天才を育てよう!
好きなことで自立できる子を育てる
自分の子供には幸せになってほしいですよね。
これは子を持つ親なら、誰しもが抱く願いだと思います。
では、「幸せな人生」ってどんな人生でしょうか。
幸せなのは、好きなことをやって、それで自立できる人生なのではないでしょうか。
自分の子供には「思いやりを持ってほしい」とか「優しい子に育ってほしい」とか、様々な願いを抱くことがありますが、これは幸せな人生を彩る、他人との関係性の中で必要となる「性格」の要素でしかありません。もちろんコレも重要なことではありますが、そもそも楽しく自立する、ということができていなければ、それらの性格的要素を持ち合わせていても、幸せな人生を送ることはできないでしょう。
自立できる=一流である
では、自立できるってどういうことでしょう。
自立できるというのは、言い換えれば自力で、自分が生きていくだけの稼ぎを得ることができて、自分自身で生活を営むことができる状態です。
これはすなわち、当人に生活力があって、かつ、仕事としていることについてプロである、一流であるということを意味します。
「好きなこと」で一流になれなければ、好きなことで自立はできないのです。
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好きなことはいつ定まるかわからない
それでは、我が子の「好きなこと」って、いつ定まるのでしょうか。
もちろん、小さな頃から好きなもの、好きなことがある子供も多くいます。しかしながら、そのうちの多くは成長の過程で興味が移り変わっていきます。
ライフワークにできるほど好きなことが定まるタイミングは、人によって様々。
早ければ3歳位でハマったことが、生涯大好きなまま過ごすという方もいらっしゃるでしょう。
一方で、定年退職して始めた趣味にどハマリしてライフワークになってしまった、という方もいらっしゃるかもしれません。
そう、「好きなこと」を確立する時期は、人によってあまりにもバラツキがあって、いつになるかわからないのです。
ですから、お子様がいつ「好き」を確立しても対処できるように、「どんなことでも一流になれる」教育を施さなくてはなりません。
どんなことでも一流になれる、これってすなわち「天才」ですよね。
というわけで、子を持つ親としては、我が子を天才に育て上げなければなりません。
もちろん、天才でなくても人脈やタイミングの良さなどで、好きなことでのし上がることができる人もいます。ですが、そうなれるかどうかは運です。我が子が幸せになれるかどうかを運任せにすることはできません。幸せになれる確率をできる限り高めるために、天才へと育て上げる必要があるのです。
好きなことで一流になるために
では、どんなことであっても、好きなことで一流になるために必要なこととは何でしょうか。
やることによって必要な能力は違いそうに見えますが、実はほとんどのことに対して共通している能力があります。
それは、「効率的に本質を見極める」力。会社員、研究者、医者、弁護士などにはもちろん、現象の本質を正しく捉えて、対処をする能力が求められます。
それだけではなく、例えばスポーツ選手であれば、なぜ記録が伸びないのか、なぜ勝てないのかという問題の本質を見極め、対策を打つ必要があります。芸術系であれば、人に伝わるような表現をするにはどうすればよいのか、考えなければなりません。
「効率的に本質を見極める」という文言をさらに深く考えてみましょう。
まず、何が問題なのかを発見する洞察力や観察力が必要です。
問題が見つかったら、その問題から本質へとたどりつくための論理力や推理力を持たねばなりません。
さらに、現実には問題を解決するための時間が限られていることも多いので、それらを素早く、かつ正確にこなしていく必要があります。
これらすべての能力を兼ね備えることで、常に自らの壁を素早く乗り越え続け、目の前の課題を効率的に解決していくことで、一流の人物へと成長することができます。
このように、何事に対しても他を圧倒するほどのスピード感と正確さをもって、本質を見極め、対処できる人こそが「天才」と呼ばれるようになるのです。
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これまでの教育法では天才は育たない
さて、そのような天才を育成するためには、どうすればよいのでしょうか。
1つ間違いなく言えることは、従来型の教育に頼っていては、天才が偶然生まれることはあっても、凡人を天才へと育て上げることはできない、ということです。
従来型教育は、学校教育であれ、学校外の教育であれ、網羅性を重視します。いわゆる「お勉強」に限らず、楽器やスポーツなどの習い事であっても、ある程度体系化された技術や知識を教えることが、良い教え方とされています。
もちろん、学問などを体系的に学ぶことは、知識を漏れなく身につけるためにも、知識の間のつながりを理解し、論理性を身につけるためにも重要なことです。
ですから、「学校には行かなくていい」と言うつもりは毛頭ありません。むしろ、しっかり学校に通って体系的な知識は身につけるべきです。そうすることで、「難関大学の入試を突破できるレベルまで学べば」という前提は付きますが、学校教育だけである程度の正確さと論理性を手に入れることはできます。
しかしながら、先程から述べておりますように、天才を育てるために必要なのは論理力や正確さだけではないのです。
観察力や推理力、素早さ、そして学校教育だけでは身につかないレベルの強い論理力を身につける必要があります。
そのために、この「てすろく天才育成帳」では、発想力やつながりを重視した、全く新しい家庭学習法をご提案しています。
基本的には週に1回1時間、「考える時間」というのを設けて、なにか1つのテーマについてただひたすら、本質にたどり着くまで考え抜くだけ。親御さんは、その思考の手助けをしてあげるだけで、いつしかどんなことをやらせても一流になるような天才を育てることができる、という方法です。
「考える時間」の詳細なやり方、進め方や親御さんのサポートの仕方などは、随時記事をアップロードしています。
また、我が子を天才へと育てる実験も実施中! 妊娠中から始まり、月齢を追うごとにどのような教育方針を取っているのか、その結果、どのような成長を見せるのか、随時実験結果をレポートしています。