ハリウッドスタジオのアナ雪のショー「For the First Time in Forever: A Frozen~~」は英語がわからないとイマイチ…?
こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。
今回は、フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド(以下WDW)にある4大テーマパークの1つ、ハリウッドスタジオ(以下HS)のショー「For the First Time in Forever: A Frozen Sing-Along Celebration(生まれてはじめて: アナと雪の女王みんなで合唱パーティー!)」をご紹介していきます。
日本でもアメリカでも大人気のアナと雪の女王をテーマにしたショーということで期待が高まりますが…。
残念ながら、その人気にあやかった急造のショーという印象を否めません。どういうことなのか、その詳細をご紹介していきますね。
- 英語必要度 ★★★★★ 内容を知っていても、英語がわからないとかなり厳しい。
- 予習必要度 ★★★★★ そもそも「みんなで歌おう」がテーマなので、歌は予習すべし。
- オススメ度 ★☆☆☆☆ よほど時間が余っていたら。
残念ながら、キャラクターが名場面を演じるような「ショーらしい」シーンはほとんどなくて、脇役キャラクターたちの夫婦漫才で大半の時間が過ぎていきます。なぜかアナとエルサが登場する時間も長くない、なんとも不思議なショー。よほどのアナ雪マニアか、アナ雪と聞けば居ても立ってもいられないお子様がいらっしゃる、といった事情がない限り、「時間が余ったら見る」くらいの感覚で良いと思います。
1. Frozen Sing-Along Celebrationの基本情報
まずは、「For the First Time in Forever: Frozen Sing-Along Celebration」の概要や混雑状況など、基本的な情報をご紹介していきます。
ショーの内容はもう少し下で!
1.1 Frozen Sing-Along Celebrationの概要
このショーは、アナと雪の女王の興行的な大成功を受けて開始されたもの。
初演は2014年7月です。
アナ雪の日本での公開は2014年3月、アメリカでも2013年11月ですから、かなり早いタイミングで公演されたショーだということがわかりますね。
その後、アナ雪人気が拡大するとともに、このショーも世界のディズニーパークへと輸出されていきます。
アナハイムのディズニーランド・リゾートにあるカリフォルニア・アドベンチャーに導入されたのが2015年1月(すでに廃止)。
その後、
- 2015年6月にディズニーランド・パリ(すでに廃止)
- 同じく2015年6月に香港ディズニーランド(すでに廃止)
- 2016年5月に上海ディズニーランド
に導入されています。
というわけで、日本を除くすべてのディズニーリゾートに導入されたこのショー。
そもそも期間限定としていたパークも多く、ほとんどが現在までに廃止されてしまっていますが、ハリウッドスタジオと上海ディズニーランドにのみ現存しています。
ハリウッドスタジオでは当初期間限定の予定が、上演する劇場を変更して4年以上にわたって上演を続けられています。
約30分と、そこそこ長尺のショーですが、そのほとんどが進行役のおっちゃんとおばちゃんの夫婦漫才で展開する、というなんとも不思議な内容。
音楽が流れるシーンでは、カラオケのように字幕が表示されますので、それに合わせて「みんなで歌おう!」という趣向になっています。
1.2 Frozen Sing-Along Celebrationの混雑状況
すでに映画公開から4年弱、ショー開始からも3年ほどということで、混雑はかなり落ち着いている印象です。
この日は5月中旬という比較的混雑の少ない時期の日曜日でしたが、15分前でも十分に入ることができる状況でした。
今回は20分前に並びはじめて、こんな位置取り。
混雑日でも30分前で十分かな、といった印象です。
ただし、お子様の来園が多い日ですと状況が変わる可能性もありますので要注意。
なお、スタンバイ列は屋根のない屋外に形成されますので、長時間待たれる場合は熱中症対策を十分にしておきましょう!
Fast Pass+にも対応。座席のエリア分けはなくて、Fast Pass+の方を先に入場させ、ショー開演の15分前を過ぎたらStandby客を入れる、というシステムです。
というわけで、前列で見たければFast Pass+が必須。
グループ分けは人気アトラクションが少ないグループ2(B)の方ですので、他に取りたいアトラクションがなければこのショーに回してしまっても良いかもしれません。
ただし、時間の効率で言えばインディ・ジョーンズのショーやタワー・オブ・テラーを優先すべき。
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2. ショーの内容
ショーの内容と言っても、それほどご紹介することがありません…。
ショーに登場するのは5人。
上の写真で右から
- クリストフ
- アナ
- エルサ
まではおわかりですよね。
その左にいる2人は…?
最初に登場したときは、お城の従者であるカイとゲルダかな、と思ったのですが、ゲルダが太すぎるので違います。
余談ですが、カイとゲルダという名前は、原作(と言ってよいのかわからないくらいにぜんぜん違う話ですが)の「雪の女王」の主人公たちの名前。こんなところで原作リスペクトとは、ステキです。
おそらく彼らはショーのオリジナルキャラクターで、お城に仕える2人とのこと。
ショーの大半は彼ら2人だけで進行していきます。
主要キャラクター3人を揃えておきながら、なぜか主要キャラは出し惜しみをするという、なんとも不思議なショーの構成。
2人はかけあい漫才のようにして、アナ雪の大まかなストーリーを映像を交えながら紹介していきます。
基本的には男性がボケ、女性がツッコミで、比較的簡単な英語で話していますので、聞き取れて理解さえできれば笑えて面白いのですが、それがわからないとショーの大半はアナ雪のダイジェスト映像を見るだけという、なんとも残念な状況におちいります。
要所要所では、名曲をみんなで歌いますが、その場面でもキャラクターが歌うでもなく、カラオケ映像を流しているだけ。
うーん…。
「生まれてはじめて」や「レット・イット・ゴー」などを歌い、かけあい漫才を楽しみ、最後にアナとエルサが揃って大団円。
ラストシーンでは、唯一の客席への仕掛け。上から雪の代わりに泡が降ってきます。
というわけで、正直な感想を申し上げますと
- ハイクオリティなショーを期待しているなら見る価値なし!
- アナ雪のキャラクター目当てなら、ここで時間を無駄にせずEpcotのキャラグリに行くべし!
というわけで、わざわざこのショーを見る価値はあまり無いかと。
唯一、みんなと一緒に合唱できれば十分に楽しむこともできると思いますが、前方の画面に表示される歌詞はもちろん英語。
日本語で歌うにも、全部暗唱するか歌詞カードを持っていくことが前提になります。
見るなら予習を十分に!
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この日、このあとはトイ・ストーリー・ミッドウェイ・マニアに乗りました。
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