国際線ラウンジとビジネスクラスは超リッチ! 羽田から台北へ【2017年9月台湾旅行記④】

2017年10月1日



こんにちは、ricebag(@ricebag2)です。

JALのビジネスクラスに乗って羽田から台湾の台北松山へと行ってきましたので、今回は羽田空港国際線サクララウンジの様子や、ビジネスクラスの機内の様子などをお届けしていきます!

国際線のサクララウンジと言えばビーフカレーが有名ですが、それだけではなく美味しいお料理がたくさん!

ビジネスクラスの機内食もさすがのクオリティでした。

 

 

1. 羽田空港国際線サクララウンジ

国際線のラウンジは、国内線とはわけが違います。

まず、国内線のサクララウンジとは違って「お金を払って入る」ということができません。

国際線サクララウンジに入ることができるのは

  • プレミアムエコノミークラス、ビジネスクラスまたはファーストクラスまたは定価でエコノミークラスに搭乗する方
  • ワンワールド・アライアンスのサファイア以上のランクを持っている方
  • ランク保持者およびファーストクラス搭乗者の同伴者

という限られた人のみ。

しかも、このうちファーストクラスに搭乗する方と、ワンワールド・アライアンスのエメラルドのランクを持っている方は、ファーストクラスラウンジに入ってしまいます。

このため、人が少なくて落ち着いた雰囲気に、沢山の食事が待っていますよ!

 

ちなみに、国際線サクララウンジがあるのは

  • 羽田
  • 成田
  • 中部
  • 関西
  • ホノルル
  • サンフランシスコ
  • フランクフルト
  • マニラ
  • バンコク

だけ。

この中でも国内空港のフラッグシップである羽田と成田は、やはり別格です。

調度品から料理まで、超ハイクオリティなものが揃っているんです!

 

羽田では出発ゲートのある3Fからラウンジ専用のエスカレーターに乗り、自動ドアを入ると受付があります。

そこで航空券やステータスカードなどを提示して、いよいよラウンジに入っていきます。

羽田のサクララウンジは4Fと5Fに分かれていて、このうち4Fはダイニングエリア。

ビュッフェ形式で様々な料理をいただくことができます。

ビュッフェ形式のお料理。和洋折衷で各種料理が揃っています。
国際線は機内食も出るのに、ついつい料理を取りすぎてしまいます。

 

特にJALのサクララウンジといえば、名物はカレーです。

サクララウンジ名物のビーフカレー。他のお料理とは一段違う美味しさです。

バランス良くまとまっていて、深みのあるビーフカレーが絶品。

ラウンジに入らないと食べられない、ある意味食べるためのハードルが極めて高い高級カレーです。

 

その他にも、海老餃子、シュウマイ、鶏の竜田揚げ、5種のきのこのスパゲティ、きのことポテトの和風スープ、トマトクリームスープ、サラダバー、自分で作るハムサンド、中華丼、メゾンカイザーのパン、トッピングし放題のうどんなど、メニューは盛りだくさん。

ついついとりすぎて食べすぎてしまいます。

いずれも高級レストランとまではいかないまでも、なかなかのクオリティ。

個人的にはトマトクリームスープがビスク風で、旨味が強いタイプだったので好みでした。

鶏の竜田揚げも、作りおきとは思えないほど柔らかでジューシー。それでいて油っこすぎず、生姜の香りが爽やかさすら演出しています。

 

きのことポテトの和風スープはゆずを香らせている、ということでとっても飲みたかったのですが、散々食べすぎてお腹がいっぱいなのと、このあとまだビジネスクラスの機内食というごちそうが控えていますので、今回は断念。

 

4階で一通り食事を満喫したあとは、5階に移ってゆっくり過ごします。

5階は食べ物持ち込み不可ですが、飲み物は同じものが揃っています。

あまり高いものではありませんが、アルコール類は白、赤、スパークリングの各種ワイン、甘口、辛口の日本酒まで置いてあります。

ドリンクバー。日本酒、ワイン、自動でグラスを傾けながら作ってくれるビールなど、各種揃っています。コーヒーももちろん、その場で豆を引いてくれるタイプ。

ソフトドリンクはトマトジュースやスカイタイムなど、基本的には国内線ダイアモンド・プレミアラウンジと同じ構成なのですが、一点違うのはトニックウォーターの存在。

瓶入りのもので、炭酸がキッチリ効いていて美味しいです。

冷蔵庫内のソフトドリンク。アイスコーヒーやアイスティーまで入っています。この他にも、炭酸飲料サーバーもあり。

あとは、おつまみにいつものあられミックスの他に、プロセスチーズとクッキーがあったりします。

 

5階はゆったりとした座席配置の中に、ソファや

5Fソファのエリア。プライバシーに配慮した独特の配置です。

飛行機を眺められるカウンター、

5Fの窓辺カウンター。4Fは飛行機が見えないのですが、5Fはかろうじて飛行機が見えます。

ビジネスデスクなど、

ビジネスデスク。ビジネス用の机に座り心地良さそうな椅子、デスクライトまで完備です。

静かに過ごせる環境が揃っています。

5Fのチェア。デザイン性も優れたチェアに、各席専用のライトも完備。

ドリンクバーはこちらにもありますので、4階で食事を済ませたら、5階に移動するのがオススメ。

 

他にもシャワーやマッサージチェアも国内線と違って空いていますし、非常に過ごしやすい環境です。

マッサージチェア。首から手足の先までしっかりともみほぐしてくれる、リッチなタイプです。

さすがに限られた人しか入れないラウンジなだけあるな、という印象。

 

十分に満喫して、飛行機へと乗り込みました。

 

 

2. ビジネスクラスで台北松山へ

さてさて、飛行機には優先搭乗で乗ることができますので、ちょっと早めにゲートへと向かいます。

たくさんの人が待っている中、先に乗り込むことができるというのはやはり優越感がありますね。

 

ビジネスクラスの座席は、前回松山へ行ったときと全く同じ。767-300型機でのフライトです。

ビジネスクラスのエリア。フルフラットではないので見た目のインパクトはありませんが、座席間隔がやたらと広かったり、いろいろと良いポイントは多いです。

リクライニングは3ボタン構成で、レッグレスト、レッグレストを伸ばす機能、リクライニングが全て独立に動きます。

ビジネスクラスの座席。ディバイダーでしっかりとプライバシーを保ちつつ、ゆったりとした作り。

テーブル、モニタはいずれもアームレストから取り出す方式。

エンターテイメントシステムはMAGIC Vで、映画はもちろん、音楽、マンガ、ゲームまで搭載。

 

機内食はかなり迷ったのですが、これまでの食事がかなり重かったので、和食にしてみることにしました。

ビジネスクラスのお食事メニュー。ブレブレですみません。和食と洋食から選択できます。

これが失敗で、どうやら洋食のほうが軽かった模様…。

 

まず最初に、食前の飲み物とあられミックスがやってきます。

ドリンクとスナック。ペリエとあられミックスです。ドライ納豆が消えた…?

食前からガラスのグラスで出てくるのは、ビジネスクラスならでは。

ペリエにもレモンが入っています。

 

ペリエを2杯ほど楽しんでいると、食事が運ばれてきました。

和食の全景。お味噌汁までしっかりとおわんに入ってきます。メインのお皿はもちろん陶器。割れるやつです。

和食は八寸のようなものをはじめとして、かなり盛りだくさんです。

前菜盛り合わせ。八寸のようなものから、各種小鉢まで様々です。

左上は野沢菜とたくあん。塩分が控えめで、上品かつ食べやすい味わい。

上段中央は季節野菜と茸の炒め物ポン酢おろし掛け。大量のおろしが乗っていて、秋の味覚をさっぱりと頂けます。

右上は豆乳豆腐の上に栗の甘露煮が乗ったもの。濃厚でトロッとした食感が見事。

左下は豚の胡麻和え。茹でた薄切りの豚肉をいくつも重ね、胡麻ダレがかけてあります。豚の冷しゃぶとミルフィーユカツ的な食感を組み合わせたような、面白いお料理。

右下は八寸。海老の煮物、鱈子昆布、鰊の甘露煮、玉子焼き、いかにうにを付けて焼いたもの、甘く煮た椎茸、みょうがの酢漬けです。いずれも高い技術で作られてはいるのですが、高級幕の内弁当的な渋い味付けです。

 

メインは鮭のしぐれ煮。

メインの鮭のしぐれ煮。季節の野菜などと一緒に煮込まれています。

ほろっとほどける柔らかな鮭の身に、各種きのこ、人参なども一緒にしぐれ煮にされています。美味しいのですが、やや味付けが濃い目。

その他に、ご飯と味噌汁が付いています。

 

美味しいことは美味しいのですが、前回食べたステーキのように低温調理などの飛行機らしい技は感じられず、全体的にお弁当を食べているような感覚でした

やはりビジネスクラスの食事は洋食のほうが良いのかもしれません。

デザートは定番のハーゲンダッツ。あわせてコーヒーも陶器のカップで提供して頂けます。

コーヒーとハーゲンダッツ。コーヒーも作り置きではなく、直前に抽出して頂けるので断然美味しいです。

 

 

3. 次に読むのにオススメの記事

台北では、台北駅から歩けるほどに交通の便が良くて、個室に風呂トイレまで付いているホテルで、しかも3,000円台ながら口コミの評判も良いという奇跡のようなホテルに宿泊してきました。

そのレポートは以下の記事でご紹介しています。

 

今回の台湾旅行については、1月の台湾旅行と一緒に以下の記事にまとめています。是非あわせて御覧ください。