【ラーメン二郎 八王子野猿街道店2】🍜はヤサイも麺も肉も量がヤバい! なのに味も美味しい!!

2017年3月29日



こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。

京王堀之内駅近くにある「ラーメン二郎 八王子野猿街道店2」に行ってきましたのでレポートしていきます!

ラーメン二郎系列店の中でも盛りが良い(量が多い)ことで有名なお店。一体どのくらいの量が出てくるのか、味はどうだったのか、詳しくご紹介していきますよ。

 

 

1. ラーメン二郎 八王子野猿街道店2の基本情報

まずは、ラーメン二郎 八王子野猿街道店2の概要やメニュー、営業時間、さらには詳しい注文方法までご紹介していきます。

味のレポートは、次の2節で行っています!

 

1.1 ラーメン二郎 八王子野猿街道店2の概要

ラーメン二郎と言えば、「ヤサイマシマシ」などの呪文を唱えてラーメンの注文をする、大盛りのラーメンで有名なお店。

最近では二郎インスパイアと呼ばれるような、二郎「風」のラーメンを出すお店も増えていて、二郎という名前にさえこだわらなければ全国どこでも食べられるラーメンのジャンルになりつつあります。

ご当地ものが多いラーメン業界において、これはかなりすごいこと。もはや国民的ラーメンといっても過言ではないのかと思いきや、好き嫌いもかなりハッキリ分かれるので、全国的ジャンルながら国民的とは言えない不思議なラーメン。

 

そんな「二郎」というジャンルの中でも、やはり二郎の名前を冠するお店は別格です。

もともとは三田で創業したラーメン二郎。三田店は慶応大学のキャンパスが近いこともあり、学生向けに量の多いラーメンを提供していたことが始まりです。

そもそもはお客さんの好みや事情にあわせて、ニンニクを入れるか入れないか問うていたところ、様々な要望に答えるうちに

ニンニク入れますか?」という問に対して

「ヤサイニンニクアブラカラメ」なんていう長~い呪文で回答する、一見すると会話が成立していないような注文方法になってしまったんです。

 

この八王子野猿街道店2は、そんな二郎三田本店の直系。ラーメン二郎は全て暖簾分けのような形で展開されていますので、チェーン店ではありません。

それぞれのお店に店主がいて、店主の個性を活かした店舗展開がされているんです。

八王子野猿街道店2の店主さんは、そのお父さんも武蔵小金井でラーメン二郎の店主をされていたという、まさにラーメン二郎界のサラブレッド。

そんな血筋を引きながら、総帥のいる三田本店で修行をして独立された方なんです。

 

特徴は、郊外らしい全25席の大箱店舗と、こんもりと盛られた驚くほどの量

京王堀之内駅から徒歩10分という、立地的には悪条件ながら、二郎の中でもかなりの人気を誇るお店です!

そして量は多いものの店員さんの接客が優しめですし、お店が広いので狭い二郎ほど食べるのを急かされないということもあって、二郎初心者の方にもオススメできるお店です。

 

1.2 ラーメン二郎 八王子野猿街道店2へのアクセス

最寄り駅は京王相模原線の京王堀之内駅です。

改札を出たら突き当りを左に曲がり、駅前ロータリーを越えた先にある通りを右へ。

道なりに進むと左に90度ほど折れ曲がりますが、気にせずに進みます。

道が左に90度折れ曲がってから2つめの横断歩道を渡ったら、左へ曲がってちょっと進めば右手に見えてきます。

徒歩10分ほど。

 

京王堀之内駅は速達列車(準特急など)が停車しない駅ですので、この区間では各駅に停車する快速などの列車に乗車する必要があります。京王堀之内駅自身のアクセスが悪い上に、駅からも結構歩くという残念な立地ですが、大人気店。

車でのアクセスの場合、ピーク時間帯は駐車場に入れないこともありますのでご注意ください。

 

1.3 メニューと営業時間

メニューはラーメンとつけ麺のみ。

ラーメンはプチ680円、小730円、大830円の3サイズ構成。ただし、こちらのお店は小でもそこらの二郎インスパイア系店舗の「大」くらいのサイズがありますので要注意です。小で麺量350gほど。ちなみに、プチでも180g+野菜と一般的ならーめん店の大盛りより多いくらいです。

つけ麺は小880円と大980円

それぞれ、ノーマルと豚入り+150円の設定があります。

トッピングはその日によっていろいろ。玉ねぎやネギ、うずらの卵、気まぐれ卵などなど。

 

月曜定休で、営業時間は

  • 平日: 11:00~14:30 17:00~22:30
  • 土曜: 11:00~15:00 16:30~22:30
  • 日曜: 11:00~17:00

 

1.4 行列と注文のシステム

食券は事前購入制です。お店に到着したら、列に並ぶ前に食券を購入します。

食券を購入したら、列の最後尾へ。行列がお店の外まで伸びている場合、行列整理用のコーンが置かれていますので、それにそってならべばOK。

行列が店頭にない場合は、店内待ちを探します。店内にも待ち席が8席ありますので、そちらに空きがあれば中で座って待ちましょう。

 

店内待ち席に座っていると、店員さんから食券の内容を確認されます。この際、半券をもぎりますので食券をお渡ししましょう。

ここでの注文は、麺少なめや脂少なめ、味薄め、つけ麺のあつ盛りのみ。

席が空いたら、行列先頭の方は冷水機で水を取り、レンゲを持って空いた席へと向かいます。

 

しばらくすると、「ニンニク入れますか?」という確認がありますので、ヤサイ、ニンニク、アブラ、カラメについて好みを伝えましょう。

ヤサイについては普通で良い場合は何も言わなくてOK。量を減らしたい場合は「ヤサイ少なめ」、量を増やしたい場合は「ヤサイマシ」と伝えます。「ヤサイマシマシ」もできますが、こちらのお店はかなり量が多いので初見での注文は危険。

ニンニクについては入れたい場合は「ニンニク」、たっぷり入れてほしい場合は「ニンニクマシマシ」と伝えます。

アブラは最初からある程度入っています。減らしたい場合は食券を渡す際に伝えましょう。増やしたい場合は「アブラ」、さらに増やしたい場合は「アブラマシマシ」、塊状の背脂が欲しい場合は「アブラカタマリ」と伝えましょう。

カラメは卓上にもボトルが置いてあって調整できますので、特に伝えなくてもOK。

 

食事は、できる限り10分程度で済ませましょう。二郎にしては広いお店で、厳密なロット制ではないとは言え、やはりお客さんの出入りを予想しながら麺を茹でています。

長時間居座ってしまうと行列にならんでいるお客さんに迷惑がかかるだけでなく、麺を茹でるタイミングもずれてしまいます。

 

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2. 小豚全マシ

普段、そこらの二郎だと大か大豚でヤサイマシマシなのですが、こちらのお店はあまりにも量が多いので、小豚が限界です。

ということで、小豚の全マシを注文。トッピングに玉ねぎ100円もお願いしています。

 

出てきたラーメンはこんな感じ。小豚全マシくらいで受け皿が付いてくるのは、やはり異常。

ヤサイはパンパンに詰められていて、裾野も広いお椀型の盛り。これは見た目以上に量が多いです。

そして、豚は直系10 cmはゆうに超える、かなり大判のバラロール。やや薄めに来られたものが3枚と、成人男性のこぶし大はあろうかという巨大な煮豚の端っこが1つ、それから小さめの端っこがもう1つ入っています。

さらに、ヤサイの上には固形の背脂。

もうこのルックスだけでヤバい匂いがプンプンします。

 

とりあえずスープを飲むこともできない状況なので、まずはヤサイからやっつけていきます。

もやしメインのヤサイは、そこそこしっかりと茹でられていてクタり気味。でもしっかりシャクッとした歯ごたえは残しています。

もやし臭はそこそこ強めなので、苦手な方はダメかも。

 

かなりガッツリ野菜を食べると、ようやく麺にたどり着きます。

軽く天地返し(麺と野菜の上下を入替えて、麺を食べやすくする作業)をしつつ麺をいただくと、やや柔めで少しもっちり感もある独特の麺。

二郎系の麺は極太でワシワシ、噛みごたえのあるものが多いのですが、こちらはそれに加えてモチっと感も追加してきています。

 

そしてようやくスープへ。

17時30分頃の訪問で、スープはそこそこの乳化度合い。ガッチガチに乳化しているわけではありませんが、それプラスαでラードが表面に浮いていますから、かなりのパンチ力です。

全マシなのでカラメも入っていますから、味はかなり濃い目。カネシ(醤油ダレ)がキリッと効いた、ガッツリ豚骨を濃い目の醤油ダレが牽引してまとめているタイプです。

 

豚はなかなかの柔らかさ。端っこはホロホロくずれるような食感で、パサつきも気になりますがかなり美味しい。

ロールチャーシューの形状を保っている部分はグニッとした弾力もありつつ、簡単に噛み切れる絶妙の火入れ具合。

どちらも美味しいですし、大判のバラロールと巨大な肉塊で、かなりお腹の容量を圧迫してきます

 

終盤はかなりキツくなりつつも、なんとか完食。特に固形の背脂がボディブローのように効いてきて、これがキツい。

ちなみに同行者のプチ二郎は、デフォルトでもバラロールと肉塊型豚の2枚構成。それ+180gの麺で、それほど少食ではない方なのですがかなり苦戦していました。

 

 

3. 総評

盛りが素晴らしい、サービス精神旺盛な二郎の人気店。

スープも美味しいですし、豚もとっても美味しい。独特の麺もこのスープにはあっていてかなり好み。

小でも凶悪な量が出てきますので、初めての方はプチでもキツいくらいかもしれませんが、店員さんの優しさとゆったりとした店舗の作りもあって、やはり初心者にもオススメできるお店です。

点数にするなら85点といったところ。

関東圏のどこかの二郎に行きたいという方なら、アクセスの悪さを乗り越えてでも行く価値があるお店だと思いますよ。

初心者から玄人まで大満足できるはず!

 

 

4. 次に読むのにオススメの記事

らーめんって体に悪そうなイメージですが、実はある工夫をすれば、むしろ健康に良い食べ物なんです。

どんな工夫をすればよいのか、以下のページで詳しく解説しています。

 

らーめん店の味が自分好みかどうかって、レビューを読んだだけだとわかりにくいですよね。あらかじめ自宅でお取り寄せをして食べてみておけば、時間もお金も節約することができます!

なんでお金の節約になるのか、お取り寄せの方法など詳細は以下のページで。二郎系の有名店も、お取り寄せしてしまえば自宅で試しに食べてみることもできますよ!

 

その他、これまでに様々ならーめん店のレポートを書いてきました。らーめんの食レポ記事は以下のページからどうぞ!