台北の中心部に近い中山で、3,000円台個室風呂付ながら評判の良いホテルに宿泊!【2017年9月台湾旅行記⑤】

2017年10月3日



こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。

台湾で、中心部の台北駅にもほど近い「中山」駅近くにある、1泊3,000円台で個室風呂トイレ付と格安ながらも評判が極めて良いホテルに宿泊してきましたので、レポートしていきます!

台湾は日本より物価が安いとはいっても、台北のホテル事情はなかなか厳しいものがあります。

1,000円台、2,000円台は相部屋のユースホステルばかりですし、3,000円台では個室で専用の風呂トイレが付いていても、評判が悪かったり中心部から遠かったり、といったホテルばかり。

そんな中で、中心部で評判が良くて格安、という貴重なホテルを発見しました!!

 

 

1. 鴨川旅館の基本情報

今回宿泊したのは、MRTの中山駅から徒歩10分弱のところにある「鴨川旅館(Yuichan Hotel)」。

ExpediaやGoogleなど各種レビューサイトのどこを見ても、やたらと評判が良いのに3,000円台~でバス付個室に宿泊できる格安ホテルです。

 

1.1 鴨川旅館のアクセス

鴨川旅館は、松山新店線、淡水信義線の松山駅から徒歩10分弱または淡水信義線の雙連駅から徒歩5分ほどのところにあります。

交通の拠点となる台北駅までも徒歩で20分ほど。電車に乗れば1駅。

さらには、観光スポットである故宮博物院士林夜市西門中正記念堂象山台北101の最寄り駅にも電車1本で行けるという、交通至便な立地。

 

中山駅から向かう場合は、ほとんど大通りでホテルまで行くことができます。

3番出口を出たら東に進み、最初にぶつかる大通りを左折。しばらく北上して、右斜め方向に裏道にはいったら、そこからは徒歩1,2分ほど。

裏道ではありますが、夜でもそれほど危険な香りもなく(といっても女性の独り歩きは避けるべきだと思いますが)、比較的安心な立地。

 

ホテルの外には鴨川旅館のネオンサインが出ていますので、地図さえあれば問題なくたどり着けると思います。

鴨川旅館のネオンサイン。かなり目立つ看板ですので、見落とすことはないはず。

 

近隣にコンビニはありますが、日本人が気軽に入れそうな飲食店(特に遅めの夕食)は見当たりませんでしたので、その点は要注意。

中山駅付近まで出ないと、食べる場所はないかもしれません。

 

1.2 鴨川旅館の価格帯

今回は金曜日の宿泊があったこともあり、2泊で諸税込9,000円ほどとなってしまいました。

が、週末をはさまなければ、1泊あたり3,000円台で十分宿泊可能です。

今回はExpediaで予約をしましたが、どの予約サイトを使ってもほぼ同じ金額です。

 

どのホテル予約サイトを見ても、やたらと評判が良いのもポイント。

これだけ評判が良くて立地も良くて、なおかつ価格も安いとなれば、相当おトクなホテルのように思えます。

 

 

2. 鴨川旅館の宿泊レポート

というわけで、実際に宿泊してみましたのでそのレポートをお届けしていきます。

 

1階にあるフロントに着くと、すぐさま「2泊する日本人か?」と聞かれ、そうですと答えるとすぐに手続きをしてくれました。

パスポートの確認だけして、鍵を渡されます。

1フロア4部屋、7フロアの小さなホテル。

今回は7階のお部屋だったので、エレベーターで7階に上がります。

 

部屋の中はこんな感じ。

ベッド。ダブルサイズのベッドです。照明は全て枕元のコントローラで調節可能。ラブホっぽい…。
家具類。テレビ、冷蔵庫、湯沸かしポット、ドレッサー、ワードローブまで付いています。かなり広々とした部屋!

ベッドはかなり硬めのボンネルコイルで、寝心地は決してよくありませんが、この値段でこのクオリティなら満足。

廊下からの音や隣の部屋の音は、カプセルホテルかと思うほどダダ漏れ。同じフロアにうるさい方がいると、キツいかもしれません。

このホテルに限らず、アジア圏への旅行では常に言えることですが、耳栓は必須です!

1フロアに4部屋しかないのがせめてもの救い。うるさい方と同じフロアになる可能性が減るというのは、小規模ホテルのメリットですね。

 

その他、集中管理になっているのか、エアコンの温度設定を変えてもいつの間にかもとに戻っていて、部屋がやたらと寒くなります。

リモコン表記で室温が24.5度付近。日本人の感覚だとかなり冷やしすぎな温度だと思いますので、寝るときに羽織れるものを持っていったほうが良いかも

レインウェアは雨具にも防寒具にもなるので便利です。

ベッドの他にテレビ台、冷蔵庫と湯沸かしポットのある棚、ドレッサー、ワードローブまであります。

値段の割に広々として良い感じ

ペットボトルの水も600ml×2本置いてありますので、わざわざコンビニで購入する必要はありません。

 

 

バスルームはこんな感じで、しっかりとバスタブまであります。

バスルーム。トイレ、バス一体型でバスタブもあります。シャワーはフロアで使うことを想定?

バスタブはかなり上げ底なので、シャワーはやはりバスタブの外で浴びることを前提にしているのでしょうか。

バスタブ。かなりの上げ底になっていて、バスタブの中に立つのはちょっと不安な感じ。

 

備え付けのディスペンサーにはシャンプーとボディソープ。

ディスペンサーは2つ。ボディソープとシャンプーが入っています。リンスやコンディショナーはありませんので、必要な方は持参を。

アメニティは歯ブラシ、カミソリ、シャワーキャップ、クシがあります。

アメニティとドライヤー。歯ブラシ×2、シャワーキャップ、クシ、カミソリがあります。

 

ドライヤーも備え付け。

トイレは音が漏れるからか、びっくりするほどの静音タイプ。

1分ほどかけてゆっくりゆっくり排水したあと、再びゆっくりと給水していきます。
下手な使い方をするとすぐ詰まりそう。

隣に大きなゴミ箱が置いてあるのは、おそらくそういうことでしょうね。

 

Wi-Fiも完備されていて、メールチェック程度ならまったく困ることのない速度が出ています。

動画をご覧になったりする場合には、 レンタルWi-Fi等あったほうが良いかもしれません。

 

 

総じて、夜寝るのに困らない設備が整っていますし、不快になるようなポイントが無いというのもポイントです。

至って普通のホテルなのですが、低価格で嫌な気分にならないホテルというのは極めてレア。

 

今回は宿泊日に土曜日を含んでいたのと、税金が結構加算されるので2泊で9,000円を超えてしまいましたが、日程が良ければもっと安いはず。

この金額なら立地も良くて清潔感もあり、フロントの対応も良い、かなり良いホテルですのでオススメできます。

今回はExpediaで予約をしましたが、他にもHotels.comなど各種ページで予約が可能です。

 

 

3. 次に読むのにオススメの記事

台北到着日の翌日は、ツアーで太魯閣という、水墨画のような世界を堪能できる大渓谷へと行ってきました。

詳しい様子や格安ツアーのご紹介は、以下のページで!

 

今回の台湾旅行については、1月の台湾旅行と一緒に以下の記事にまとめています。是非あわせて御覧ください。