生歌+サーカス+バレエ+ファイヤーダンス+ディズニーの最強布陣! 【フェスティバル・オブ・ライオンキング】at アニマル・キングダム
こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。
今回は、ウォルト・ディズニー・ワールド(以下WDW)4大パークの1つ、アニマル・キングダム(以下AK)のショー「フェスティバル・オブ・ライオンキング(Festival of the Lion King)」をご紹介していきます。
ライオンキングをテーマにしたショーではありますが、単にストーリーを追うだけのショーではなくて、4人の歌手がライオンキングの名曲を生で歌い上げつつ、それに合わせてトランポリンや空中ブランコなどのサーカス、ものすごく高度なファイヤーダンス、そしてバレエと人間の体を駆使したパフォーマンスが繰り広げられます。
ある意味、シルク・ド・ソレイユのライオンキング版と言っても過言ではない構成。
それぞれの技が極めて高いレベルにある上に、ショーとしての完成度も高いので、アニマル・キングダムに来たら必見ですよ!
この記事では、ショーの混雑状況や良い席を取る戦略、詳しい内容などを写真付きでご紹介していきます!!
- 英語必要度 ★★★☆☆ プレショーはひたすら英語なので戸惑いますが、メインショーは不要
- 予習必要度 ★★★☆☆ ライオンキングを知らなくても楽しめますが、できればサントラくらいは予習しておきたい
- オススメ度 ★★★★★ アニマル・キングダムに行く予定があるなら必見!!
アニマル・キングダムらしいショーってどんなものがあるんだろう、と考えるとなかなか思い浮かばないと思いますが、これを見たら、「これしかない!」としか思えなくなる、まさにアニマル・キングダムを代表するショーです。とにかく、個々の技のレベルが高い!!
カメラ故障のため、写真のピントがボケボケです。ご了承ください。
1. フェスティバル・オブ・ライオンキングの基本情報
まずは、フェスティバル・オブ・ライオンキングの概要や混雑状況、良い席を取るための戦略など、基本的な情報をご紹介していきます。
ショーの内容はもう少し下で!
1.1 フェスティバル・オブ・ライオンキングの概要
フェスティバル・オブ・ライオンキングは、1998年のパークオープンと同時にスタートしたショー。
その後、同名のショーが2005年から香港ディズニーランドでもスタートしていますが、こちらはやや内容が違っていてストーリーのあるミュージカル形式。
アニマル・キングダムのものは、ライオンキングの名曲5曲を生歌で歌いながら、それに合わせて操り人形やフロート、キャラクターが出てきたり、トランポリンやつり輪、ファイヤーダンス、バレエなどのパフォーマンスが繰り広げられる、ストーリー性の極めて薄いショーです。
その代わり、歌も体操もファイヤーダンスもバレエも、いずれも超一流の技術を持った方々が繰り広げますので、本当に感動モノ。
こんな技をテーマパーク内のショーで見せちゃっていいの!? というレベルのパフォーマンスが次々に繰り出されます。
ショーにはフロートも出てくるのですが、このフロートは1994年から1997年まで、アナハイムのディズニーランドで行われていたパレード「The Lion King Celebration」で使われていたフロートを流用したもの。
一部Festival of the Lion King向けに変更が施されていますが、基本設計はそのままのようです。
屋外パレードのフロートを屋内のショーでそのまま使ってしまうとは、かなりアクロバティックなことをしていますよね。
パークがオープンした当初は、ある意味仮設のような形で作られた、「キャンプミニーミッキー」というエリアに劇場が設置されていました。
その後、2014年にキャンプミニーミッキーが取り壊され、アバターエリアが建設されることになりましたので、アフリカエリアにシアターごと移設されています。
どう考えたってアフリカを舞台にしているライオンキングのショーが、アフリカエリアで上演されていない、ということがおかしかったので、キャンプミニーミッキーのゴタゴタが収まったことで、ようやくこちらも元サヤに収まったといえるのかもしれません。
キャンプミニーミッキーがなぜ作られたのか、といったあたりのお話は、アニマル・キングダムについてのまとめ記事でご紹介しています。
1.2 フェスティバル・オブ・ライオンキングの混雑状況
やはりパーク内では一番人気のショーです。
このため、混雑もかなりのもの。Fast Pass+は予約開始と同時に瞬殺される日も多いようです。
狙い目は、朝イチの回と最後の回。
どちらも昼日中に比べれば、混雑はややマシな回です。
ただし、それでもやはり混雑はしますので、スタンバイなら遅くとも30分前には並んでおきたいところ。
見られない可能性は十分にありますので、もう少し早く行動しておいたほうが確実です。が、1時間前だとさすがに気合い入り過ぎかも(Fast Pass+を所持していて、ベストなポジションで見たい場合は別です)。
開場は20分以上前に行われると思いますが、その時点で入場できるのはFast Pass+のみ。
Fast Pass+とスタンバイの座席が分かれていませんので、Fast Pass+の入場が完了してからスタンバイが入場、という形になります。
このため、スタンバイが入場できるのはかなり後になってからですので、早めに並んでしまうと待ち時間が長く感じるかも。
1.3 良いポジションを獲得するための戦略
まず、Fast Pass+を先に入場させて好きな席に座らせ、スタンバイは後から入場で余った席に着席、というシステム上、良い座席に座るためにはFast Pass+必須です。
Fast Pass+をゲットした上で、当日ショー開始時刻の30分以上前に並び始める必要があります。
まず申し上げて置かなければならないのは、このショーはメインステージを囲むように座席が配置されていて、どこからでも比較的見やすくなっています。
さらに、座席の傾斜が急なので、後ろの方でもしっかり全体を見渡せる設計。
よほどこだわる方、前方で迫力を味わいたい方でなければ、スタンバイで並んで後方の座席というのも選択肢に入ってくると思われます。
それでもこだわる方には、やはり座席の良し悪しがあります。
劇場はなかなかに複雑な構造になっています。
8角形のシアターのうち、4辺に座席を配置、残りの4辺は出入り口やフロート進入口など。
中央にメインステージを配置、というかたちなのですが、メインステージは座席の向きから45度傾いて設置されます。
このメインステージが正方形ではなく、長方形になっているため、見やすい座席というのが出てきます。
ベストなポジションは、以下の図で赤丸を付けた箇所。逆にここから離れれば離れるほど、やや見にくくなるという状況です。
入口側の最前列は混雑しますので、入場したら一目散に対角線側に進み、赤丸を付けたあたりの最前列に着席しましょう!
ちなみに、実際の客席は前列の方が横方向の客席数が少ない、三角形状になっています。近くで見たい方は最前列の通路より、中央で見たい方は少し後ろの座席の通路側の端がオススメ。
スタンバイで入場される場合は、図の右下側の入り口も開放されることがあります(基本的には開放されませんが、入場が間に合わない、車椅子利用などの事情があった場合)。
そちらから入場すると位置関係が変わってしまうので、ご注意ください。
今回は、並び始めたのが少し遅かったので、残念ながらベストポジションから遠い位置になってしまいました…。
そうするとどういう部分が見辛いのか、以下のレポートでご確認くださいね。
2. ショーの内容
それではいよいよ、ショーの内容をご紹介していきます!
2.1 プレプレショー
大体の着席が終わったら、誘導スタッフの一人が手遊びを教えに来てくれます。
両手をグーにしてトントンしたり、肩をたたいたり。そんな動きを組み合わせた簡単なダンスを教えてくれます。
何度も繰り返して覚えつつ、段々と速くなる振り付けに追いつけなくなり…
ショー開始前からちょっと疲れてしまいますが、アメリカだけあって周囲のノリもよくて、段々とヒートアップしてきますので、ショー開始前からものすごい盛り上がり!
この動きはショーの中でも使うことになりますので、この時間に覚えておきましょう!
2.2 プレショー
厳密にはここからショーが始まっているのですが、内容はほぼプレショー。
4人の歌手が現れて、メインショーに向けたトークを始めます。
これから先のショーはすべて、この4人の歌で進められるわけですが、その前に各座席エリアごとに役割をふっていきます。
座席が4ブロックに分かれていますので、それぞれのブロックごとにイノシシ、ゾウ、キリン、ライオンの4つの動物が割り振られます。
各ブロックから代表するお子様1人が選ばれて、「動物の鳴き真似してみて」といったやり取りの後、ブロックに座っている人全員で鳴きマネとポーズを決める練習をしていきます。
これもまた、ショーの後半で使うことになりますので、しっかり練習しておきましょうね。
お客さんいじりや笑いなどは特になくて、とても穏やかで優しい雰囲気のまま、メインショーに突入していきます。
少し幻想的な雰囲気に変わり、歌がスタートです!
この生歌がハンパない! 声量も高音の伸びも声のハリも、もう文句なしに抜群にうまいんです。原曲超えちゃっているんじゃないか、というレベル。
2.3 I Just Can’t Wait to Be King
まず1曲目は、I Just Can’t Wait to Be King。
ノリの良い音楽に合わせて、4つのフロートとメインステージが劇場内に入ってきます。
残念ながらキリンとゾウはキャラクターがいないので、動物を模した形。イノシシはプンバァ、ライオンはシンバが乗っています。
これら4体の動物はオーディオアニマトロニクス。動きはしますが、フロートの外には出てきません。
唯一ティモンだけはそこら中を動き回りますよ!
2.4 Hakuna Matata
2曲めはHakuna Matata。
曲に合わせて、猿の軍団が体操のパフォーマンスを披露します。
空中ブランコと鉄棒に、さらにトランポリンまで組み合わせたパフォーマンス。
これをハイテンポな音楽に合わせてリズミカルに、しかも猿っぽい動きでやるわけですから、ものすごい技量です。
ものすごい勢いでリズミカルにトランポリンで跳ねていたかと思えば、空中ブランコを使ったダイナミックなパフォーマンス。
これだけでショー1つ構築できるんじゃないかというくらいにハイレベルなパフォーマンスで、観客も大興奮!
座席は、この空中ブランコを横から見られるのがおそらくベストポジション。
今回は、そこから離れた位置なので、ややパフォーマンスが見辛い状況になってしまいました。
2.5 Be Prepared
続いてBe Preparedに乗せて、ファイヤーダンス。
もうこれ、あ然としてしまいました。
何といっても回転が尋常じゃない早さですし、繰り出す技のレベルが高すぎる!
ものすごいスピードで火の付いた棒を回しながら、かなりの高さまで投げてキャッチしたり、体に乗っけたり。
棒の片側についた火を、反対側にもつける際には、一度火を口に含んで反対側に付けたり、とにかく小技の一つ一つのレベルがめちゃめちゃ高い。
これまでにハワイの高級ホテルから街中まで、様々なところでファイヤーダンスのパフォーマンスを見てきましたが、そのどれよりも上手い。
しかも桁違いに。
コンテストがあれば上位確定レベルの技量を目の前で見ることができる。なんて贅沢…!
ディズニーは一体どこからこんな人材を引っ張ってくるのかわかりませんが、スゴいっす。
2.6 Can You Feel the Love Tonight
凄まじいファイヤーダンスを見せつけられたあとは、ちょっと落ち着いたシックな雰囲気になり、Can You Feel the Love Tonightが始まります。
パフォーマンスは2人のバレエダンサー。
ひとしきり美しいダンスを披露したあとは、飛びます。
このバレエもかなりの腕前なので、やはりそれなりのダンサーを雇っているものと思われます。
体操にファイヤーダンスにバレエに、と、1つのショーでものすごい贅沢!!
バラードは歌手さんたちも本領発揮といったところで、聞き惚れつつ見とれてしまう素晴らしいシーン。
2.6 The Lion Sleeps Tonight
最後はみんな出てきてThe Lion Sleeps Tonight。
何人かのお子様が選ばれて、皆で踊りながらぐるぐる回ったり、客席も一緒に踊ったり。ここでプレプレショーで練習した手遊びが大活躍です!
さらには動物の鳴きマネもここで本番。
観客参加型の楽しい雰囲気でフィナーレを迎えます!
怒涛の勢いで凄まじいパフォーマンスが繰り広げられてきたショーも、ここでおしまい。
終了後もフロートは残っていますので、フロートの前で記念撮影をしたりもできますよ!
ライオンキングというテーマを外してみても、体操とファイヤーダンスとバレエだけで、十分にお金を取れそうなレベルのショー。
それに生歌、しかもライオンキングというテーマも加わって、ショーとしてのまとまりも増した、まさに最高級のエンターテイメントと言っていいショーだと思います。
アニマル・キングダム訪問の際は必見ですよ!!
予習をするなら、少なくともサウンドトラックを。できれば映画自体の鑑賞をオススメします!
3. 次に読むのにオススメの記事
この日、このあとは同じくアフリカエリアの「ハランベ・マーケット」で食事をしました。
アメリカナイズされたアフリカ料理で、お米も食べられてよかったですよ!
詳しくは以下の記事でご紹介しています。
アニマル・キングダムの他のアトラクションについてや、1日でどれだけ回れるかなどの情報は以下のページにまとめています。
アトラクションの到着時刻、回った順番などもご紹介していますので、ぜひご参考に!
その他、WDWに関するすべての記事は以下のページにまとめています。あわせてご覧ください。
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