ビーズはダメ!? ネックピローを選ぶ3つのポイントを詳しく解説!

2017年10月5日



こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。

 

長時間の飛行機やバス旅には欠かせない首枕「ネックピロー」。触り心地や揉み心地だけで選んでしまっていませんか?

実は、触り心地で選んでしまうと、眠りにくいネックピローを購入してしまいがちなんです。

 

今回は、眠りやすい実用的なネックピローを選ぶための3つのポイントと、それらを満たすオススメのネックピローを、詳しくご紹介していきます。

そのポイントというのは、こちらの3つ。

ネックピロー選びのポイント

 

  • 首をしっかり支えてくれる
  • クッション性が良い
  • 場所を取らない

 

それでは、早速見ていきましょう!

 

 

1. ネックピローは眠るためにある!

ネックピローというのは、首の周りにつけるU字型の枕です。

夜行バスや飛行機の長距離国際線など、移動に長時間かかる際には欠かせない、睡眠グッズの1つですよね。

 

旅行の移動手段である夜行バスや飛行機では、しっかり睡眠を取っておかないとその後の旅行や、帰宅後の生活に響いてしまいます。

普段寝ているベッドや布団とは比べ物にならないほどに寝づらいバスや飛行機のシートですが、そんな環境でも何とかしっかりと眠るために使うのがネックピローです。

 

主に「眠った状態」で使うものですから、使用中は体の筋肉も緩み、普段起きている状態とは全く違う状態になっています。

お店でネックピローを色々触ってみたりしている状態とは、全く違うのです!

ネックピローを選ぶ際には、それを使って眠っている状態を想像しながら選んでいかないといけません。

「触り心地で選んではいけない」というのは、こういう意味なのです。

 

 

2. ポイント1: 首をしっかり支えてくれるものを選ぼう!

まずは、電車やバスに乗って座った状態で、眠っている状況を想像してみてください。

首を支えているのが辛くなって前や後ろ、横に傾いてしまいがちですよね。

そのまま首が傾いていくと、バランスが崩れて体も傾いてしまったり、そのせいで「ガクンッ」となって起きてしまったり。

 

このようにして「首が大きく傾いた結果として眠りが浅くなってしまうのを防ぐ」のがネックピローの役割です。

つまり、ネックピローは首が傾きすぎない程度に支えてくれるものでないといけないのです。

 

ネックピローが柔らかすぎると、首を支えきれずに大きく傾いてしまいます。

したがって、ある程度の硬さがあるか、あるいはしっかりとした芯が入っているか、といったポイントを見極める必要があるのです。

 

これが、「ビーズタイプはダメ」と言っている理由です。

ビーズタイプは柔らかすぎて、首や頭の重さを支えきれずにペタンコになってしまいます。

経年劣化も早くて、比較的短期間でヘタってしまいます。

肌触りや柔らかさはバツグンなのですが、眠るのには向かないのです。

 

 

3. クッション性が良いものを選ぼう!

やはり、眠る際には首や顔を優しく支えてくれるような、柔らかなものを選びたいところです。

前の項目で述べたことと矛盾しているように見えるかもしれませんが、実はそうではありません。

 

芯がしっかりしていて、顔や首に当たる部分には柔らかくクッション性のある素材を用いているネックピローを選べばよいのです。

あるいは、固めのネックピローに柔らかいクッションを組み合わせて使っても良いかもしれません。

 

いずれにしても、肌に触れる部分には妥協しないのが鉄則です!

 

 

4. 場所を取らないものを選ぼう(優先順位は低め)!

最後に、旅行に持っていくものですから、場所を取らないものを選ぶべきです。

できれば空気で膨らませるタイプのような、使わないときは小さくたたんでおけるタイプが理想です。

 

ただ、よく考えてみると、このポイントはそれほど重要ではないことがわかるはずです。

ネックピローを使うのは、飛行機に乗っている間だけ。つまり、空港から空港の間でしか使いません。

ということは、空港で荷物を預けるときにスーツケースからネックピローを取り出し、現地に到着してスーツケースを受け取ったらスーツケースの中にネックピローを放り込んでしまえば良いのです。

こうすれば、デカいネックピローを持ち歩いて「邪魔だな」という感覚にはならずに済みます。

 

最近、ビーズタイプを始めとして「折りたためない」ネックピローが流行しているのには、こんな事情があるんです。

 

 

5. オススメのネックピロー

それでは、これらのポイントを踏まえた上でオススメのネックピローをご紹介していきます。

 

5.1 価格よりもスペースよりも、寝心地を重視したい方は

寝心地重視の方には、テンピュール製のネックピローがオススメ。

別記事でもレビューを書いていますが、とにかくガッシリとしていて首をしっかりホールドしてくれるのに、顔に当たる部分は柔らかでとっても寝心地が良いんです!

 

ただし、

  • 値段が高い(定価8,640)
  • デカい

といったデメリットもあります。

 

こうしたデメリットよりも寝心地を重視したい方は是非お試しください。決して損はしませんよ!

5.2 低価格、省スペースを重視したい方は

やはり空気でふくらませるタイプが便利。

ただし、100円均一で売られているようなものは、人の首の長さや太さに対するあわせこみが甘かったりしますので、旅行用に用いるのにはオススメできません。

 

やはり、人の体や寝方にあわせてしっかりと作られているものがオススメ。

  • 首の後ろに支えがある
  • Uの字の開いている部分が広がりすぎないように留め具が付いている
  • 膨らませやすいように手動ポンプを内蔵している
  • たたんだ状態で固定できるよう、ポーチなどが付属している

といったポイントを抑えているものがオススメです。

 

例えば、以下のような商品。

ただし、空気で膨らませるタイプは肌に接する部分のクッション性がイマイチです。

これに100円均一で売られている、小さなビーズタイプのクッションを組み合わせるのがオススメ!

ネックピローと顔の間にビーズクッションを挟むことで、寝心地や肌触りが大幅に改善します。

 

5.3 机に突っ伏したり、前のめりに寝た方がよく眠れる方は

デスクに突っ伏して眠ったり、椅子に座った状態で前のめりに眠ったりしたほうがよく眠れる方もいらっしゃいますよね。

そんな方には、実はネックピローは不向きなんです。

あごのところは開いちゃっていますし、ネックピローの向きを変えてもそれほど下をむくことができません。

 

下を向いた状態で、体ごと支えてくれるような枕のほうが眠りやすいはずです。

実は、そんな方のための枕があるんです。

別記事でもレビューをしていますが、抱え込んで眠るための、少し大きめのエアーピローが販売されています。

かなりしっかりフィットして寝心地も良いので、うつ伏せ派の方は是非お試しください!

 

 

ネックピローの目的や、どうすれば寝やすいのか、といったイメージを明確に持って、ぜひとも眠りやすい旅行用枕を選択してくださいね。

 

 

6. 次に読むのにオススメの記事

ネックピローの他にも、騒音を遮断する耳栓、靴を脱いで過ごすためのスリッパ、オットマンの代わりに足を持ち上げてくれる足用ハンモックなど、用意しておくと機内で快適に過ごせるグッズがまだまだあります。

狭い機内で上手にリラックスする方法と合わせて以下の記事で詳しくご紹介していますので、しっかり準備をして長い長い空の旅を快適に過ごしましょう!

 

椅子に座ったまま眠るより、机に突っ伏して眠るほうが楽、という方はいらっしゃいませんか? そんな方には、飛行機の中でも突っ伏して眠ることができるうつ伏せ枕のほうが良いかもしれません。以下の記事ではそんなうつ伏せ体勢専用の枕をご紹介しています。

 

飛行機の中では、様々な光の変化があるもの。しっかりと光を遮断できるアイマスクをもっておかないと、眠りが浅くなってしまうかもしれませんよ。以下の記事では、きちんと光をすべて遮断できるアイマスクをご紹介しています。

 

その他、海外旅行の準備に関する記事は以下のまとめページからご覧ください。