巨大パペットも登場して大迫力! 【ファインディング・ニモ・ミュージカル】at アニマル・キングダム
こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。
今回は、ウォルト・ディズニー・ワールド(以下WDW)4大パークの1つ、アニマル・キングダム(以下AK)のショー「ファインディング・ニモ・ミュージカル(Finding Nemo the Musical)」をご紹介していきます。
ファインディング・ニモ・ミュージカルは、東京ディズニーシーのリトル・マーメイドのショー(現在は「キングトリトンのコンサート」)でも見られるような、大きなパペット(操り人形)を使っったミュージカル形式のショー。
内容自体はファインディング・ニモの映画をダイジェストで再現する、ありがちな内容ですが、常設の大型劇場らしい巨大な舞台装置も使った楽しいショーに仕上がっていますよ。
フェスティバル・オブ・ライオンキングと比べてしまうと、どうしてもオススメ度は下がってしまいますが、それでもやはりパーク内で人気を二分するだけのことはある、クオリティの高いショーです。
この記事では、ショーの内容や混雑状況、良いポジションを獲得するための戦略などもご紹介していきます!
- 英語必要度 ★★★★☆ ストーリー仕立てなので、英語か予習のどちらか必須!
- 予習必要度 ★★★★★ ダイジェスト版でかなり端折ったストーリーなので、できれば予習を!
- オススメ度 ★★★★☆ オリジナルの音楽だけでも聞きに行く価値があります!
なんと楽曲はこのショーのために書き下ろし。まさにブロードウェイ・ミュージカルの手法で作られているんです。力の入り方、スケール感は並じゃない! 特にお子様連れの方、ファインディング・ニモ好きの方にはオススメ。何はともあれ楽曲の素晴らしさにポイントがあるショーですので、文字だけではその魅力を伝えきれません。ぜひ現地で確認を!!!!
カメラ故障のため写真のピントがブレブレですが、ご了承ください。
1. ファインディング・ニモ・ミュージカルの基本情報
まずは、ファインディング・ニモ・ミュージカルの概要や混雑状況、良い場所で見るための戦略など、基本的な情報をご紹介していきます。
ショーの内容についてはもう少し下で!
1.1 ファインディング・ニモ・ミュージカルの概要
ファインディング・ニモ・ミュージカルは、アニマル・キングダムのディノランドU.S.A.エリアにある「シアター・イン・ザ・ワイルド(Theater In The Wild)」で上演されているショーです。
基本的には1日6回、11時以降の毎正時スタートで、40分間というやや長めの上演時間。
座席数は1,500という比較的大きめの劇場です。
もともとは、シアター・イン・ザ・ワイルドでは開園当初、「ターザンロック!」というショーが行われていました。
アクロバットも組み合わせたダイナミックなショーで人気もあったのですが、いかんせんターザンという題材自体にそれほどの人気がなかったためか、2006年をもって8年に及ぶショーが終演しました。
その2006年から開始されたのが、ファインディング・ニモ・ザ・ミュージカル。
もともとは30分のショーだったのですが、2007年から40分にスケールアップ。
かなり気合の入った舞台装置やセットなどで人気を博し、2009年にはティアアワードを受賞しています。
もともと「ファインディング・ニモ」自体がミュージカル映画ではありませんので、使われている14の楽曲はすべて新曲。
あの「Let It Go」の作曲者でもあるRobert Lopezとその奥さんのKristen Anderson-Lopezによって書き下ろされたものです。
もともとミュージカル映画ではない作品を、オリジナルのミュージカルに仕立ててショーとして上演するのは、でぃずにーとしてもはじめての試みとのこと。
演出もトニー賞を受賞したPeter Brosiusと気合い入りまくりです。
歌も、Lopez夫妻や、トニー賞の主演女優賞を受賞しているステファニー・ダブラゾらが参加。
あまりのクオリティの高さに、「ショーのサントラ」が発売されるという事態にまでなっています。
1.2 ファインディング・ニモ・ミュージカルの混雑状況
フェスティバル・オブ・ライオンキングと比べれば、混雑は比較的マシな状況。
スタンバイ、30分前の行動でも何とかなります。
混雑期でなければ、15分前でも十分なレベル。
ただし、1日6回、各回1,500人の定員ですから、1日に9,000人しか見ることができません。
AKパークの定員は3~5万人くらいだと予想されますので、どう考えても全員が見ることは不可能なショーです。
特にお子様連れに人気のあるショーで、AKというパーク自体もお子様連れに人気のあるパーク。
混雑日は少し早めの行動を心がけるか、Fast Pass+を入手しておいたほうが良いかもしれません。
特に遅めの時間帯は、子供連れの方々が一通り動物を見終わったあと、休憩がてら訪れることも多いので、混雑しがちです。
ショーは毎正時から始まり、40分間あります。つまり、次のショー開始の20分前になってようやく、前のショーのお客さんが出ることになります。
そこからFast Pass+のお客さんを入場させ、Fast Pass+が入場し終わったらスタンバイ、という順序になっていますので、スタンバイの方が入れるのは早くても開演10分前。
それまでの間は炎天下で待たされることになりますので、早く並びすぎるとキツいですよ。
暑さ対策用品や座って待つためのシートなどを持っていくと良いかも。
1.3 良い場所で見るための戦略
このショーはFast Pass+とスタンバイで座席の振り分けがなくて、入場順序で差をつけています。
まずはFast Pass+が入場して好きな座席に座り、Fast Pass+の入場が終わった段階でスタンバイが入って好きな座席に座る、というシステム。
このため、良い場所で見るためにはFast Pass+が必須です。
シアターは通常の屋内劇場型で、特に変な座席配置等もありませんので、良い場所で見るためにはFast Pass+を取得して早めに並び始めるしかありません。
Fast Pass+は30分前でもかなりの混雑ですので、指定された時刻の開始時間には並び始めるようにしましょう。
横幅も縦の高さもかなりある舞台ですので、一番前よりは少し後ろの中央付近がオススメですが、そのあたりは好き好きかも。
2. ショーの内容
それでは、いよいよショーの内容をご紹介していきます!
ただ、ストーリーは映画のダイジェスト版。ウリはこのショーのために書き下ろされた楽曲ということで、順を追って説明をしてもあまり魅力が伝わらないタイプのショーです。
ということで、今回は舞台装置やパペットに着目して、気になった点だけをご紹介していきますね。
ショーは、人間が持つパペットや衣装などを中心に展開していきます。
東京ディズニーシーの「キングトリトンのコンサート」で使われているのと同じような、黒子も一緒に出てきて、黒子が操作するタイプのパペットです。
海の中の物語については、もはやこのスタイルでショーが行われるのが定番化してきていますね。
このパペット、動きが物凄くリアルで、ショーが始まってしまえば本当にニモやマーリンが泳いでいるようにしか見えません。
たくさんの演者を駆使して、舞台はとっても華やかになっていきます。
沈没船は巨大な舞台装置で再現。
ペリカンのナイジェルと、タンクギャングとのシーンは、びっくりするほどのスケールで再現されています!
水槽も巨大な舞台装置を使っていますし、何といってもペリカンがデカい!
我々人間も海の中の生き物になったかのようなスケール感です。
そしてもちろん、お魚さんは海の中を縦横無尽に泳ぎ回りますので、これを人が演じるとこんなことになります。
何気なくやっていますが、パペットとアクロバットを組み合わせた技術的にはかなり高度な演出です。
と、こんな感じでファインディング・ニモの名シーンが、新たに書き下ろされた名曲とともに再現されていきます。
このショーのサウンドトラックも価格が高騰していますので、もはやアニマル・キングダムでショーを見ないと聞けない楽曲と言っても過言ではないかもしれません。
この音楽を聞くためだけに足を運ぶ価値のあるショーですよ。
もちろん、ショー自体も楽しいです! 特にお子様は喜ぶこと間違い無し!!
3. 次に読むのにオススメの記事
この日、このあとはパークのシンボルになっているツリー・オブ・ライフの中に入ることができるアトラクション「イッツ・タフ・トウ・ビー・ア・バグ」に向かいました。
3Dシアターに様々な特殊効果を組み合わせた4Dタイプのアトラクション。導入から20年近くが経過していますので、やや古さも感じさせますが楽しいアトラクションですよ。
詳しくは以下の記事でご紹介しています。
アニマル・キングダムの他のアトラクションについてや、1日でどれだけ回れるかなどの情報は以下のページにまとめています。
アトラクションの到着時刻、回った順番などもご紹介していますので、ぜひご参考に!
その他、WDWに関するすべての記事は以下のページにまとめています。あわせてご覧ください。
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