Happily Ever After ― ウォルト・ディズニー・ワールドの新ナイトエンターテイメント速報

2017年5月13日



 

 

 

こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。

2017年5月12日から、アメリカ・フロリダ州オーランド近郊のウォルト・ディズニー・ワールド内にあるマジックキングダムで始まった新しいナイトエンターテイメント「Happily Ever After(ハッピリーエバーアフター)」。

タイミングが良いことに、初回を見ることができましたので、その内容や混雑状況、見やすい場所などを速報形式でお届けしていきます。

 

プロジェクションマッピングと通常の花火、お城から打ち上げる花火も組み合わせた、迫力満点でとっても楽しいショーになっていましたよ!

現在、まだ現地におりますので文章だけでお届けしますが、帰国次第、たくさんの写真を含む詳細版のレポートもアップロードしていきますのでご期待下さい。

 

 

Happily Ever Afterの混雑状況、見やすい場所など

Happily Ever Afterは花火とプロジェクションマッピングを組み合わせたショー。

空を飛ぶティンカーベルさえ見えていれば、比較的どこからでも見やすかった従来の花火「Wishes」と比べると、お城全体も見える場所を探さなければならないのでベストポジションが限られてきてしまいます。

 

基本的にはお城の正面がベストポジション。

ただし、背の高い欧米人がギッチリ立っていますので、背の高い人の後ろに立ってしまうと見えにくいかもしれません。

そんな場合には、ウォルト像の左右に柵で囲われた緑地エリアがありますので、そのすぐ後ろから見ると前方の視界がひらけて良いですよ。

 

50ドル以上と高額なスイーツパーティーを予約すると、専用の鑑賞エリアから見ることができますが、鑑賞エリアはお城からかなり離れたトゥモローランド・テラスまたはクリスタルパレスレストラン。

いずれも決して見やすいとは言い難い場所ですし、ほとんどの座席は座ってみることができず、エリア内の前方に立ってみることになりそうです。このあたりは以前のWishesと同じ。

 

今回は初日だったこともあって、半端じゃない混雑でした。

2時間前にはお城正面のエリアはほぼ埋まり、1時間前にはお城前のロータリーエリアは一部の通路を除いて完全に埋まっている状況。

それ以降は、トゥモローランドやファンタジーランドに向かう橋の上などに作られた鑑賞エリアからしか見ることができなかったようです。

あまりの混雑にパレードルートを確保することができず、ショー開始の1時間45分前に開始予定だったパレードはキャンセル。

アニマルキングダムの例を見ても、この人気ぶりはしばらく収まらなさそうですので、これから数ヶ月の間に訪問を予定されている方は、1時間以上の余裕を持って場所取りを開始したほうが良さそうですよ。良い場所を確保したければ2時間前がマストです。

 

 

Happily Ever Afterの内容

ショーはプロジェクションマッピングと花火で構成されています。

プロジェクションマッピングでは、赤いお城やジャングル風のお城、機械じかけのお城など、様々なお城をバックに次々とディズニー映画のキャラクターが登場します。

それぞれ数秒ずつ、トイストーリーやライオンキングなどの人気作からカーズ、Mr.インクレディブルなどのピクサー作品、最新作のモアナに至るまで、様々なキャラクターが登場。その度に大きな歓声が上がります。

その後、様々なヴィランズが得意技で攻撃を仕掛けるシーンを挟んで、最後はディズニープリンセスやヒーローのシーンになります。ラプンツェルのランタンが上がるシーンを、お城全体を使って表現した場面が印象的。

さらに、お城のそれぞれの塔に大きな窓が作られて、それぞれの窓にヒーロー・プリンセスがステンドグラスのように描かれたり、楽しいシーンが続きます。

 

花火の方は、伝統的なお城の後方、かなり離れたところから上がる花火と、お城の周辺のかなり近いところから上がる花火、さらにはお城から打ち上げられる花火も組み合わせて大迫力。

カラフルなレーザー、鋭く光る光線なども組み合わさって、とてもダイナミックな展開。

 

プロジェクションマッピングの映像と音楽に、花火もしっかりタイミングを合わせこまれています。

花火が開くタイミング、花火の音が届くタイミングまで計算しつくされていますので、とってもリズミカルでノリノリ。

 

これまで、プロジェクションマッピングと花火を組み合わせたショーと言えば、WDWではハリウッドスタジオのスターウォーズが唯一だったのではないかと思います。

今回誕生したHappily Ever Afterは、その経験を活かしてそれ以上のできに仕上がっているということは疑いようが無いと思います。

とにかく、お城とプロジェクションマッピングの相性が抜群に良すぎます。

 

これまでの従来型花火をご覧になった経験がある方は、これまで僕の知る限り少なくとも15年以上にわたって続いてきたマジックキングダムの花火の伝統、「空を飛ぶキャラクター」がどうなったのか気になっている方もいらっしゃるかもしれません。

プロジェクションマッピングが追加されたことで、心配される声も多く聞かれましたが、安心してください。

ティンクは飛びます!

 

ということで、マジックキングダムでは必見の夜のショーとなったHappily Ever After。

初回で周囲のテンションが高かったこともあるかもしれませんが、2時間待ってでも見る価値のあるショーだと思いました。

これからマジックキングダムを訪問予定の方は、ぜひ予定に組み込んでみてください!