東京ディズニーランドの兄弟パーク【マジックキングダム】を回ったWDW旅行7日目
3. キューラインが最早アトラクション「ピーターパン空の旅」
これはアトラクション自体は日本とまったく同じ。
おなじみの上にあるレールから吊り下がった船に乗って、空中を飛んでいるような気分になりながら、下の方にあるジオラマやアニマトロニクスを見て回るアトラクションです。
日本との違いはキューライン。
ファンタジーランド拡張に合わせてキューラインも増設され、インタラクティブなエリアができました。
インタラクティブゾーンでは、物語序盤のウェンディたちの部屋の中に入ることができます。
そこでは、自分の影を使ってベルを鳴らしたりといったインタラクティブ要素がある他、
ティンクがそこら中を飛び回ってイタズラして回る様子を見ることができます。
まさに物語通り、影でイタズラをしたりティンクが悪さをしたり、といった様子を自分も登場人物になって体験することができるわけです。
どこかのミュージアム的なところにあれば、子供たちが一日中遊んでいそうな仕組みがキューラインの途中にある、というのはさすがです。
4. 早いけど低い「ビッグサンダー・マウンテン」
こちらは世界各地のパークで同じものが1つとして無いという、珍しいアトラクション。
マジックキングダムのものも例外なく、他のパークとは違うレイアウトになっています。
コース中には大きなドロップなどはなく、ひたすらハイスピードで旋回を繰り返す構成ですが、実は日本のものより最高速度が上がっています(TDL版約40 km/hに対し、MK版57.9 km/h)。
ただ、コースレイアウトが平地でのターンを中心に構成されていて、やや単調。
逆に言えば、お子様やコースターが苦手な方でも楽しみやすい仕様になっています。
キューラインはやはりインタラクティブ化されていて、鉱山に風を送る機械を回してみたり、古いテープレコーダーが回っていたり。
以前よりも装飾が増えて、ゴールドラッシュ時の鉱山とはどういうところだったのか、その事務所の雰囲気はどんな感じだったのか、といったことが感じ取れるようになっています。
これからライドに乗って送り込まれるのがどんなところかわかるのも、良い感じ。
5. 内容はほぼ同じなのに違和感だらけの「スプラッシュ・マウンテン」
こちらも、パークごとに少しずつ特徴が異なるアトラクション。
日本のものとオーランドのものは比較的似通っていますが、それでも幾つか違いがあります。
まず、ライドに乗り込む地点が外。
これは日本が特殊で、雨の多い気候を考慮して屋内に作られているんだそうですが、やはり日本のライドになれいてると、屋外で乗り込むのはちょっと違和感があります。
さらにコースの構成が違います。
日本のコースは、
乗車地点(屋内)
↓ちょっとだけ屋内パート
↓屋外に出て滝壺の周りを回る
↓屋内パート
↓屋外パート(高いところに出て、滝壺の裏側へと進んでいく)
↓屋内パート
といった流れで進んでいきますが、オーランドのコースは
乗車地点(屋外)
↓滝壺と同じ高さの屋外パート
↓高いところの屋外パート
↓屋内パート
と、屋外パートが一通り終ってから、アトラクションのストーリーが始まる構成になっているんです。
オープン時期が比較的近い2つのパークで、なんでこんな違いがあるのかはよくわからないのですが、完成度としては後でできた日本のほうが高め。
途中のアニマトロニクスゾーンも含め、オーランド版はやや深みが足りない印象です。
が、キューラインも含めて全体的に「なんか違う」アトラクションですので、日本で何度も乗ったことがある方は、比べてみると楽しいかもしれません。
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