ゆいレール展示館見学と空港食堂での食事 ― 台湾旅行記第4回

2017年1月17日



こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。

台湾旅行記も4回目なのですが、なぜか沖縄に来たままでまだ日本を脱出できていません。

なぜ沖縄で観光をしているのかといった事情につきましては、台湾旅行記第1回をご覧ください。

今回で、なんとか沖縄を脱出できるはず!

那覇空港近くにあるゆいレール展示館を見学した後、空港内にある「空港食堂」で食事をしましたので、その辺りのレポートをしていきます!

 

 

ゆいレール展示館へ

 

前回は国際通りで食べ歩きをしていました。牧志駅から県庁前駅まで歩きましたので、県庁前からゆいレールに乗って那覇空港に戻ります。

那覇空港駅についたところで、まだ1時間ほど時間があります。

そんなとき目に飛び込んできたのが、空港駅内に掲示されていた「ゆいレール展示館」の案内。

那覇空港駅から徒歩10分位で行けるとのこと。それでは早速行ってみることにします!

 

アクセス

普通は那覇空港からアクセスすると思いますので、そちらからの道順を記載しておきます。

空港の1階到着ロビーから外に出たら、ひたすら右方向に真っすぐ進みます。

歩道があるところで、かつ一番右寄りに進める方向に10分ほど歩くと、右側に沖縄都市モノレール株式会社の入口が見えてきます。

くれぐれも、ゆいレール下の道路は渡らないようにしてくださいね。道を一本間違えて横断歩道を渡ってしまうと、だいぶ先まで横断歩道がありません。

なんとなく入りづらい雰囲気ですが、ここから入っていきます。

ちなみに、この敷地内にはゆいレールの車両基地などもあります。

テロ対策的に一般人が入れるようになっていて大丈夫なのだろうかと不安になりつつも、目的地を目指してずんずん進みます。

しばらく会社の敷地を進んで、最初の分かれ道を左に曲がり、突き当りを右方向に進むと展示館が見えてきます。

入口は、この写真の反対側。ぐるっとまわって入りましょう。

開いているのかどうか分からず、入りづらい入口ですが、鍵が閉まってなければ入って大丈夫なはずです。

 

地図で見ると、場所はこの辺。

 

 

営業時間と定休日

営業時間は9時30分~16時30分。ただし、最終入館は16時までです。

休館日は土日祝祭日と年末年始とのこと。事務職の社員さんがお休みの日にはお休みになると思われますのでご注意ください。

この日は有給を取って金曜日でしたので、奇跡的に訪問できました。

 

入館は無料です。と言いますか、後述しますようにお金の落としようがありません。

 

展示内容

1階はゆいレール関連の展示。

ゆいレールができるまでの歴史や新聞記事などがたくさん展示されています。

動いてはいませんが模型や

タイヤの断面展示なんかもありました。

 

2階は鉄道関係全般の展示。

駅員さんの帽子や硬券などの切符、列車の備品など、かなりのコレクション。

こんな展示が結構な数のケースで行われていました。

他に、各種ゲージの鉄道模型の比較なんかも。

鉄道好きでなければ「ふーん」で終わってしまう展示ですが、鉄道に興味をお持ちの方ならかなり楽しんで見られるはず。

国鉄時代の展示も多くありますので、乗り物好きのお子様を連れの方は、展示物を見ながらかつての鉄道の様子を話してあげるのも良いかもしれません。

 

僕は鉄道系の小物にはそれほど興味がありませんので、15分ほどでササっと見てしまって入口に戻ってきました。

 

仰天、無人のミュージアムショップ

ミュージアムショップというと大げさで、展示館には売店があるのですが、なんと無人。

欲しいものがあったら内線で呼び出してくれ、というかなり雑な管理。

あんまり見学にくる方も居ないんでしょうね。

この日も、見学しているのは僕1人だけ。空港と往復する間にも、ここを目指してくる人の影すら見られませんでした。

 

売店では、こんなペーパークラフトも無料で配布しています。

厚紙で結構しっかりしていますので、お子様がいらっしゃる方なら一緒に作ると楽しいかもしれません。

 

展示館の放置具合には若干のやる気の無さを感じますが、展示自体はかなりしっかりしていましたので、ゆいレールだけでなく鉄道に興味をお持ちの方には訪問をオススメします。

まさか、鉄道が現存しない沖縄県にこんなしっかりした鉄道の展示館があるなんて思いもしませんでした。

 

外にも展示物

外に出て空港に戻る途中、こんなものも見つけました。

おそらく実際に使われていた、モノレールの足回り部分ですね。

こうして近くで見ると、思ったより大きくてスケール感にビックリします。

 

敷地内にはやっぱりハイビスカス。こちらのは少しピンクがかっていました。

 

さてさて、そんなこんなで程よい時間になってきましたので、空港に戻ってチェックインを済ませます。

 

 

空港食堂で間食(?)

 

那覇空港のサクララウンジは閉鎖中

チェックインを済ませますが、この日は那覇空港のサクララウンジが閉鎖中。

この後、ビジネスクラスの国際線に乗り継ぎますので、本来であればサクララウンジが使えるはずなんです。

閉鎖期間中は代わりに1,000円分のお食事券が頂けるということで、まずはそのお食事券をゲット。

 

裏面に使用可能なお店のリストがあります。

結構なお店で使えますね。

コンビニもありなので、コンビニでいろいろ購入してそこら辺のベンチでくつろぐのが一番ラウンジっぽい?

そしてBLUE SKYがアリというのは、カウンターで販売している食事以外にお土産を買ってもアリなのでしょうか…?

お釣りが出るのかどうかとか、細かい使用条件の記載が無いのですが、今回はそのまま御食事処で使い切ってしまいました。

 

空港食堂は空港の端っこ!

4階レストランはすべて空港価格でなかなかお高いのですが、1階到着ロビーの端っこにある空港食堂はかなり良心的な価格設定で、沖縄らしい料理も食べられます。

大気中のタクシーの運ちゃんや配送業者の方など、地元の方々でも賑わっているこちらのお店。

場所は、ターミナル1階到着ロビーの南端(荷物受け取り所を出て右に真っ直ぐ)にある細い通路のさらに奥。

見事なまでに空港の端っこにあります。

営業時間は9時~20時で年中無休。

ただし、11時まではモーニングセットのみです。

 

メニューと価格帯

メニューはソーキそばなどの沖縄そば系統、ゴーヤーチャンプルーやトーフチャンプルー、フーチャンプルーなどの定食、カツ丼、親子丼、カレーなどの定番メニューなどがありまして、いずれも500~600円台とリーズナブル。

1つだけ、沖縄ランチといういろいろ盛り合わせた松花堂弁当のようなものが860円という値付けですが、空港内にしてはかなり良心的な価格で驚きます。

 

こんな価格帯なのに、1,000円分のお食事券を手にしていますから、強気に「フーチャンプルー定食」600円と「たこボール」という謎のおつまみ540円を注文します。

通常は食券機で購入することになりますが、今回はお食事券でしたので、口頭で注文してオーバーした分は現金会計。

JALの機内で配られたクーポンブックにこのお店のドリンククーポンがありまして、お食事券と併用できるかどうか伺ってみたところ「OK」とのことでしたので、アイスティーまで付けちゃいます。

国際通りでさんざん食べ歩いてきているのに、かなり豪勢な間食になってしまいました。ちなみに、この時の時間は14時頃。

このあと、台湾便で機内食が出ることも考えると、かなり不安になってきます。

 

料理は素朴な食堂の味で美味しい!

たこボールは注文後に揚げ始めるので時間がかかるとのことで、まずはフーチャンプルーの定食とアイスティーが提供されます。

ちなみに、食券を渡して席につき、番号で呼ばれたら取りに行く制度。お水も含めてセルフサービスです。

 

空港で食べる600円の定食とは思えない、お皿はチープながらもしっかりとした定食。

この昔ながらのサービスエリアなどにある御食事処な感じのスタイルがたまらないです。

フーチャンプルーは、かなり化学調味料が効いていますが、鶏出汁がしっかりとお麩や野菜に吸われていて美味しい。

化学調味料が効きすぎなところも含めて、これぞ沖縄のチャンプルーといった味わいです。

お味噌汁も素朴な定食屋さんの味。こちらも化学調味料バッチリ。最近は避ける方もいらっしゃいますが、これはこれで低コストで旨味が強くなるので、個人的にはアリだと思うんです。

昔ながらな味わいが楽しめて、これだけでも大満足。

 

定食を食べ終わった頃に、たこボールが出てきました。

メニューを見ただけだと一体どんな食べ物なのか想像もつかないのですが、540円という高めの価格から普段なら手が出ない品。

今回は1,000円分のお食事券を持っているということで強気になって注文してみました。

たこボールはこちらの小さめなボールが5個と付け合せのキャベツのみ。

これで540円ですと、さっきの定食と比べると大分コストパフォーマンスが悪いような気がします。

 

食べてみると、チキンナゲットのようなものの中に、タコスミートを詰めて揚げたもの。

チキンにひき肉で、かなり肉々しい一品。お腹が膨れつつある僕にはちょっと重かったのですが、味自体は間違いなく美味しいです。

ただでさえ美味しいタコスミートを柔らかい鶏肉で挟んで揚げるとか、美味しくないわけがありません。

値段的に普段頼むかと言われると微妙なところですが、こちらでしか味わえない一品。一度体験してみると、意外な美味しさに驚きますよ!

 

 

今回は、台湾旅行記沖縄編の最後、ゆいレール展示館のアクセスや展示内容のご案内と、空港食堂での食事レポートをお届けしてまいりました。

次回は、ついに羽田に戻り、ビジネスクラスで台北へと向かいますが、実はここでトラブルが。

詳細は次回お届けしますので、乞うご期待です!

 

 

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今回の台湾旅行、次の記事は羽田で起きたトラブルについてです。

よく映画なんかで飛行機に乗り遅れそうになって、地上係員さんに連れられてダッシュする映像があると思うんですが、アレを実際に体験してしまいました!

以下のページで詳しくご紹介していますよ。

 

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