東京ディズニーランドの兄弟パーク【マジックキングダム】を回ったWDW旅行7日目
13. スティッチエンカウンター
訪問日はちょうどメンテナンス中だったのですが、ここにしかないアトラクションですので、8年前の記憶を頼りに書いてみます。
もともとはエイリアン・エンカウンターとして登場したアトラクション。
遠景に配置された座席に座ると、頭上からループコースターのような肩を押さえつけるハーネスが降りてきて、体を固定されます。
その状態で部屋が暗くなり、エイリアンが脱走したという設定を楽しむホラーアトラクションでした。
ディズニーにしてはかなりガチのホラーで、気味の悪い演出が多かったアトラクション。
体の近くをエイリアンが通過して、その様子がハーネスを通じて伝わってきたり、耳元に呼吸を吹きかけられたり、背中を突っつかれたり。
視覚に頼らず、聴覚、嗅覚、触覚だけを使ってリアルな体験をできるアトラクションとして、非常に良くできてはいたのですが、気味の悪い印象しか残らないアトラクションでしたのでディズニー的には大不評。
ディズニー的には世界展開したかったようなのですが、あまりの評判の悪さで早々に撤回されてしまいます。
エイリアン・エンカウンター自体も閉鎖されてしまい、そのシステムを利用してディズニーキャラクターの登場する内容に変更されたのが、このアトラクション。
というわけで、スティッチに変更されてはいますが、気味の悪さは相変わらず。
同じように息を吹きかけられたり、しぶきが飛んできたり、ハーネスがガタガタ揺れたり。
スティッチがイタズラをしているという設定なのですが、あまり気持ちの良いイタズラではありませんので、やはり嫌な気分だけが残ります。
せっかくですので一度は体験していただきたいアトラクションではありますが、あまり期待はなさらぬよう。
と言いますか、気分を害されることを前提に挑むのが良いのではないかと思います。
スティッチは登場しますが、小さなお子様は号泣間違いなしですので要注意。
14. パレード
かつては日本のパレードが評判になったことで、日本だけが独自にレベルアップを続け、他の追随を許さないハイクオリティになっていたのですが、そのノウハウがフィードバックされたのか、海外ディズニーのパレードもクオリティが大幅に向上しています。
かなり工夫をこらしたフロートが多く、揺れるハンマーに乗ったヘラクレス達や、
華やかなフロートのアナ雪、
フレームで構築されたドラゴン状態のマレフィセントなど、
いずれもハイクオリティ。
全体的な統一感と言いますか、テーマには欠ける印象ですが、見ていてとってもたのしいパレードです。
暑さど真ん中の時間帯に開催されますが、何とか観覧を。
良いポジションは各種デザートパーティー等の専用鑑賞エリアになっていたりしますので、ご注意ください。
日本ほどの場所取りは必要ありませんが、遅くとも15分前にはパレードルートに到着できると良いと思います。
15. 魅惑のチキルーム
世界各地のパークに設置された、ベンチシートに座って頭上で繰り広げられる、鳥型のアニマトロニクスたちのショーを楽しむアトラクション。
日本のアトラクションはオリジナルから「ゲット・ザ・フィーバー」バージョン、スティチバージョンへと2回プログラムを変更していまして、他のパークでも撤去されてしまったり、プログラムが変更されてしまったり。
オーランドのものも一度プログラム変更がされているのですが、現在はオリジナルのバージョンに戻っています。
というわけで、実はオリジナルのチキルームが見られるのは、世界でもここだけ。
日本ではゲット・ザ・フィーバーのバージョンが盛りだくさんで楽しかったので、それと比べるとやや物足りない内容ではあります。
が、ウォルト・ディズニーが設計したもので現存する数少ないアトラクションの1つですし、当時の時代を考えればこれだけ多くのアニマトロニクスが音楽に同期して動くということの凄さ、ディズニーのこだわりを強く感じることができるアトラクションです。
特に、TDLに古くから通われている方は「懐かしい!」と思えるプログラムですので、懐古に浸りたい方、ディズニーのアトラクションマニアの方はぜひ。
いよいよラスト! 次ページは、日本と大幅に違うスペース・マウンテンなどをご紹介。
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