の川下りタイプのアトラクション「カリ・リバー・ラピッド(Kali River Rapids)」をご紹介していきます。
日本でもあちこちの遊園地で見かける、丸いボートに乗って激流を下るタイプのアトラクション。
ですが、そこはやはりディズニー。しっかりストーリーもありますし、ドロップや大量の水掛けなど、楽しい要素が盛り沢山!
スリルが苦手な方でも十分に楽しめる、グループで乗れば盛り上がること間違い無しのアトラクションです!!
- 英語必要度 ★★☆☆☆ バックグラウンドストーリーの理解には英語が必要ですが、アトラクション自体には不要!
- 予習必要度 ☆☆☆☆☆ 原作は特にありませんので、予習は不要。
- オススメ度 ★★★☆☆ 無理して乗る必要はありませんが、乗ると意外と楽しいアトラクション。
乗る前は、わざわざここで乗らなくても…と思われるかもしれませんが、やはりディズニーらしい細やかな気配りと楽しませようとする心意気がこれでもかと散りばめられていて、乗り終わったあとには思わず笑ってしまう、そんなアトラクションです。特に暑い日の日中に乗ると涼しくなれますよ!
1. カリ・リバー・ラピッドの基本情報
まずは、カリ・リバー・ラピッドの概要や混雑状況など、基本的な情報をご紹介していきます。
乗車レポートはもう少し下で!
1.1 カリ・リバー・ラピッドの概要
カリ・リバー・ラピッドは、丸いゴムボートに乗って、激流を下るラフティングタイプ(英語ではRiver Rapidsタイプと言います)のアトラクションです。
「美しい自然を見てもらい、さらには自然を破壊せずに収入をもたらす方法があるということを知ってもらう」という理念のもとに運営されている、“Kali Rapids Expeditions"社のラフティングツアーに参加する、というのがテーマです。
なのですが、どうやら近くには違法な伐採を行う業者がやってきている模様…。
というわけで、やはり単に自然鑑賞では終わらない、何かが起こりそうな雰囲気の中でライドに乗り込むことになります。
川のモデルになったのは、インドの「チャクラ(Chakranadi)川」。この辺です。
ライドはIntamin社製。
日本だと、ラクーアのサンダードルフィンや、東武動物公園のレジーナとカワセミ、スペースワールドのザターンなど、なめらかな動きのコースターやスタートと同時に加速するタイプのコースターが得意なメーカーです。
ディズニー系だと、東京ディズニーシーのレイジングスピリッツや、パリディズニーランドのインディ・ジョーンズのコースター、カリフォルニア・アドベンチャーのカリフォルニア・スクリーミンなども手がけています。
ラフティングタイプですと、日本の横浜・八景島シーパラダイスの「アクアライド」も手がけていますし、ユニバーサルの「E.T. アドベンチャー」のようなダークライドも手がけている、遊園地アトラクションの総合メーカーです。
ドロップは9 m程度ですし、斜度もそれほど急でもありませんので、カリブの海賊に乗れる方なら、スリルライドが苦手でも大丈夫。
怖さよりも、爽快感やびしょ濡れ重視のアトラクションですよ。
ライドは12人乗りと、円形ボートにしてはかなりの大型。
中央に荷物を入れるカバー付きのスペースがありますが、明らかにスペースが足りていないので、アトラクションの入り口左奥にある無料ロッカーにあらかじめ預けておきましょう!
中央の輪っかには足置きも付いています。足はそこに上げておかないと、靴までびしょ濡れになっちゃいますよ。
1.2 カリ・リバー・ラピッドの混雑状況
朝と夕方は比較的マシなのですが、熱い日中は、水を浴びて涼をとりたい方が大行列。
この日は、キリマンジャロ・サファリが最長60分、エクスペディション・エベレストが最長30分という状況でしたが、カリ・リバー・ラピッドもなんと最長60分待ち。
12時~15時頃が最も混雑している模様です。
逆に朝や夕方はそれほど混雑していません。
パークに冷房の効いた場所が少ないので、どうしても暑い時に乗りたくなってしまうアトラクションですが、最も暑い時間帯は避けるべきです。
時間帯をずらしてしまえば、10分~15分程度の待ち時間で乗れることもしばしば。
暑い時に乗りたい、という方以外は、わざわざFast Pass+を予約する必要もないでしょう。
ただし、朝一番で乗ってしまうと、周囲にいるゲストが水をかけられる設備にまだ人がいなくて、濡れ具合が足りない、なんてこともあります。
10時頃か夕方に行くのがオススメかも。
2. カリ・リバー・ラピッドの乗車レポート
それではいよいよ、カリ・リバー・ラピッドの乗車レポートをお届けしていきます!
ただし、カメラは防水ではないので事前に預けてしまいました。というわけで、写真無しで突っ走りますよ!!
アクションカメラ持っていけばよかった…。
文字ばっかりで読みにくいかもしれませんが、ご容赦くださいませ。
2.1 キューライン
キューラインは、退廃した遺跡を眺めつつ林の中を進んでいきます。
途中では、違法な伐採業者がチェーンソーで木を切り倒す音も聞こえてきます。
しばらく林の中を進んでいくと、寺院が現れます。
インドの寺院らしい、かなり凝った装飾の寺院で、見ているだけで楽しい出来栄え。
ここをつづら折れに進み、しばらく進むと”Kali Rapids Expeditions"の事務所へと到着します。
事務所のテレビでは、自然を楽しむ~というこの会社のツアーの趣旨を紹介するビデオが流れています。
その先のラジオからは、違法な伐採業者が川の近くまで立ち入っているというニュースも。
何やらきな臭い雰囲気になってきます…。
ボートは円形の地面が回転する乗り場から乗り込みます。
12人ずつ、係員の指示に従って乗り込みましょう。
2人まとめて布製のシートベルトで座席に固定します。
この時点で、シートもライドもびしょ濡れになっているはず。濡れ具合の恐ろしさを予感させてくれますよ…。
2.2 乗車!!
実際に乗り込むと、ボートは川へと進み始めます。
まずは霧が立ち込めている、長ーい高さ27 mほどの巻き上げをのぼって、冒険の旅へ。
途中では吹き上がる間欠泉の上を通過したり、様々な鳥や動物の声が聞こえてきたり、チェーンソーで木を切る音がしたかと思えば、丸太満載のトラックが川に落ちかかっていたり。
無残にも伐採され、焼け野原のようになった地域を通過すると、唯一にして9 mほどのドロップ!
ゆったりと斜めに滑り落ちるだけですので、それほどのスリルはありませんが、たまたま下側になってしまうと落下と同時にびしょ濡れになってしまいます。
この先は、噴水のようにして意図的に水をかけられたり、滝のように水が降ってきたりと、ひたすら濡れまくります!
運の要素も多分にありますが、基本的にはずぶ濡れを覚悟で。
どうしても濡れたくない方は、レインウェア必須ですよ!
付近のショップでも販売されていますが、頭から被るポンチョタイプですので、袖やフードから少し水が入ってきてしまいます。
どうせなら雨対策も兼ねて、しっかりしたものを持っていきましょう。
ひとしきり濡らされたあとは、最初のプラットホームに戻ってきて乗車は終了です。
3. 次に読むのにオススメの記事
この日、このあとは恐竜エリアの「ディノランドU.S.A.」に向かい、プライミーバルワールというスピニングタイプのミニコースターに乗車しました。
日本にも幾つか同型機があるのですが、ディズニーらしく細部まで細かく気を使って制御されたコースターで、日本にあるものとはまったく異なる乗り心地になっています。
「Dino-Rama」というエリアのバックグラウンドストーリーと合わせて、以下の記事でご紹介しています。
アニマル・キングダムの他のアトラクションについてや、1日でどれだけ回れるかなどの情報は以下のページにまとめています。
アトラクションの到着時刻、回った順番などもご紹介していますので、ぜひご参考に!
その他、WDWに関するすべての記事は以下のページにまとめています。あわせてご覧ください。
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