【麺屋一燈】🍜のお取り寄せは、雰囲気はよく再現できているけど味のレベルはお店に全く届かない! ― けど、口コミを読むより効率よく味の傾向がわかりますよ

2017年2月24日



こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。

新小岩にある、2時間待ちは当たり前の超行列店「麺屋一燈」のつけ麺をお取り寄せして食べてみましたのでレポートしていきます。

お店には何度も行ったことがあるのですが、「とみ田」と違ってお土産の販売は(通常期は)ありませんので、お店の外でいただくのは初めて。

美味しかったですし、味の雰囲気はよく再現できていると思うのですが、やはりお店で頂くときのような感動はありませんでした。その辺りの違いも含めて、詳しくご紹介していきますよ!

 

実は、お取り寄せのらーめんやつけ麺って、さすがにお店で食べるのと比べれば味は劣ってしまいますから「お店に行く代わり」にはならないのですが、行ってみたいお店が自分の好みに合うかどうか探るためには凄く良いんです。

お店に行く前にお取り寄せをすると、2倍お金がかかってしまうように思うかもしれませんが、実はコスパも良いんです!

そのあたりのお話は以前の記事に書いていますので、是非ご参照ください。

 

 

麺屋一燈とは

出身は、東池袋大勝軒系の「麺屋こうじ」グループです。

松戸の行列店「とみ田」の富田氏とは弟弟子の関係にあたる坂本氏が運営するお店。

とみ田が豚+煮干しをベースにしたガッツリこってりな傾向なのに対し、麺屋一燈は鶏白湯+煮干しという組み合わせで、濃厚系のつけダレながら重さのないタイプの味わいを提供しています。

麺はとみ田が運営する心の味製麺製です。

 

このようなサラブレッドとでもいうべき凄い血筋を引き、しかも時代を先取りした鶏白湯ベースのつけダレで男女問わずに美味しく食べられる味を提供しているお店とあって、2010年の開店後すぐに大人気店になりました。

現在でも2時間待ちは当たり前

食べログのラーメン部門では1位を獲得し続け、ラーメンデータベースでもとみ田に次ぐ2位を保っています。

 

かなり他店舗展開をしていて、新小岩には本店の他に二郎系の「ラーメン燈郎」、様々な創作つけ麺を提供する「つけ麺一燈」、煮干しガツン系を提供する「煮干し中華そば一燈」と合計4店舗があります。

さらに、お隣小岩駅には豚骨ベースの「豚骨一燈」。

以前は豚骨一燈を中心にその他地域にも広く展開していたのですが、現在小岩地域以外にあるのは台湾の麺屋一燈のみとなっています。

 

さて、そんな凄いお店のつけ麺を、お店で使っているスープや具材、麺をそのまま冷凍した形でお取り寄せしちゃいました!

これが美味しくないはずがないですよね。

 

 

パッケージと調理方法

宅麺.comで取り寄せた麺屋一燈のつけ麺

今回は、以前に食べた「とみ田」のお取り寄せと一緒に宅麺.comで取り寄せをしました。

届いた商品はこんな感じ。

スープと麺が別々に、それぞれ冷凍されて届きます。とみ田とは違ってお店で売られている商品ではありませんから、スープの入った袋にロゴなどの印字もなく、シンプルですね。

 

作り方のリーフレットも1枚付いてきます。

表面には内容物やオススメのトッピング、原材料名表記など。

 

裏面には作り方やコツなどが書かれています。

 

それでは、リーフレットに説明のある通りに作っていきます!

 

① 2つの鍋でお湯を沸かす

コレはまぁ、正直なところ一つの鍋でスープと麺の温めをやってしまっても良いのではないかと思うのですが、今回は一応、リーフレットの指示に従うことにして、2つの鍋でお湯を沸かします。

 

② スープを湯煎で温める

1つの鍋のお湯が沸騰したら、スープを凍ったまま、袋のまま投入して湯煎します。

湯煎時間は7~8分とのことですが、鍋が小さかったからかその時間では凍った部分が溶け切らず、10分くらい湯煎し続けました。

 

③ 麺を茹でる

もう1つの鍋のお湯が沸騰したら、麺を茹でていきます。

こちらは袋の封を破って、凍ったままの麺をゴロンと投入すればOK!

ほぐしつつ、7~10分茹でていきます。

前回はとみ田の湯で時間をやや短めに設定したところ、すこし生っぽさが残ってしまったので、今回はちょい長めの9分で。

 

④ トッピングを用意する

麺とスープを温めている間に、トッピングを用意しておきましょう。

鶏団子とメンマはスープの中に最初から入っていますので、用意すべきなのは小口切りの万能ねぎ、白髪ねぎ、茹でて固く絞ったほうれん草、海苔

ただ、せっかく家で楽にお取り寄せを食べようとしているのにいろいろ用意するのは面倒なので、今回はスライサーでシャシャシャっとやった長ネギのみ準備。白髪ねぎの代わりですね。

 

ついでに、つけダレを入れる器を温めておきましょう。

スープ用の鍋か麺用の鍋に入っているお湯のうち、余ってそうな方をつけダレ用の丼に入れて温めておきます。

 

⑤ スープを手鍋で沸かす

これはお店でも実際にやっている手法。

とみ田でもやっているのですが、とみ田の方はリーフレットにそうしろという指示がなくて、手鍋で沸かさずに食べたところ、やはりイマイチ。

麺屋一燈の方はリーフレットにキチンと「手鍋で沸かせ」という指示がありましたので、実際にやってみます。

 

湯煎でスープが完全に解凍されたら、鍋のお湯を捨てます。

スープの袋を破ってあいた鍋に中身を投入。

あとはやや弱めの火でスープを沸かしていきます。

軽く湧いてきたら、火を止めてスープは完成!

 

⑥ 麺を締める

麺を冷水で締めていきます。

この写真ではちょっと小さめのボウルの上にザルをおいて、冷水をためつつ麺を締めていっています。

手で軽くもみ洗いをしてぬめりを落としつつ、しっかり冷えるまで締めていきましょう!

熱盛りはこのあとに再度お湯をくぐらせることになります。ただし、麺の締まりが悪くなるのと、ややネッチョリするのであまりオススメはしません。

 

⑦ 盛り付けて完成!

最後に器に盛り付けて出来上がりです!

 

お湯の温め始めから、25分前後といったところ。時間こそかかりますが、茹でたり湯煎したりしているだけで、手を動かすことは殆ど無いので楽ちんです!

 

 

実際に食べてみる

スープは表面に少し油膜が張った感じで、見た目も一燈のお店で頂くものに近いです。

 

麺も、湯で時間を指定の範囲内でやや長めに取ったおかげか、表面はもっちりとしながらも中は弾力のある、お店で頂くときの食感に近いもの。

 

つけダレにつけて頂くと、鶏白湯と節が濃縮されたような旨味と甘みに、煮干しの良い香り。

雰囲気はまさにお店で頂くあの味そのもの!

 

そこらのつけ麺屋さんに入ってこのレベルのものが出てきたら大喜びなのですが、それでもやはり、本店の味と比べるとかなり劣っています。

  • スープは全体的に風味が弱い(一度冷凍しているので香りは飛びがち)
  • スープにあとちょっとパンチが足りない
  • 麺は小麦の香りが飛んでしまっている(これも冷凍なのでしかたない)
  • コシももっちり感も、あと一息お店には届かない

といった感じで、ちょっとずつなんですが全体に弱いんです。

でも、本当はこの「ちょっとずつ」がとっても大事。この少しの差によって、つけ麺を食べたときに感動できるかどうかが決まります

 

味の傾向の再現性が凄く高いことには違いありませんので(お店のスープをそのまま冷凍したものですので当たり前ですが)、この味を気に入られてお店に行けば、感動どころか椅子からひっくり返るくらいの勢いで驚かれるはず。

やはり、お店に行く前に試しに食べてみるものとして、お取り寄せは最適です!

 

「麺屋一燈に行ってみたいな」と思ってはいるものの、長い行列に並んで美味しくなかったらどうしよう…と悩まれている方は、まずはお取り寄せで食べてみるのがオススメです。

この傾向の味がお好きだとわかれば、お店に行ったら間違いなく幸せになれますよ!

麺屋一燈のお取り寄せは宅麺.comで入手できます。

宅麺.com

一品だけ注文すると送料が割高になってしまうのですが、幾つかまとめて注文をすれば電車賃より安くなるはず!

 

 

シメのスープ割り

せっかくなので、残ったスープを割って最後まで楽しみます。

割りスープは煮干しとかつお節で適当に作ります。

つけダレを沸かしたときの、鍋にこびりついた部分をお湯に溶かしつつ、かつおと煮干しを投入してしばらく温めます。

煮干しを入れているので沸かさない程度に。ただし、かつおの華やかな風味は飛ばしてしまいたいので、ちょっと長めに温めます。10分くらい。

出来上がったものを残ったつけダレに注いで、スープ割り完成!

これ、めっちゃ美味しいです!

お店で頂くスープ割りに似てる。その場で出汁を引いたことで、香りなども少しグレードアップして、もとのつけダレよりお店に寄せることが出来たような気がします。

自宅に煮干しやかつお節を常備されている奇特な方がいらっしゃいましたら、是非お試しください!

 

 

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らーめんって体に悪そうなイメージですが、実はある工夫をすれば、むしろ健康に良い食べ物なんです。

どんな工夫をすればよいのか、以下のページで詳しく解説しています。

 

 

らーめんらーめん

Posted by ricebag