インディ・ジョーンズ・エピック・スタント・スペクタキュラー at ハリウッドスタジオは必見! 大迫力のスタントショー
こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。
今回は、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド(以下WDW)4大パークの1つ、ハリウッドスタジオ(以下HS)にある「インディ・ジョーンズ・エピック・スタント・スペクタキュラー(Indiana Jones Epic Stant Spectacular!)」をご紹介していきます。
あの名作映画、「レイダース 失われた聖櫃」(インディ・ジョーンズシリーズ第1作)の名スタントシーンを、なんとスタントマンが実際に再現してくれるという大迫力のショー。
実際の撮影現場を再現した、という設定の「スタジオ」らしいアトラクションで、大型舞台装置や大量の炎まで登場し、大迫力かつ感動的に仕上がっていますよ。
- 英語必要度 ★★★☆☆ 幕間の解説では英語が必要ですが、メインのシーンは英語不要!
- 予習必要度 ★★★☆☆ まんま映画のシーンの再現なので、知っているとより楽しめます。
- オススメ度 ★★★★☆ このパーク唯一の「スタジオ」らしいショーですので、是非!
英語がわからないと、途中でやや間延びした印象を受けるかもしれませんが、それでも大迫力のスタントは必見! 美女と野獣 ライブオンステージと人気を二分するほどのショーですので、よほど時間が厳しい場合を除いて是非!!
1. インディ・ジョーンズ・エピック・スタント・スペクタキュラーの基本情報
まずは、このショーの概要や混雑状況など、基本的な情報をご紹介していきます。
1.1 インディ・ジョーンズ・エピック・スタント・スペクタキュラーの概要
HSの開園と同時、1989年にスタートしたショーです。
すでに30年近くが経過していますから、かなり歴史のあるショーですね。
これだけの歴史がありながら、なんとこれまでにショーの大筋はまったく変更が加えられていないという、驚くべきショーです。
それだけに完成度が高く、現在に至るまで大人気。
アナハイムのディズニーランドや東京ディズニーシーに「インディ・ジョーンズ」のアトラクションが作られたのも、このショーの成功がきっかけだと言われています。
内容は、インディ・ジョーンズシリーズの第1作にあたる「レイダース 失われた聖櫃<アーク>」の名シーン3場面を映画の撮影さながらにスタントマンが再現する、というもの。
「スター・ウォーズ」シリーズのジョージ・ルーカスと、「E.T.」や「ジュラシックパーク」のスティーブン・スピルバーグという巨匠2人が手を組んだ、映画史的にも意義のある傑作ですね。
途中に観客の中から選ばれたエキストラが参加する場面もあり、さらにはセットが大きく移動して場面転換をしたり、クレーンカメラで撮影をしていたりと、映画撮影さながらの雰囲気でショーが進んでいきます。
さらにはかなりの高さからインディが落下したり、大型のプロペラ機が登場して爆発炎上したりと、とってもダイナミックで迫力満点のショー。
さすがに30年近くが経過して、テンポの悪さや最新のショート比べた迫力不足は否めない部分もありますが、それでもやはりパーク最高峰のショーの1つです。
上演時間は約25分。
1.2 インディ・ジョーンズ・エピック・スタント・スペクタキュラーの混雑状況
Fast Pass+で入場したい場合には、60日前の予約必須です!
グループは2ですので、トイストーリーマニアやファンタズミック、ロックンローラー・コースター、美女と野獣などとはバッティングしません。
グループ2の中ではタワー・オブ・テラーと並ぶ最重要アトラクションの1つですので、かなり早期に売り切れてしまいます。
Fast Pass+を入手しても、必ずしも前方座席で見られるとは限りません。
Fast Pass+とスタンバイは左右の振り分けだけですので、ギリギリに入場すると後方の座席になってしまう場合があります。
前方座席で見たい場合には、Fast Pass+の指定時間開始のちょっと前に到着すると良いでしょう。
また、ショー開始の15分前をすぎると、Fast Pass+専用鑑賞エリアの空席は、スタンバイへと開放されてしまいます。必ずFast Pass+で指定された時間内に到着するようにしてくださいね。
今回はショー開始20分前の到着で、こんな位置でした。
シアターの座席数は2150席。
これだけの大箱ですので、混雑日でなければ開始15分前の到着であっても、スタンバイで鑑賞できることもあります。
ただし、確実に見たい場合は30分以上前に到着することを心がけましょう。
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2. ショーの内容
それでは、ショーの内容をご紹介していきますよ!
若干ネタバレを含みますので、気になる方はブラウザの「戻る」ボタンを連打です!!
2.0 エキストラの募集
ショー開始15分ほど前から、エキストラの募集が始まります。
ショーのディレクターがコールアンドレスポンスを煽ってスタジアムを盛り上げた後、エキストラを募集します。
これには巨体のおっさんたちやお姉さんたちがものすごいアピール!
手を挙げるだけではなく大きな声を出して、ディレクターの注意をひこうとしています。
さすがアメリカはノリが良い!
ディレクターさんはパパパッと選んでいきます。
この人数はタイミングによってかなり前後します。
大体3人~10人ほどで、今回は約12名が選ばれていました。
選ばれたエキストラの面々は、簡単な自己紹介をするとともに、何かリアクションを取るように指示されます。
例えば「爆笑しろ」とか、「恐怖におののけ」とか。
それぞれ大声量でリアクションをとったり、面白いポーズを取らされたり。
毎回観客は爆笑したり熱狂したり、ものすごい騒ぎとなっていきますので、ショー開始前にかなり盛り上がっていきます。
この盛り上がりを肌で感じるだけでも楽しい!
2.1 冒頭のダンジョンシーン
まずは、様々なトラップが仕掛けられたダンジョンをインディが冒険し、「ゴールデンアイドル」を入手するシーン。
いきなりインディが天井から落ちてきました。
インディは地面から突き上げられる槍や吹き上げる炎、石像が振り下ろすハンマーなどを巧みに避けつつ、ゴールデンアイドルを目指します。
この槍や炎などを、スレスレでかわしていくからスゴい。本当に映画を見ているような錯覚に陥ります。
ゴールデンアイドルを取るところでは、ゴールデンアイドルをとった代わりに置く砂の重さをその場で調整したりと、まさに映画の通りの所作を見せます。
見事ゴールデンアイドルを奪取するも、その直後には「インディ・ジョーンズと言えば」のあのシーンが待ち構えていますよね。
そうです。大玉が転がって……
来ない!
あれ? インディ役のスタントマンさんも「おかしいな?」って感じでちょっと戸惑っています(笑)。
どうやらシステムトラブルで、今回は大玉が転がってこなかった模様。
通常は転がってきますので、誤解の無いよう(実際、僕も過去3回このショーを見ていて、3回ともしっかり転がってきました)。
さて、そんなトラブルも何事もなかったかのようにスルーして、場面が転換します。
なんと巨大なセットが大移動!
幕間のこの時間には、キャストに「どのくらい大変なのか?」といった質問をディレクターサイドが問いかけるトークタイムや、エキストラ集団への指導が行われます。
ちょっと息を抜いて、英語がわかれば爆笑できる幕間。英語がわからないと、ちょっと間延びしているように感じるかもしれません。
2.2 カイロのシーン
続いては、エジプト・カイロでの三日月刀を持った集団との戦闘シーン。
インディとマリオンが一緒に逃げ回り、高いところに登ったりクレーンで移動したり、ジップラインのようにして電線をシャーッと降りていったり、高いところから落っこちたり。
さらには殴り合いのシーンも迫力満点の生身スタントで再現されます。
このシーンは、大型のセットよりも体を張ったアクションがみどころ。
エキストラの唯一の活躍シーンもここで見られます。といっても、悲鳴を上げたり声援を送ったりといった程度ですが…。
ただ、間近でこのアクションを見られるのは羨ましい!
2.3 プロペラ機のシーン
続いて、映画のハイライト、プロペラ機周辺でのシーンが再現されます。
大きなプロペラ機が登場し、これが旋回。
銃撃戦を繰り返した後、インディはマッチョメンとの肉弾戦に入ります。
マッチョメンをうまくプロペラに巻き込んで撃退したところで、周囲の火がプロペラ機に引火して爆発炎上!
ものすごい迫力です!
これを消化して、ショーは終了。
いやー、面白かった。
もちろん、やや古さは感じますしテンポの悪さも否めないものの、映画をこれだけのクオリティで再現して、しかも短時間で観客をしっかりと楽しませてくれるのはさすが。
現在でも人気があるショーとなっているのも納得の出来です。
ハリウッドスタジオを訪れるなら、是非ともみたいショーの1つです。
ショー単体だけでも楽しめるのはもちろん、ほとんど映画の名シーンをそのままに再現したショーですので、映画についての予備知識があるとより楽しめます。
なぜこのシーンに至ったのか、といったストーリーはショーではすっ飛ばされてしまいますので、あらかじめ予習してから向かうのがおすすめですよ。
グレートムービーライドでも登場する映画ですしね。
全シーン「レイダース」のものですので、第1作のみ見れば十分です。
3. 次に読むのにオススメの記事
この日、このあとはアナ雪のショーを見に行きました。
「みんなで歌おう!」という趣旨のショーですが、映画の大ヒットを受けて急いで作った急造ショーといった感が拭えず、なかなかに残念な内容。
その詳細は、以下のページでご紹介しています。
WDW旅行2日目のこの日に巡った、ハリウッドスタジオの様々なアトラクションの詳細記事は、以下のページにまとめています。
この日のその後の行動などについても、そちらからご覧いただけます。
その他、WDWに関するすべての記事は以下のページにまとめています。あわせてご覧ください。
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